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細野氏「言論の自由は市民の権利。報道圧力は止めるべき」⇒安倍首相「それは間違い。報道は正しくするべき。圧力なんて考える人は居ない」
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2015/03/13 Fri. 12:00:16 真実を探すブログ
3月12日の予算委員会は民主党の細野氏と安倍晋三首相が激しく論戦を繰り広げました。
細野氏は昨年11月18日の(TBSの)NEWS23で安倍首相が番組構成などに文句を言った件について、「正直言って、ちょっと衝撃を受けた」と指摘。
言論の自由に関して安倍首相に意見を求めると、安倍首相は「もしかしたら私の論調が、私に対して議論を挑むと論破されることを恐れたのかもしれない」「テレビ番組で反論をする権利もあるんです」等と返答しています。
それに対して細野氏は、「国民の中から権力者に対してきちっと批判もできて、自由にモノが言える戦いが近代立憲主義であり、人権のこれまでの戦いなんです」「それを首相がテレビ番組に出て、コメントに対してクレームをつけることを『言論の自由』なんて言い出したら、この歴史そのものを否定することになりますよ」と批判しました。
細野氏の批判について安倍首相はやや声を荒げながら、「全くそれは認識の間違いだと思います。選挙を前にしていて報道は正しくしてもらいたいという考え方がある」「番組の人たちは、それぐらいで萎縮してしまう。そんな人たちなんですか? 情けないですね、それは。極めて情けない」と答弁し、逆に萎縮しているメディア側が問題だと語っています。
その後も両者は自民党の憲法改正案の問題などを絡めながら、激しい議論を続けました。細野氏は最後に「自民党サイドから全くこういう言論の自由に対する何らかの危機的な状況に対する思いが出てこない」と述べ、言論の自由を規制するべきではないと話しました。
☆【安倍総理のテレビ番組発言】2/2 細野豪志(民主)【衆議院 国会中継】予算委員会
☆安倍晋三 「委縮するテレビは情けない」のりのり 3/12国会
☆安倍首相×民主・細野氏詳報 表現の自由、憲法改正でバトル
URL http://news.livedoor.com/article/detail/9881910/
引用:
細野氏「昨年11月18日の(TBSの)NEWS23でのご発言、解散を表明された日だ。アベノミクスについていろんな方がコメントしたのに対し、首相は『全然声が反映されていないが、おかしいじゃないですか』と発言された。テレビを見ていて非常に気になった。さらに気になったのが、(国会で民主党議員が)質問に対し「私の考えをそこで述べるのは、まさに言論の自由だ」と言い切った。正直言って、ちょっと衝撃を受けた。言論の自由だという発言への思いは変わらないか」
首相「まず私は、これを裏で言った話ではなくて、細野さんもごらんになることができる。テレビの前で、いわば国民の声として、さまざまな街の声が紹介された。その中で、実体経済として、先ほど就職の内定率の話をした。名目賃金については間違いなく良くなっている。そういうことについて反映されていないではないかと言うのは当然のことだと思うし、相手側(番組のキャスターら)も私の指摘に対して『そんなことはありませんよ』と反論すればいいだけの話じゃないんですか? 当然そうでしょ。反論できないわけじゃないですよ」
「もしかしたら私の論調が、私に対して議論を挑むと論破されることを恐れたのかもしれない。こんなように思うわけだが、当然そこで議論しあえばいいだけの話ですよ。わざわざ予算委員会で、そんな表現の自由とか、報道の自由とかというところから議論するような話ではなくて、まさに番組において私は『そう思いますよ』ということを述べた。そう述べる私も含めて、国民の皆さまが判断できるわけですよ。選挙において」
〜省略〜
細野氏「あの発言を聞いて、特に言論の自由という発言を聞いて、ちょっと正直耳を疑った。というのは、言論の自由はどうやって獲得されてきたものなのかということを首相は分かっておられないのではないか(「そうだ」「失礼じゃないか」のやじあり)」
「国民の中から権力者に対してきちっと批判もできて、自由にモノが言える戦いが近代立憲主義であり、人権のこれまでの戦いなんですよ。それを首相がテレビ番組に出て、コメントに対してクレームをつけることを『言論の自由』なんて言い出したら、この歴史そのものを否定することになりますよ。今起こっていることは…(やじが大きくなる)、実際に私も報道関係者と話をしているが、この話になると、みんな口を閉ざすんですよ(「そんなことないって」とのやじあり)」
「表現の自由とか言論の自由が常にいかなる状況にあってもしっかりと確保するだけの状況をつくるのが首相の仕事であって、報道機関に対してクレームをつけて、それを言論の自由なんて言われたらね、人権そのものに対する大変な侵害なんですよ。いろいろ意見を言いたいことはあるでしょう。それは言っていただいて結構。しかし、報道に対して意見を言うことを言論の自由ということはこれからやめていただきたい。いかがですか」
首相「全くそれは認識の間違いだと思います。選挙を前にしていて報道は正しくしてもらいたいという考え方がある。まじめにやっていただきたい。その中で、例えば、私が当該番組の関係者に電話して、なんかクレームをつけるのとは違うんですから。その場に出ていて、国民の皆さまの前で『私はこう考えます』と述べている。それをですね、圧力と考える人なんて、私、世の中にいないと思いますよ(失笑)」
:引用終了
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