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2015年3月23日 くろねこの短語
「まず9条は無理だろう。われわれはその前に『慣れる』ということが必要だと思っている」(船田元)。改憲に「慣れる」とはなんという言い草だろう。
いつのまにか春の甲子園が始まってたのか。かつては球春に胸ときめかせたものだけど、なんかいまひとつパッとしない高校野球ではある。
世の中も負けず劣らず雲行きが悪いんだが、それでも昨日は国会前の反安倍デモに約1万4000人の参加者があったってね。これってとてつもないニュースだと思うんだけど、TVではほとんどスルー。報道されなければ、どんなに重大な出来事でもなかってことにされちゃうのがこの国の在り様ですから、なべて世はこともなしってことになっちゃうんだよね。
・国会前の反安倍デモに物凄い人数が参加!!!約1万4000人!身動きが出来ないほどに!山本太郎議員や福島瑞穂氏なども駆けつける! new!!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5945.html
・「安倍政権に『NO』を」と集会 1万4千人参加、国会周辺デモ
http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015032201001536.html
そのくせ、レレレのシンゾーが防衛大の卒業式で訓示を垂れたなんてことは、しっかりニュースで流してくれちゃうんだからどうかしてます。この訓示の中で、集団的自衛権行使容認で戦争に巻き込まれるっていう批判に対して、「不安をあおろうとする無責任な言説だ。そうした批判が荒唐無稽だったことは、この70年の歴史が証明している」って性懲りもなくのたまってくれたってね。そりゃそうだ、戦後70年、この国に安倍晋三のような政治屋はいなかったんだから。
でも、これからはそうはいきません。なんてったって、「今の憲法解釈のもとでは、日本の自衛隊は、少なくともアメリカが攻撃されたときに血を流すことはないわけです」って言っちゃうのがレレレのシンゾーと不愉快な仲間たちですからね。ようするに、「アメリカのために血を流せ」ってことです。「積極的平和主義」ってのは、つまりそういうことです。だからこその集団的自衛権行使容認であり、その先にある改憲なんですね。
その改憲について、政界の失楽園・船田君が、「9条改正4段階論」なんてのをほざいてます。「まず9条は無理だろう。われわれはその前に『慣れる』ということが必要だと思っている」から、「4回ぐらい発議して順番にやっていかないと憲法改正は完成しない」ってさ。「憲法改正に慣れる必要」ってのはなんていう言い草だろう。そんなものに「慣れる」必要なんてさらさらありません。これって、「慣れる」というよりは「慣らす」って言った方がよりその真意に近いんでしょうね。
で、こんなことも言ってます。「1回の国民投票で賛否を問うのは3、4問。例えば投票所に行くと投票ブースが3カ所あり、1問ずつ投票用紙を渡されて賛成か反対かをマルで囲む。憲法改正項目の一覧表に賛否を書くわけではない。自民党の憲法改正草案は改正部分が100項目ぐらいあるが、全部は無理だ。幾つか選んで重要ーなものをまとめなければならないが、それでも(改正項目は)15〜20にはなるだろう」。ここには、技術論はあっても改憲への理念なんてものはまったくありません。単に、改憲するためのテクニックなんだね。これが、こやつらの言う「憲法改正に慣れる」ってことの正体です。
・9条改正へ4段階論も=改憲全体15〜20項目想定−自民・船田元氏インタビュー
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015032200069&g=pol
憲法遵守義務もへったくれもありません。こうした発言そのものが、憲法をないがしろにしているってことに、まったく気付かないんだから、さすが女で失敗した世襲政治屋だけのことはあります。憲法いじくりたいなら、それなりの覚悟と見識ってのがなくちゃいけない。そして、その覚悟と見識を、言葉を尽くして説明する責任が政治家にはある。そこをねぐって、なにかにつけて「くどきのテクニック」だけを磨こうってのがレレレのシンゾーと不愉快な仲間たちの手口で、彼らの政権はつまるところ大手広告代理店の「政治局」みたいなもんなんだね。そういえば、船田も世耕も代理店の営業マンみたいだし、スケバン議員は広告代理店で幅をきかす派遣の女性社員ってところか。アホくさ。
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