http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/760.html
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「松陰的な思考だと、自分の善意が相手に通じないとき、相手を攻撃するだけになる:氏家法雄氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16920.html
2015/3/21 晴耕雨読
https://twitter.com/ujikenorio
「異議あり:松陰の『行動』への賛美、実は危うい=小島毅さん」『朝日新聞』2015年3月19日付 http://t.co/FterD0wPai
通じない相手を敵とみなし、テロにつながる。
相手の正義も想像しよう。
安部首相(ry うわやめろ
松陰の称揚 「維新という『革命』を正当化するために明治政府は『行動を起こしたことは正しい』と刷り込みを行った。
行動の人として西郷隆盛、木戸孝允、大久保利通の『維新三傑』を顕彰し、後から松陰と坂本竜馬が加えられたのです。
『考えるだけではだめ、行動こそ重要』という考えが広まりました」松陰たちの「行動」が明治政府をつくったと。
「ただ、そこには矛盾があります。
行動によって体制の打倒に成功すると、今度は自分たちの新しい体制を守るために、ときには『行動の人』を敵と見なさざるをえなくなる。
ひとたび行動が反体制に向かえば、容易にテロリズムにつながるからです」松陰は幕府の老中、間部詮勝を暗殺しようとして死刑となりました。
弟子の高杉晋作や久坂玄瑞は英国公使館を焼き打ちしました。
「そう、松陰は、自分の愛弟子の伊藤博文をハルビンで暗殺した朝鮮人の安重根と似た立場の人だったんです。明治政府は、いわばテロを企てた人を顕彰したことになる」
戦後もなぜ顕彰続くか?
「戦後、松陰の評価が巧みに書き換えられたからです。松陰の行動の根幹は尊王思想です。天皇にふたたび政治の実権をとってもらうことが大事で、『日本の夜明け』は二次的なものでしかなかった。戦後は尊王思想の部分が隠されて、『行動』だけがクローズアップされました」
「知行合一」持ち上げる安部首相 「松陰が陽明学者と見なされるようになったのも明治以降です。そもそも江戸時代、陽明学はほとんど力を持ちませんでした。陽明学を有名にしたのは、幕府への反乱を起こした大塩平八郎で、彼のせいでむしろ危険思想と見なされていたのです」。
陽明学重視は維新後のこと
なぜ行動重視?
「ISこと『イスラム国』も行動を重視しているでしょう。ただ、日本における思想の根付き方として、体系的な理論よりも、何をすべきなのかわかりやすいものを求めがちです。陽明学もそうしたかたちで受け入れられた。理想を実現するために、地道な言論によって人々を感化するのではなく行動で実現する理想は?「一言でいえば『日本国の存続』です。天皇を中心とした挙国一致体制をつくり、西欧勢力の進出に対抗する。日本を一等国にするという目標のために、『日本のすばらしさ』が強調される。それが昭和20年の決定的敗戦でも終わらなかったところに、今に続く問題があると思います」
松陰的求める空気
「近代の日本にも、大久保利通や伊藤博文など、松陰的ではないリーダーはいました。ただ、彼らも表面上は松陰的に振る舞わないと支持を得られない。本来、政治はだまし合いの世界であるはずなのに、策を弄する政治家は嫌われ、誠心誠意の人をリーダーにしようとする。危ういことだ」
行動の理由を善意や正義に置く危うさ
「中国に対する侵略戦争にしても、当事者たちは欧米列強や蒋介石の国民政府からの解放、あるいは赤化の防御と主張したわけです。善意でやっていることが恐ろしい。自分が正しいと思うことを他者もそう思うとは限らないという認識が欠けていた」。
テロとの戦いという正義
「松陰的な思考だと、自分の善意が相手に通じないとき、相手を攻撃するだけになる。『他者』の存在を認め、その『痛み』を理解すれば、テロリストたちがなぜ残虐なことをするのかも想像することができる」。
「決して共感する必要はないのですが、彼らには彼らの正義があり、松陰の『やむにやまれぬ大和魂』ならぬ『やむにやまれぬムスリム魂』で行動しているのかもしれない。それを最初から全否定すれば、つぶすかつぶされるかしかない」
「日本を取り戻す」
「この道しかない」
「テロには屈しない」
松陰への憧憬を自他共任ずる安部首相の危うさはやはり松陰に由来という感。
しかし、テロリスト再び持ち上げた司馬遼太郎の責任は大きいなあ、と。
司遼読んで「歴史を学んだ」という御仁をよく散見しますが、それ「歴史を学んだ」ことにはなりませんがな。
年末に、小島毅先生の『増補 靖国史観』(ちくま学芸文庫、2014年)を読んだので書評紹介しておきます。 http://d.hatena.ne.jp/ujikenorio/20141208/p1 …
靖国神社にしてみても、これ神道でもなんでもなく、まさに日本版排外主義といってよい水戸学のたまものなんですよねえ。
「みんなの広場:私は人を殺したくない=中学生」『毎日新聞』2015年3月20日付。
集団的自衛権や秘密保護法、IS…どれも戦争に関わる。
人を殺すということは罪ですが、戦場では相手を殺さないと自分が殺されます。
私は人を殺したくありません。
特に私は特定秘密保護法に不満があります。
もしかしたら、政府が自分たちにとって都合の悪いことを隠して国民やマスコミの批判を免れようとしているのではないか、また政府にとって都合の良い情報だけを流して国民の信頼を得ようとしているのではないかと思うのです。
中学生。
政府が決めたことにただ従うだけではだめだと思います。
それが本当にみんなのためになるのかということを考えることが国民には必要だと思います。
日本の未来は日本国民が考えて決めるものです。 http://t.co/g9N5VnGy1e
こうした声に応えられるかどうかが民主主義の踏ん張り所
「声:18歳になる君たちへ伝えたい=元ウルグアイ大使」『朝日新聞』2015年3月18日付。
(国政に参加する権利)活用してください。
投票してください。
そうでなければ、若い世代への政策は後回しになってしまうかもしれません。
平和主義の骨子は『自衛のためにのみ戦う。
海外の戦争には加わらない』ということです。
これを変えようとする動きがあります。
君たちの命に関わる問題です。
よく勉強して、自分の結論を出してください。
(画像は3/19付東京新聞一面)
【正統性の無い裁判官】が、死刑判決を言渡し続けている。
地獄である。
2015年3月6日付『朝日新聞』掲載の意見広告(一人一票実現国民会議) #ippyo
該13名の最高裁判事は、裸の王様と言われても、仕方がない。
2015年3月11日付『朝日新聞』掲載の意見広告(一人一票実現国民会議) #ippyo
冷泉彰彦:三原議員「八紘一宇」発言は笑えない問題 ニューズウィーク日本版 http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/03/post-725.php …
この発言は「用語とその背景のイデオロギー」が問題であるだけではありません。
デフレ克服がどうかの瀬戸際の時点で「租税回避」への批判は明らかに優先順位が低い問題だ
なるほどねえ。
無知や認識の錯誤といった思想性の問題だけでなく、政治の「実務」としても問題が多い……最近このパターンの連続。
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