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【名言か迷言か】
民主の「報復」国会 マスコミ報道に飛びついて一喜一憂
http://www.sankei.com/politics/news/150323/plt1503230001-n1.html
民主党が安倍政権の「スキャンダル」追及に必死だ。西川公也前農林水産相の辞任に続けとばかりに、下村博文文部科学相や中川郁子農林水産政務官、さらにはNHKの籾井勝人会長にも“戦線”を広げている。しかし、追及の材料はどれも、週刊誌などのマスコミ情報を基にしたものばかり。そこに民主党の限界が感じ取れる。党の支持率回復につながっているともいえない。にもかかわらず、なぜ血眼になっているのか。
「疑惑のある人は、毎回呼んでくださいと参院に引き継いだ」
平成27年度予算案の本会議採決を控えた13日の民主党代議士会で、予算委員会筆頭理事の前原誠司元外相はこうあいさつした。
昨年秋の臨時国会で小渕優子前経済産業相と松島みどり前法相が「政治とカネ」の問題で相次ぎ辞任した。民主党は2人の辞任を「成果」だとしたが、その後の衆院選で民主党は全く党勢回復できなかった。3月1日の党大会では、衆院選を「実質的な敗北」と総括した。
ところが、通常国会に入り、週刊新潮などが西川氏の「政治とカネ」を取り上げた。民主党は早速飛びつき西川氏を追及、2月23日に西川氏が辞任すると、党内からは「あんまり早く辞められると困るよね…」(幹部)と、西川氏の追及ができなくなることを惜しむ声が出たほどだった。
そうしていると、今度は下村氏の「政治とカネ」、中川氏の「路上キス」が相次いで出た。新たな材料を得ることができた民主党はまたもや、攻勢に出た。籾井氏に対しては今年1月に私的にハイヤーを使用したことを問題視し、平成27年度のNHK予算案を“人質”に取って籾井氏を辞任に追い込もうとしている。
民主党の執拗(しつよう)なほどの追及は他の野党も感心するほどだ。しかし、下村氏は週刊文春、中川氏は週刊新潮が最初に報じ、籾井氏も報道が端緒だった。どれも民主党が独自に発掘したネタではない。まさに他人様の努力を勝手に拝借しているだけなのだ。
民主党は政権時代、失言や資質、「政治とカネ」などの問題で閣僚が相次いで辞任している。「辞任ドミノ」が民主党政権を弱体化させた一因にはなっただろう。
「一川保夫防衛相(当時)は宮中晩餐会を欠席して別の会合に出ていたなどとして辞任に追い込まれた。後で調べてみたら、自民党政権時でも同じ例がいくつもあった。あれだけ攻撃されたんだから、こっちもやり返す」
民主党の国対幹部の一人は、自民党政権への「報復」であると示唆する。だが、これこそ自己満足の最たるもので、「国民の代表」という自覚がまったくみられない。
「民主党のメッセージは具体的対案に乏しい批判ばかりと受け取られた」
民主党は3月1日の党大会で党の問題をこう指摘したが、今の民主党のスキャンダル追及は「具体的対案に乏しい批判」にも至っていないのではないか。(政治部 山本雄史)
■永田町語録
(16日)
▽モスクワより平和
鳩山由紀夫元首相 クリミアには、戦車どころか、兵隊さんの姿だってほとんどない。日本にいるのとほとんど変わらない。クリミアはモスクワよりも非常に平和を謳(おう)歌(か)していた。(クリミア半島を訪問したことに関しインターネットの番組で)
▽どれほど凄い?
安倍晋三首相 民主党政権の経済成長は鳩山政権のときだった。鳩山政権が果たして、それほど凄い経済政策を打ったかどうかは、いろいろな議論がある。やはり、麻生政権における経済対策が効果を上げたものだとは考えている。(参院予算委員会で)
(17日)
▽ご勘弁
麻生太郎副総理兼財務相 こっそり聞いてもらえれば答えられないわけではないが、マイクが4本も5本もあるところではご勘弁ください。(外貨準備高について参院予算委員会で)
▽仮定の仮定
細野豪志民主党政調会長 かなり仮定の仮定の、さらに仮定みたいな話だから答える立場ではない。私は政策責任者の役割を果たすことに尽きる。(橋下徹大阪市長の国政進出と野党再編の可能性について記者会見で)
(18日)
▽会長がニュース
安住淳民主党国対委員長代理 NHKはニュースを取り上げるけど、NHK会長自身がニュースになってどうするんだということだ。(記者会見で)
▽1人1回
榛葉賀津也民主党参院国対委員長 参院予算委員会では、わが党のすべての質問者が、下村博文文部科学相の「政治とカネ」の問題を1人1回は質問する。(記者会見で)
(19日)
▽大きな足跡
岸田文雄外相 約3年ぶりに日中韓外相会談が開催される。日中、日韓関係は宏池会(岸田派)の先輩方が大きな足跡を残してきた。思いを致しながら対話のプロセスを進めるためしっかり努力したい。(派閥会合で)
▽背伸びせず
柿沢未途維新の党政調会長 あまり背伸びをせず、日本にできることを考える必要がある。平和国家の歩みを覆すことがないよう、しっかり歯止めをかける。(安全保障法制について党会合で)
(20日)
▽口だけ
二階俊博自民党総務会長 「テロ発生のたびに『許し難い』と勇ましい発言が続いているが、2、3度目が起きても発言だけだ。政府代表が現地へ赴くなど、しっかり対応すべきだ」(チュニジアの博物館襲撃テロに関し総務会で)
[産経ニュース 2015/3/23]
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