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2015年03月08日 「ジャーナリスト同盟」通信
<モミイに右倣えの中国外相への質問>
中国では、開会中の全人代の様子が、連日、テレビや新聞で大きく報道されている。たまたま午前中の王毅外交部長の記者会見をテレビ観戦した。1時間30分にわたって内外の記者の質問に応じていた。NHK記者にも質問の機会が与えられた。どんな質問をするのか、に注目したのだが、やはりモミイのNHKを印象付けるような傲慢すぎるもので、内外記者の失笑を買ってしまったらしい。らしい、とは友人に通訳してもらったもので、100%正確かどうか自信がないからである。
<日本孤立化は中国の責任?>
日本の国際的孤立はいかんともしがたい。靖国参拝で内外の怒りを買ってしまったのだから。安倍を評価する国も人民もいない。靖国信仰の背後に、いかがわしい歴史認識がある。戦後70年の安倍談話も「侵略と植民地支配に対する痛切な反省」を回避しようとしている。これに国際社会は警戒と反発を強めている。
だが、モミイのNHK記者は「中国は歴史認識を武器として、日本の平和貢献を貶めている。大国らしく振舞えないか」という趣旨の質問をした。傲慢かつ皮肉・生意気な態度であろうか。
このNHK記者は安倍外交について、なんら批判的な認識をもっていないらしい。日本国憲法を踏みにじる、一連の改憲軍拡の危険性をまるでわかっていない”公共放送”の記者なのだ。安倍外交を当たり前と受け入れている官邸広報官レベルである。どうやら安倍の立場で、中国外相に詰問した格好である。
彼は中国語で質問したが、すぐ英語でも翻訳されて、傲慢質問内容が内外記者の全てに伝わった。
<「誠意の来訪を歓迎」と王毅外相>
生意気なNHK記者質問は、東京・本社のモミイ向けのものであろうが、王毅外相は表情を変えず、9・3抗日戦争勝利・反ファシズム戦争勝利の記念式典について「あらゆる関係国家の指導者と国際機関を招待する」「誰であろうとも、誠意をもってくれば歓迎したい」とコメントした。
果たして安倍は参加できるであろうか。
<NHKの極右化は記者にも>
このNHK記者は歴史を知らないはずがない。モミイの評価を高めようと必死なのだろう。
中国外相は先輩の言葉を引用しながら「歴史を武器に日本いじめ」というおぞましいNHK質問に反論した。「加害者がその責任を忘れなければ、被害者は過去の受けた傷を癒すことが出来る」「日本は歴史問題で、一貫して中日関係を困難に陥れてきた。われわれは原因はどこにあるのか、と問わずにはいられない」
ことごとく原因は日本側・安倍ではないか、と言い張った。当たり前であろう。それにしても、歴史を武器に日本たたき、とは、極右の言い分である。NHK極右化は、記者レベルに及んでいるのだ。
<世界に恥をさらしたヤブヘビ質問>
極右記者に対して中国外相は「70年前に日本は敗戦した。70年後に日本は再び良識に敗れてはならない」「歴史の負担を背負い続けるか、それとも過去をきっぱり断ち切るか。最終的には日本が選択しなければならない」とも言及、警鐘を鳴らした。
NHK記者の傲慢質問はヤブヘビとなってしまったようだ。
国粋主義者・岸信介の遺伝子をそっくり受け継いできているシンゾウ、そして同調者の三井財閥のモミイNHKである。
「世界に恥をさらしたヤブヘビ質問」と通訳の友人が分析したものである。
<1日も早い友好内閣の誕生が不可欠>
ドイツのメルケル首相が来日する。彼女がどうシンゾウに忠告するのか、気になるところである。確かドイツ大統領は、70年に隣国ポーランドを訪問して強制収容所の前でひざまずいて、心からの反省と謝罪をした。
以来、ドイツ批判は消えてしまった。国粋主義者・シンゾウにこれが出来るだろうか?
<9条にノーベル平和賞>
要は、1日も早い友好内閣・日中貿易が拡大する政権の誕生が急がれよう。21世紀に改憲軍拡の国粋主義政権はいらない。戦争を2度と起こしてはならない。そのためにも戦争放棄の9条に、ノーベル平和賞を受賞させる平和運動に、お互い貢献したいものである。
2015年3月8日記
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