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新聞没落、朝日は1年で44万部減、読売は60万部減、衰退する新聞広告の影響力
http://www.kokusyo.jp/%E6%96%B0%E8%81%9E%E6%B2%A1%E8%90%BD%E3%80%81%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%81%AF%EF%BC%91%E5%B9%B4%E3%81%A7%EF%BC%94%EF%BC%94%E4%B8%87%E9%83%A8%E6%B8%9B%E3%80%81%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E3%81%AF%EF%BC%96%EF%BC%90/
2015年02月25日 MEDIA KOKUSYO
新聞の発行部数がわずか1年の間に激減していることが分かった。
新聞の発行部数を調査する日本ABC協会が発表した2014年度下期(6月〜12月)における新聞の発行部数一覧によると、中央紙各紙の部数は次の通りである。()内は対前年差(2013年度下期)。
朝日新聞:710万1074部(−44万2107部)
読売新聞:926万3986部(−60万4530部)
毎日新聞:329万8779部(−5万1587部)
日経新聞:275万534部(−2万5585部)
産経新聞:161万5209部(−2316部)
■2014年度下期の新聞発行部数一覧PDF
http://kuroyabu.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2015/02/kokusyo20150225.pdf
朝日は、約44万部を失った。読売は約60万部を失った。
プラスに転じた社はない。
しかし、ABC部数は、実際に配達されている部数を正確に反映しているわけではない。配達されないまま新聞販売店で一時保管され、古紙として回収される「押し紙」、あるいは「残紙」もABC部数に含まれている。そのためにこれらの不透明な部数を整理すれば、必然的にABC部数も減じる。
今回の調査で明らかになった新聞部数の激減傾向が、不透明な部数を整理した結果なのか、それとも読者離れの結果なのかは分からない。
◇低落する新聞広告の媒体価値
新聞業界が衰退に向かっているにもかかわらず、紙面広告の出稿量はほぼ横ばいが続いている。これは新聞広告の媒体価値が落ちるに伴って、価格も落ちていることを意味している。広告主をつなぎ止めるために、価格を落とさざるを得なくなっているのだ。
「押し紙」や残紙が存在するために、実配部数が不透明なので、広告主企業は、マーケティング戦略として新聞広告を採用した場合、誤算に見舞われることがある。たとえば30万人の新聞読者を想定し、それを前提に戦略を決定したにもかかわらず、実際には15万部の新聞しか読者に届いていなければ、期待通りのPR効果は得られない。
戦略は失敗する。
さらに新聞広告は、アクセス解析ができない欠点もある。どのような層が広告に関心を示しているのかを把握できない。これでは科学的なデータに基づいた戦略はとれない。
インターネット広告が増えて、新聞広告が衰退しているゆえである。
不透明な新聞の発行部数。これを改めなければ、新聞の「没落」を止めることはできない。
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