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防衛省は事故ではないと判断(C)日刊ゲンダイ
復興費6億円で…無人偵察機の「大破」を防衛省が隠したワケ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158152
2015年3月18日 日刊ゲンダイ
陸上自衛隊が無人偵察機「スキャン・イーグル」の事故を4カ月も“隠蔽”していた。昨年11月に大分県の演習場で試験飛行中にトラブルで緊急着陸、大破していたのに、一部メディアがスッパ抜くまで事故を公表してこなかったのだ。
防衛省は「あくまで機体の損傷で演習場内に着陸させたもので、事故ではないと判断したため公表しなかった」(広報課)と弁明したが、昨年5月にも陸自が導入した国産の無人偵察機が墜落している。トラブル続きで、いつ対人事故が起きてもおかしくない。
スキャン・イーグルは米ボーイング社製で、全長約1・3メートルと小型だが、高度数千メートルから撮影した画像を電送することができるという。今回の不時着機は、2011年度第3次補正予算、つまり復興予算で購入していた。防衛省によると、1機約3億3000万円で、計2機購入したという。ラジコンのような機体にしてはベラボーな金額だが、復興費を充てたことについては「原子力災害の教訓を踏まえ、有人装備では対処困難な状況の生起が予想される原子力災害や火山噴火災害等に対処するため」(広報課=前出)と説明する。こんなポンコツが、果たして復興に役立つのか疑問だ。
「無人航空機の運用に関しては、日本はまだまだ“初心者マーク”がついている状態です。5年前にも硫黄島基地周辺で試験飛行していた無人偵察機が2機墜落している。今後、同様の事故が起きる可能性もあります。しかし、無人航空機の導入は国際的な潮流です。すでに米軍はイスラム国掃討のため、『無人攻撃機』まで使用しています。日本の防衛省も積極的に無人航空機の導入を進めていく計画だといいます」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)
防衛省は事故公表で、導入計画にケチがつくことを恐れたのではないか。ましてや、復興予算の“流用”が知れ渡れば、世論の批判を受け、計画が頓挫する可能性もある。事故で被害が出る前に、即刻運用を停止すべきだ。
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