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政治とカネで西川農相「投げだし辞任」
http://www.nikkansports.com/general/news/1438445.html
「政治とカネ」の問題が相次いでいた西川公也農相(72)は23日夕、安倍晋三首相に辞表を提出、受理された。直前まで出席していた衆院予算委員会でも野党に追及されており、「分からない人には分からないから、辞表を出した」。事実上の、「投げだし辞任」となった。昨年から政治資金問題を抱えた西川氏を、第3次内閣で再任した首相にとっても、政治とカネという負の流れを断ち切れず、大きなダメージだ。後任は林芳正前農相(54)となる。
「私がいくら説明しても、分からない人には分からないから、辞表を出した」。西川氏は辞表提出後、投げだしにも取れる言葉を悔しまぎれにぶちまけた。
今月上旬、国の補助金交付が決まっていた企業などからの寄付が、相次いで発覚。違法性も辞任も否定してきたが、連日野党に追及され、釈明は苦しさを増した。予算案審議がテーマの予算委員会も、西川氏の疑惑追及の場になっていた。
西川氏は「(疑惑が)法律に触れることはないが、これから農政改革をやるとき、内閣に迷惑を掛けてはいけない」と強調。直前まで出席していた衆院予算委員会終了直後、官邸に向かい辞表を提出した。「耐え難いイメージをつくられた。(23日の)質疑が終わったらと思っていた」。委員会中に辞意を固めていた。
71歳で悲願の初入閣から、半年あまり。「くやしくないか」と問われ「全くありません」と強がった。
この日の委員会でも新たな疑惑が出た。「毎日(政治資金収支報告書を)チェックしている。違法な献金はない」と述べた直後、報告書の記載ミスを指摘された。途端に「(朝に)指摘を受けて先ほど修正した」と発言は翻った。釈明は、つぎはぎだらけだった。
落選中、献金を受けた木材加工会社の顧問に就任していたことも判明。「落選中の支援をしたいということだった。政治家の顧問は、再起を期して一生懸命働けという意味」と持論を展開。これが最終的に、辞任の決め手になった。与党内では、先週以降「辞任は時間の問題だ」(関係者)の声が拡大していた。
第2次安倍政権の閣僚の辞任は、ダブル辞職の小渕優子、松島みどり両氏に続き3人目。小渕氏らと同様、第2次改造内閣で政治とカネの問題が指摘された西川氏を、第3次内閣で再任した首相への打撃も大きい。「辞任の必要はない」とかばい続けてきたが、この日は「説明は国民に十分納得をいただいていない」と、防戦に回っていた。
「任命責任は私にある。国民の皆さんにおわびしたい」と述べた首相。早期幕引きを図ったが、野党の疑惑追及は続く。23日夜、自民党の谷垣禎一幹事長らとの会食で首相は「西川氏はもう少し頑張ってもらえると思った」と漏らした。
[nikkansports.com 2015/2/24]
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