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東京五輪を危うくするイスラム国と原発汚染
http://www.amakiblog.com/archives/2015/03/01/#003164
2015年03月01日 天木直人のブログ
きょう3月1日の読売新聞は「成熟都市にふさわしい大会に」と題する社説を掲げている。
(東京五輪)計画をどう具体化していくか。準備はこれからである・・・という書き出しで始まるその社説が書いていることは、東京五輪・パラリンピック組織委員会が国際オリンピック委員会(IOC)に提出した「大会開催基本計画」に対する、さまざまな注文である。
なぜいまごろこのような社説を読売新聞は掲げたのか。
それは、東京五輪対策の中でも一番重要なのはテロ対策であり、それをしっかりやれと言いたかったからだ。
社説の中で次のように書いている。
「不安定な国際情勢を考えれば、テロ対策の重要性は増す。基本計画が示した『全ての大会関係者、観客、周辺地域が実感できる安心』を実現するため、万全の警備体制を築くことが肝要である・・・」と。
しかし、その社説が一言も触れていないことがある。
それは原発汚染の問題だ。
東京五輪を危うくするのはイスラム国のテロだけではない。
原発汚染がとまらないことだ。
そして、このイスラム国問題と原発汚染問題こそ、安倍首相にその元凶がある。
なにしろ、イスラム国に「アベ、次はお前の国だ」と名指しされ、それに対して逆切れしてますますイスラム国を敵視する政策をとり続けているからだ。
そしてイスラム国問題は今後ます増す世界を揺るがしていくことになる。
思い出すがいい。
邦人二名が殺害されたことを見て日本のスポーツ関係者は皆中東にチームを派遣することを見送った。
それだけイスラム国のテロは怖いのだ。
世界のスポーツ関係者が、東京五輪は危ないと考えて参加を見送る国が続出してもおかしくはない。
日本はそれを止められないし、ましてや非難する資格はない。
原発汚染問題に至っては、いまさらここで繰り返すまでもないだろう。
「原発事故はコントロールされている」と世界に嘘をついてまで五輪招致を勝ち取った張本人が安倍首相だ。
それなのに、放射能汚染水垂れ流しを放置し続け、原発再稼働を強行しようとしている。
どう見ても世界のどこかの国がそのうち言い出すだろう。
こんな国いい加減な国にスポーツ選手を派遣して放射能の危険にさらすわけにはいかないと。
誰かがそう言い出せば、派遣見送り国が続出するだろう。
東京五輪を不可能にするかもしれない最大の障害はイスラム国のテロと原発汚染だ。
それを招いたのは安倍首相だ。
安倍首相がこの国の首相を続けるかぎり、五輪東京開催はますます実現困難になっていくだろう。 これ以上ない皮肉である(了)
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