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アジアインフラ投資銀行(AIIB)へ英国が参加表明した衝撃
http://www.amakiblog.com/archives/2015/03/15/#003182
2015年03月15日 天木直人のブログ
きのうときょう(3月14日、15日)の各紙が、中国主導のいわゆるアジアインフラ投資銀行(AIIB)に英国が参加を表明したという記事を一斉に掲載している。
おそらく今後もこの動きに関する報道が続くだろう。
それほど、いまの国際政治、国際経済に影響を及ぼす衝撃的なニュースであるということだ。
私が衝撃的と書いたのは、もちろん中国の影響力がここまで大きくなったという事実だ。
しかし、もっと驚いたのは米国と日本がこれに強く反対したという事だ。
それにもかかわらず英国は参加し、後にその他の主要国も後に続くだろうと報じられていることだ。
情けないのは日本政府だ。
米国に追随して怒り狂っているという。
こんなものはうまく行かないと言わんばかりに不参加を表明している。
またもや中国に喧嘩を売っている。
しかし米国はそのうち態度を軟化させるだろう。
いつものように梯子を外されるのは日本だ。
そしてその時はもはや誰も日本を相手にしないようになっているに違いない。
それにしてもと思う。
日本はかつてアジア金融危機の時、アジア諸国を救済してアジアを円経済圏にしようと宮沢蔵相や大蔵官僚が動いた時があった。
そして米国に怒鳴られ、あっけなく断念した。
それに比べて中国はどうか。
米国にいくら妨害されても動じない。
中国との関係を重視する米国は、不本意であっても決定的対立を避け、妥協せざるを得ない。
これが対等な主権国家の間の真剣な外交のせめぎ合いである。
もはや日本も自主外交を真剣に模索する時だ。
米国に従属していればいいという時代は音を立てて崩れ去ろうとしているのがわからないのか(了)
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