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安倍政権・経産省の原発依存に小泉純一郎元首相が吠えた〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150323-00000001-sasahi-soci
週刊朝日 2015年3月27日号より抜粋
東日本大震災から4年にあたる3月11日、福島県会津地方は季節外れの大雪に見舞われた。
在来線が運休し、高速道路や国道も通行止めとなる混乱の中、喜多方市のイベント施設は約1千人収容の席が9割方埋まる異様な熱気に包まれていた。小泉純一郎元首相(73)が地元の太陽光発電会社・会津電力の招きに応じ「日本の歩むべき道」と題した講演のため訪れたのだ。
大雪を避けて東京から山形・米沢経由で会津入りしたという小泉氏は、天気と同じく荒れていた。ジョークを交えて聴衆を引きつけながら話すいつものトーンと比べると、表情は厳しく、口調には強い怒りがにじんでいた。
「『汚染水はコントロールされている』と、どなたかが言っていましたが、全然、されてないですよ。よくもあんなことが言えるなと。あの(汚染水の)タンクをどうすればいいのか。作業員の防護服は放射線が出るから燃やすこともできない。捨て場も決まっていない。そんな中にあって、最終処分場は政府が決めると言う。本当に呆れちゃいますよ」
これまで遠回しに批判することが多かった安倍晋三首相へのいら立ちを隠そうともせず、「呆れる」とまで言い放ったのである。
小泉氏は安倍政権の原発再稼働政策も、強く批判した。再稼働の前提となっている、2013年7月に施行された安全対策の新規制基準について、
「政府は安全と言っている。しかも『日本の安全基準は世界で一番厳しい』と言っているんですよ。そう言いながらアメリカ、フランスの原発に比べて、日本の原発の安全基準のどこが厳しいのかということを、一つも説明していないじゃないですか! 一番厳しいのだったら国民に説明があってしかるべきでしょう。何もないんです。それで、また再稼働させようとしている。呆れてしまいますね」
と、ここでも「呆れる」を連発。さらに、原発へのテロの危険性についても警鐘を鳴らした。
「世界の人は皆言っていますよ。『日本の原発は一番テロに弱い』と。テロであのアメリカの貿易センタービルみたいなことをやられたら、原発はおしまい。この福島どころでは済まない」
講演終了後も“小泉節”は止まらない。報道陣から安倍首相のエネルギー政策について問われると、かつて自分が取り立てた部下を、皮肉交じりにバッサリと切り捨てた。
「総理もいろいろだからね、わかんないよ」
「(再生可能エネルギーの普及促進を)やればできるのにやろうとしない。それにつきるよ。洞察力が足りない。判断力が落ちているんだよ」
(本誌・小泉耕平)
小泉純一郎氏 講演会(3月11日)(全講演)
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