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辞任秒読み(C)日刊ゲンダイ
後任の名前も浮上…NHK籾井会長にトドメ刺すやらせ問題
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158226
2015年3月20日 日刊ゲンダイ
ただでさえ籾井勝人会長(72)の“ハイヤー代疑惑”に大揺れのNHKにとって、これはトドメになるのではないか。看板番組「クローズアップ現代」の“やらせ疑惑”が、拡大しているからだ。18日開かれた民主党の部門会議でも取り上げられた。さすがに安倍官邸もかばいきれないと判断したのか、「ポスト籾井」の具体的な名前が浮上している。
やらせ疑惑が浮上しているのは、「クローズアップ現代」が2014年5月14日に放送した<追跡“出家詐欺”〜狙われる宗教法人〜>。詐欺に関わるブローカーが匿名で登場するのだが、実際にはブローカーではなく、NHK記者が知人に架空の人物を演じさせた“やらせ”だったと疑われているのだ。
発売中の「週刊文春」で、ブローカー役だった松木康則氏(仮名)が一部始終を告白している。
番組が扱った「出家詐欺」とは、寺で得度を受ければ戸籍上も法名への変更が可能となる制度を悪用したもので、多重債務者を別人に仕立て、ローンや融資をだまし取る手口のこと。番組は「出家詐欺」が蔓延している現状をリポートしている。
■「国会で証言してもいい」と出演者が激白
松木氏は一昨年、友人のXから「松木ちゃん、宗教がらみの話、得意だよね」と声をかけられ、NHK記者に引き合わされたという。昨年3月下旬に再び3人で会うことになり、そのまま“やらせ”をすることになったという。NHK記者は、「松木さんがブローカー役で、Xさんを多重債務者役にしましょう」と、指示してきたそうだ。松木氏は「再現VTRでも撮るのかな」と思っていたという。もちろん、松木さんはブローカーではなく、大阪のクラブで黒服をしているという。
ところが、放送では、「ブローカー」のテロップを付けられ、本物のブローカーとして紹介されていた。松木氏は放送を見ていなかったが、親族から指摘され愕然としたという。顔にモザイクがかけられ、音声は変えられていたが、身内はすぐに分かったらしい。
決定的なのは、番組内であるオフィスがブローカーである松木氏の活動拠点と紹介されているが、NHKサイドが用意したものだったのか、松木さんとは無関係だということだ。
「週刊文春」の記事が事実なら、紛れもない“やらせ”だ。籾井会長の辞任だけでは済まない。
日刊ゲンダイ本紙も松木氏を直撃した。
「私が告発したのは、NHKに対する憤りです。なぜ勝手にブローカーとして放送したのか、私は謝罪と説明を求めました。ところが、NHK記者は、言い訳をし、最後は開き直った。もし、NHKが“やらせはない”と知らぬ存ぜぬを決め込むなら、弁護士と相談し、場合によっては、国会など公の場で証言してもいいと思っています」
18日、籾井会長を部門会議に呼び、この問題を取り上げた民主党は、20日の国会でも“やらせ問題”を追及する予定だ。
すでに安倍官邸も“籾井斬り”に動いているのか、後任として、トヨタ自動車の張富士夫名誉会長や、日本取引所グループの斉藤惇CEOの名前が浮上している。
やらせ疑惑について、NHKは「やらせがあったとは考えていません」と本紙に回答した。
“やらせ”があったのかどうか、籾井会長だけでなく、関係者を全員国会に呼び、真相を明らかにする必要がある。
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