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2015-03-07 06:01
「下村を辞任に追い込んで、安倍政権を打倒しよう!」キャンペーンを張っているmewとしては、今回も『会員が下村のウソを暴露。国会での説明も苦しく、辞任まであと一押しか。』の続報から・・・。(・・)
下村博文大臣がついに、地方の博友会の年会費を、自分の政党支部の寄付金にしていたことを認めた。しかも、その額は2014年だけで約600万円にのぼるという。 (゚Д゚)
下村氏は、あれだけ地方の博友会は政治団体じゃないので「事務所は一切関与していない」「献金は全くもらっていない」と国会で断言。
個人献金を行なった会員の要望に応じて、年会費と記した領収書を発行したケースがあったが、勝手に寄付金として処理したり、年会費名目で領収書を発行したりしたことはないと主張していた。^^;
『下村氏は任意団体だと重ねて強調。それぞれの団体が開く会合に関して「政治目的はなく、政治資金を集めることもない」と指摘。「私も事務所も財政面を含め、具体的運営にタッチしていない」と述べた。
下村氏は、自身が代表を務める自民党支部が地方在住者からの個人献金に対して、「年会費」名目の領収書を発行していたと明らかにした。その上で「寄付のお願いは(地方の)博友会の人にも行っている。相手の要望に応じ、『年会費』と記載したことがあった」と述べた。現在、そうした対応はしていないとも説明した。(中略)
二十六日発売の週刊文春(三月五日号)は、地方の博友会からの寄付が下村氏の自民党政党支部の収支報告書に記載されていないなどと報道。下村氏は予算委で、週刊誌報道について「事実と違う虚偽報道。誹謗(ひぼう)中傷で強い憤りを持っている」と反論した。 (東京新聞15年2月26日)』
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ところが、昨日、名古屋で博友会の会員が記者会見を開き、自分が依頼したわけでもないのに、年会費が下村氏の政党支部の寄付金として扱われていたことや、同支部が発行した年会費名目の寄付金の領収書を公表したことから、もはや言い逃れができなくなったと考えた様子。
昨日は、新しい経理担当者がミスで、誤って「年会費」名目で領収書を出したケースが81件、計約600万円分あったと説明した。(@@)
『民主党の柚木道義氏は6日の衆院予算委員会で、下村博文文部科学相が代表を務める政党支部に、下村氏を支持する任意団体の会費が流れ、献金として処理されていたと指摘した。下村氏は会費として処理されていた献金は599万円だったと明らかにした上で、「不適切だった」としてこうした処理はやめさせたと釈明した。
献金は2014年分の81件。下村氏の事務所のスタッフが任意団体の会員に領収証を発行し、ただし書きに「年会費」と記載していた。柚木氏は年会費を支払った会員の了解を得ずに、政党支部に献金されているのはおかしいなどと批判した。(時事通信15年3月6日)』
『下村博文・文部科学相が代表の自民党支部が、政治団体の届け出をしていない地方の支援組織「博友会」会員の会費を、寄付金にしていたと指摘された問題について、下村氏は6日、衆院予算委員会で、経理担当者のミスであり、実態は「寄付としてお願いしたものだった」と述べた。
下村氏は調査の結果、「自民党東京都第11選挙区支部」が2014年に、塾や教育関係者らでつくる地方の博友会の関係者からの寄付に対し、誤って「年会費」名目で領収書を出したケースが81件、計約600万円分あったと説明した。
6日の予算委で柚木道義氏(民主)は、下村氏側が故意に個人の会費を寄付に計上したのではないかと質問した。下村氏は「新しい経理担当者が先方の要望を受けて(一度だけ)年会費と記載し、その後も続けていた」と説明。担当者が機械的に寄付の領収書に年会費と記載し続け、14年9月に「不適切」と気付いてやめたと述べた。また、13年以前にはそうした領収書は見当たらないとも話した。(朝日新聞15年3月6日)』
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まず、領収書の記載に関する下村氏の国会の説明は、またまた真実とは異なるものだったわけで、もうオオカミ少年扱いされて、何を言ってもウソだと思われても致し方ないようにも思われる。(~_~;)
年会費名目の領収書のこと一つとっても、たった10日余りの間に、1・相手の要望で領収書を作った→2・要望でないものもあったらしい。調査する→3・要望にかかわらず、81件600万円分も領収書を作っていたと話が変わっちゃうんだしね。(-"-)
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また、下村氏は13年より前はその手の領収書はないと見つかっていないと言っていたのだけど。領収書はなくとも、年会費を寄付金に転用したケースは以前から行なわれている可能性がある。
『ある地方の「博友会」元会長の男性は共同通信の取材に「会員から集めた会費を取りまとめて、下村氏の活動資金として指定の銀行口座に振り込んでいたと思う。東京で適切に処理していたのではないか」と話した。(共同通信15年2月26日)』
しかも、クチ止めメールもそうだけど。最初は、事務所は関与していないと断言。でも、関与しているとわかったら、次は自分の指示や関与を否定して、秘書のせいにしちゃうわけで。
自民党お得意の旧態依然としたやり方で逃げようとするのは、実に勇ましくない印象を与えるっす。(~_~;)
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いずれにせよ、このような下村氏の姿勢には、会見を行なった元幹部や、民主党でこの件をメインになって追及している柚木道義氏もかなり怒っているし。
おそらくこのまま追及して行けば、もはや言い逃れのしようもなくなるのではないかと思われる。^^;
『「答弁は矛盾していません」。こう言って、追及する野党議員をにらみつけていた下村博文文科相がいよいよ、追い詰められてきた。政務秘書官による口封じメールが暴露されただけでなく、そのメールを受け取った中部博友会の元幹部が、発売中の「週刊文春」に実名で登場。下村文科相の嘘を告発したのである。
この元幹部は鈴木文代さん。下村文科相を応援する中部博友会の元幹部であり、中部若手博友会の顧問を務めてきた人物だ。下村文科相の秘書官から「口封じメール」を受け取ったのも、鈴木さんである。その鈴木さんが文春で語った告発の肝はここだ。
「地方の博友会は、下村先生を招いて講演会を開きます。その時の宿泊費は、こちらで負担することになっていました。中部博友会の場合は、マリオットです。また講演料もお渡ししています。私は豊川先生(注・中部博友会会長=当時)から10万円の講演料を出していただき、封筒に入れて下村先生本人に渡しました。講演料をもらっていないというのはウソです」
これが決定的になりそうなのは、下村文科相が国会で「講演料、車代は一切もらっていない」と大見えを切っているだけでなく、これまでも、スットボケてシラを切っていた国会答弁を何度も訂正している前科があるからだ。
■次々と露呈するウソ答弁
この問題を追及している民主党の柚木道義衆院議員はこう言う。
「下村大臣は暴力団の資金源だった風俗業者に約6億円を融資した人物からの献金10万円も“ない”と言っていたのを訂正しました。地方の博友会には一切、事務所として関わっていないとしてきたのに、5日の国会で口封じメールを言下に認めた。そのうえ、講演料ももらっていたとなれば、ウソの連発です。辞任は免れないし、それでも安倍首相がかばうようであれば、どちらを向いて政治をしているのかが問われることになると思います。文春によれば、メールを出した女性秘書官が博友会の年会費を催促していたという。事務所が関与していないどころか、組織ぐるみじゃないですか。与党は来週には予算案の衆院通過のスケジュールを描いています。今週が下村大臣の去就のヤマ場になるとみています」
下村文科相のHPをのぞくと、2月28日に秘書が、野党の追及について「しゃらくさい」と論評した産経新聞掲載のコラムを転載していた。下村文科相が10万円献金について、訂正し、謝罪したのはその前日の27日だ。謝罪が口先だけだったことがうかがえる。こんな文科大臣の逃げ切りを許せば、世の中、ウソツキが横行するようになる。(日刊ゲンダイ15年3月6日)』
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ところで、昨日は、故・中川昭一氏の妻・中川郁子農水政務官(56)が、妻子ある自民党の同僚議員と路チューしているスキャンダル写真&記事が週刊誌に出た。 (゚Д゚)
これも、安倍陣営にとっては、大きなショック&ダメージになりそうだ。(@@)
2月23日、不正献金問題で追及を受けていた西川農水大臣が夕方5時過ぎに突如、辞任を発表。安倍内閣も農水省も、大臣の交代、その手続きや対応などでバタバタしていて、大変だったはずなのだが。
何と農水閣僚の一員である中川政務官は、同日夜に議員の会合に出た後、同僚の門博文衆院議員(49)と六本木で落ち合い、路上でディープキスをしていた場面を撮影されることに。2人の親密交際ぶりも記事に記されているという。(~_~;)
中川氏は『同日、「酒席の後であったとはいえ軽率な行動だった。深くおわびします」と陳謝するコメントを発表した。
中川氏は6日の衆院予算委員会への出席を民主党から求められていたが欠席した。安倍晋三首相は答弁で「公人として誤解を受けることのないよう政務官としての職務に全力で取り組んでもらいたい」と述べ、政務官を交代させる必要はないとの認識を示した。入院は2週間程度となる見通し。(毎日新聞15年3月6日)』
ちなみに入院の理由は、医師が抑うつ状態にあると判断したからだという。^^;
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この中川氏のスキャンダルは、安倍陣営にとって本当に痛いことだろう。(>_<)
まず、上述したように中川農水政務官は、安倍内閣&農水省が大臣交代という大変な状況にあった時に、外で不倫路チューしていたわけで、野党やメディアに安倍内閣の危機管理、首相の任命責任を問われる材料を与えてしまうことになった。(・・)
<ただの議員だったら、不倫路チューだけで、国会に呼ばれて質問されることはなかっただろうけど。政務官だからね〜。(~_~;)>
林農水大臣は、国会で公務に支障はなかったと釈明。安倍首相も交代の必要はないと答弁していたのだが。mewは、おそらく体調不良か何かを理由にして、早々に政務官を辞任させ、とりあえず内閣から切り離す可能性が大きいのではないかと見ている。(・・)
それでも、TVのワイドショーやネット、そして一般ピープルは、「政治とカネの問題」なんかより、この手のネタの方が好きなので、中川スキャンダルはしばらく尾を引くのではないかと思うし。
これを安倍自民党の驕りや油断として攻撃、批判材料する人たちが少なからず出現すると思うし。実際、このような不倫スキャンダルは、安倍自民党のイメージ・ダウンにもつながる可能性があるように思う。^^;
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また、実のところ、中川昭一氏というのは、安倍晋三氏にとっては、下村氏以上の超保守派の盟友&アニキ分で、本当に特別な存在の人なのである。(**)
それゆえ、ここでその中川氏の妻が、不倫スキャンダルを報じられたことや、安倍内閣にマイナス要素をもたらすことは、安倍氏にとって、それなりにショックなことではないかと察する。(・・)
安倍氏は、90年代に衆院議員になってから、中川氏と「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」を立ち上げて、共に歴史認識や教科書問題、戦後教育解体などの活動を展開。安倍前政権では、中川氏は政調会長として安倍首相を支えており、2人が中心になって、「戦後レジームからの脱却」をして、強い日本を復活させること、そのためにも「教育再生」「憲法改正」を実現するのが大きな目標になっていたのだ。(・・)
ところが、安倍氏は07年にわずが1年で首相を辞任。しかも、中川氏は09年8月に衆院選で落選した上、10月に急逝することに。(-"-)
首相辞任後、自信を失っていた安倍氏は、中川氏の逝去を受けて、その遺志を継ぐべく改めて再起を誓い、復活を遂げたと言われている。<中川氏が会長を務めていた超保守議連「創生日本」を引き継いで、最高顧問の平沼氏らと維新の国政政党化をはじめ、党内外の超保守仲間の拡大+αに努めたんだよね。^^;>
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他方、中川氏の選挙区では、同氏の落選、死去を受け、12年末の衆院選では、妻の郁子氏を擁立し、いわゆる弔い合戦を行なって、議席を奪還。安倍首相は、郁子氏が帯広周辺を選挙区としていて、農水分野で期待されていることを考慮して、早速、農水政務官に任命したのであるが。それが仇となってしまった感じがある。(安倍盟友の夫・昭一氏も裏切られちゃったしね〜。^^;)
また、日刊ゲンダイは、北海道知事選や女性活躍政策への影響にも触れていた。
『故・中川昭一経産相の妻、中川郁子農水政務官(56)の不倫路チュー問題が、4月の北海道知事選に大きく影響しそうだ。自民党は、中川氏を含め道内で4人の衆院議員を持つ二階派が中心となって、4選を狙う現職の高橋はるみ知事(61)を支援してきた。今後は、中川氏が選挙の“顔”として、先頭に立って応援演説する予定だったが、計算が狂った。
「中川氏は北海道自民党で、数少ない女性国会議員のひとりです。ただ、路上キス報道で、もう表に出てこないでしょう。参議院には、フィギュアスケートの高橋大輔とのキス写真が出た橋本聖子氏もいますが、揃ってキスコンビだから、マンガです。“女性の社会進出”を掲げる安倍政権にとっては大きな痛手です」(永田町関係者)>(日刊ゲンダイ15年3月6日)』
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この他にも新たに安倍お友達の塩崎厚労労大臣にも不正献金の疑惑が浮上。そして、昨年の宮沢経産大臣に続き、今度は自民党の岸宏一参院予算委員長(74)の資金管理団体が、六本木のSMバーに会合費名目で政治活動費を支出していたなんて話も出て来たりして。
以前も書いたように、万全に見える態勢も、こういう小さな「ほころび」から崩れることが往々にしてあるわけで。(アブナイ安保法制のことを思うと尚更)、ここから下村大臣の件と合わせて、勢いに乗って、何とか安倍政権を打倒しなければと思っているmewなのだった。(@@)
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