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http://31634308.at.webry.info/201503/article_13.html
2015/03/13 21:18
NHKの政党支持率の世論調査では、「生活」がいつも0.1%程度、「生活」の名前も無かったときもあったが、先日の調査では支持率が0.3%となっていた。これは、「山本太郎となかまたち」の効果と個人的に思っている。山本太郎氏が当選した時の得票数は60万票である。東京選挙区でこれだけの集票は相当の人気である。その山本太郎氏が、自分の得票数(支持率)を示して、東京都議会選挙に出る人を募っている。新しい風を吹き込んでいる。
世界と渡り合える政治家として小沢氏がいるが、如何せん「ダーティなイメージ」を付けられた小沢氏の人気は上がらない。そこに、自公でも民主でもない、弁舌さわやかな山本氏が小沢氏と組むことにより、ダーティイメージが徐々に薄れ、小沢氏の確固たる信念に新鮮さが加わったようだ。
3月12日の記者会見の議事録の一部が以下である。
脱原発を推進する欧州と日本との原発政策の相違について
Q.来日中のメルケル独首相は 「福島の原発事故を見て自国の脱原発を決めた」と言い、2011年にはイタリアも福島原発事故を教訓に国民投票の結果、法律で禁止した。この日欧の差をどのように受け止めるか。
山本太郎 代表
A.
本当に恥ずかしい限りです。東電原発事故を見て原子力は無理だと判断をしたヨーロッパ。そのヨーロッパから来たメルケルさんの横で「再稼働をしたい」ということを恥ずかしげもなく言うことに対して、見ているこっちが恥ずかしくなります。
ある意味、今行なわれている政治は、この国の未来を諦めたと言われてもしようがない状態ではないかと思います。「行けるところまで行こうぜ。」 それはそうですよね。 原発から利益を得られるのは電力会社だけではなく、皆さんもご存知のとおり、電機メーカーの三菱、東芝、日立他、お金を出している銀行の三菱東京UFJ、みずほ他、建設会社の鹿島、大林他。税金と電気料金から腹を痛めずにうまみを吸い上げているわけですから、ここの既得権益に手を出すなと。国内で再稼働しないと海外にも売れないではないかというような、これ金儲けのためですよね。
エネルギーのためでないことはもうはっきりしているのです。だって安全対策に2兆4千億円もかけるってどういうこと何だって。電力会社の経営を圧迫しているのは、原子力の再稼働のための安全対策の話なのではないかというふうにも思えます。
核のゴミ、廃棄物を再処理するのだというような幻想。もうこれ破綻しています。だけどもこれを続けないと、資産を計上している分、それをゴミですと認めることができない。
一体、誰のためにこんなことが行なわれるのかということです。先ほどの企業献金の話に戻るかも知れないけれども、やはり企業だったり個人だったりひもづいていくことによって、誰のための政治が行なわれるかってことは、常にコントロールされている状況が今の国の形だと思うのです。
だからこのことに対して一番怒らなければいけないのはこの国に生きている人々だと思うのです。この政治を野放しにしているのがこの国に生きている人々であり、有権者であるわけですから。だけど残念ながら情報が多く伝わってない分、怒れない。怒るには理由が必要ですから。だからその誤解の中にいて分かる情報とか、色々な情報、メディアはなかなかスポンサーに支えられている部分があって、踏み込めないこともあるでしょうから、そういった部分にやはり外に出て沢山の人たちに伝えていきながら、本当に一夜で変わることはなかなかあり得ないんでしょうけれども、事故から4年も経ってしまったという焦りもあるのですけれども、沢山の人たちに広げていって、小沢代表が言われた政権交代ということに繋げていかないと、何一つ変えられない現状があるのです。
小沢一郎 代表
A.
私も3年前にドイツに行きました。その時にも政界、国会ですね、それから経団連、産業界、テクニカルな技術者の方々等にも会いました。 皆一様に、今、太郎さんが言ったようにそれまでキリスト教民主同盟も原発を推進していたけれど、チェルノブイリ事故でどうするという議論が国内で始まり、そして福島事故でやっぱり止めようということになったと。
その時に日本で正式に脱原発を唱えているのは、我々の党だけですと言ったら、大変に驚いていました。ドイツでもやはり、政治家や産業界、いわゆる日本で言う原子力マフィアの力が非常に強いそうです。強いけれども、原子力をきちんと客観的に合理的に皆で考えるというドイツ人の国民性があるのです。
そういう意味から言えば、日本の場合、政・官・業プラス学界、マスコミと引っ付いて、原子力マフィアの一翼を担っておりますから、この力が非常に大きいということです。だから日本は、自立社会として、民主主義社会として後進的な国だと私は思います。
自分自身で一人ひとりがきちんと判断できない。何となく皆がそういうふうな組織について行ってしまう、従ってしまう、口を閉ざしてしまうという習性があるのです。これは原発の問題でも、その他の今の政府が主導する色々な政治的な権益につきましても、何の理念なく何の論理的背景もなしに行け行けどんどんになっていて、誰も正面切って文句言えないというのと全く同じ体質になっていると思います。これは何とかして、ここできちんと日本人自身が考えて、意思表示をきちんとしないといけないと私は機会がある度にそう言っております。
実に明確に自分の考えを述べている。ここ2回ほどメルケル首相の話を取り上げているが、そこで、あまりに政治家としての質の違いに、日本国民として恥ずかしいというような意見を書いて来たが、まさに山本太郎氏も「恥ずかしくなる」と書いている。日本の将来を本当に心配をしているのなら、恥ずかしくなるはずである。
『本当に恥ずかしい限りです。東電原発事故を見て原子力は無理だと判断をしたヨーロッパ。そのヨーロッパから来たメルケルさんの横で「再稼働をしたい」ということを恥ずかしげもなく言うことに対して、見ているこっちが恥ずかしくなります。』
小沢氏は、ドイツでも日本と同じように原子力マフィアが強かったが、それを客観的に考えるドイツの国民性を誉めている。日本人は、御上の言うことは正しいと思ってしまうが、合理的に日本の将来を考えれば、自ずと方向性がわかる。原発除染残土の仮保管地の地権者2300名の内、契約にサインしたのは1名のみという。福島県民が如何に従順であろうとも、もうその手には乗らない不信感の表れだろう。残土を置かせてと言いながら、原発再開でどんどん核廃棄物を出し続ける政策が続く限り、その地が最終保管場所になるのは目に見えている。30年後、安倍首相その他、責任者はこの世には居ない。
『ドイツでもやはり、政治家や産業界、いわゆる日本で言う原子力マフィアの力が非常に強いそうです。強いけれども、原子力をきちんと客観的に合理的に皆で考えるというドイツ人の国民性があるのです。』
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