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http://31634308.at.webry.info/201503/article_5.html
2015/03/05 23:49
岐阜の美濃加茂市長の藤井市長が無罪になった。
この事件をなぜ取り上げたかというと、郷原信郎氏が主任弁護を担当したからである。郷原氏自身は元検事で、民主党の小沢一郎代表が陸山会事件で地検特捜部に捜査されたとき、検察の捜査の手法、強制起訴に向けた検察審査会へ検察の関与などを批判した。検察の手口、手法を熟知している。
その郷原氏が藤井市長の弁護を初めてから、ずっと以下の郷原氏のブログで、裁判弁護の経緯を逐一、報告していた。そのため、だいたいの経緯は読んでいた。
『郷原信郎が斬る』
https://nobuogohara.wordpress.com/
ブログの中では、贈賄側の経営コンサルタント会社「水源」社長、中林正善氏が検察とバーター交換で、藤井市長に不利となる証言をしていると当初から書かれていた。中林氏の検察からの取り分は、自分の会社経理の不正を軽減してもらうようなことだった。
検察は、この手のバーター交換で、検察に有利な証言をさせる。元福島県知事の佐藤栄佐久氏の場合も、当時の土木部長が佐藤氏に不利な証言をさせたということは有名な話である。
小沢氏の石川元秘書に水谷建設社長が5000万円を贈ったというのもその種の話である。鈴木宗男議員が逮捕されたのも、ある社長が鈴木氏に贈賄したと言わせた証言である。証人の弱みに付け込んで、自分が起訴した人物を何としても罪人にする手法である。
今回は、郷原氏が今までの経験から、検察のやることを熟知して、先手、先手で検察の手を封じていったので、幸運にも無罪となったと思っている。
また、その弁護側の主張を素直に認めてくれた鵜飼祐充裁判長もエライと思う。石川元秘書の裁判の時は、トンデモ登石裁判長は5000万円の受け取りも、弁護側の反論は一切受け付けずに、検察の証人の一方的な証言を採用し、有罪した。
今回は、贈賄側の中林氏が別件で有罪判決を受けた程酷かったから、心証的にも藤井市長に有利に働いたと思われる。ある意味、幸運だった。このような話は、別世界の話と思っていたら大間違いである。明日は我が身かもしれないことを肝に命じなければならない。
岐阜・美濃加茂汚職:藤井市長に無罪判決 名古屋地裁
http://mainichi.jp/select/news/20150305k0000e040215000c.html
毎日新聞 2015年03月05日 14時08分(最終更新 03月05日 14時50分)
名古屋地裁に入る美濃加茂市長の藤井浩人被告=名古屋市中区で2015年3月5日午後1時46分、兵藤公治撮影
拡大写真
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岐阜県美濃加茂市の浄水プラント導入を巡る汚職事件で、受託収賄などの罪に問われた市長、藤井浩人被告(30)に対し、名古屋地裁(鵜飼祐充裁判長)は5日、無罪(求刑・懲役1年6月、追徴金30万円)を言い渡した。藤井被告は昨年6月の逮捕段階から一貫して無実を訴えていた。
公判は現金授受の有無を最大の争点に、市長側に「賄賂を渡した」とする贈賄側の経営コンサルタント会社「水源」社長、中林正善受刑者(44)=贈賄罪、詐欺罪などで懲役4年の実刑が確定=の供述の信用性が争われた。
検察側は、中林受刑者の銀行口座の出入金記録や、「藤井被告に現金を渡したと聞いた」とする知人の証言、メールなどが中林供述に符合すると指摘。「信用性に疑いの余地はない」と主張した。これに対し、弁護側は「証言は客観的資料とつじつまを合わせたに過ぎず、信用できない。作り上げられた犯罪だ」と反論し、無罪を求めていた。【金寿英】
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