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口利き疑惑もくすぶったまま(C)日刊ゲンダイ
安倍内閣は“総汚染”か…塩崎厚労相にも「違法献金の疑い」浮上
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157723
2015年3月4日 日刊ゲンダイ
次々と発覚する閣僚の「違法献金」疑惑に、新メンバー加入だ。塩崎恭久厚労相が代表の自民党支部が13年、国の補助金の交付決定を通知された2社から寄付を受けていたことが日刊ゲンダイ本紙の調べで分かった。どちらも補助金の交付決定通知から1年以内の政治献金を原則的に禁じる、政治資金規正法に違反する可能性がある。「博友会」疑惑を抱える下村文科相も含め、安倍政権は総汚染状態だ。
■補助金受領の地元病院と談合企業から
政治資金収支報告書によると、塩崎厚労相の「自民党愛媛県第1選挙区支部」は13年4月15日に、松山市の「松山リハビリテーション病院」から12万円の寄付を受けた。その約2週間前、同病院は国交省が自動車安全特別会計から拠出する「自動車事故対策費補助金」の交付決定を通知され、161万1918円を受け取ったばかりだった。
同病院は塩崎厚労相の献金リストの常連で、11〜13年の間、毎年12万円、計36万円を自民党支部に寄付。12年2月にも前出の補助金を交付されており、12年分の献金も法に抵触する可能性がある。
同病院の事務長は当初「法の規定を意識して献金したことはなかった」と話していたが、その後、文書で<ご指摘の補助金は利益を伴うものではなく、規正法の適用外と認識している>と回答を改めた。規正法には<(補助金が)性質上利益を伴わないものを除く>などの例外規定はあるが、補助金受給先の政治献金は「政業癒着」と「税金還流」をいさめる法の趣旨を逸脱している。
疑惑は同病院からの献金だけにとどまらない。塩崎厚労相の自民党支部は13年5月8日、大阪市の総合設備工事会社「ダイダン」の四国支店から12万円の寄付を受けた。同社はその8カ月前、12年9月18日に経産省・資源エネルギー庁所管の「独立型再生可能エネルギー発電システム等対策費補助金」の交付決定(金額は非公表)を通知された。同社はこの補助金を使って、埼玉県内に新築した研究施設に太陽光パネルなど発電設備を導入した。
ダイダン四国支店は「弊社は北陸新幹線の談合事件により、当局から営業停止処分を受けており、取材には応じられません」とコメントした。
塩崎厚労相と献金企業・団体との奇妙なつながりは、まだある。13年5月に塩崎厚労相の自民党支部に12万円を寄付した1社は約6カ月後、国交省所管の補助金交付が決定。約131万円を受領した。また、13年に同支部へ献金したうち、少なくとも3法人は、民主党政権下で打ち切られた国からの補助金交付が今年度までに復活しているのだ。
塩崎厚労相は昨年秋の大臣就任直後、地元の社会福祉法人の特養老人ホーム計画をめぐり、厚労省への口利き疑惑が浮上。依然、疑惑はくすぶったままだ。塩崎厚労相の“スポンサー”が次々と国の補助を受けるのは「単なる偶然」なのか。日刊ゲンダイ本紙の取材に対し、塩崎事務所は松山リハビリ病院、ダイダンからの寄付について文書で「規正法の適用除外にあたる」と回答した。
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