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官邸主導で「自発的辞任」演出 国会審議にらみ早期幕引き狙う 西川氏も弱気に
http://www.sankei.com/politics/news/150224/plt1502240004-n1.html
西川公也農林水産相の辞任は、平成27年度予算案の国会審議や、大詰めを迎えている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への影響を最小限に抑えたいとする安倍晋三首相の意向と、西川氏本人も職務を続けるのは難しいという判断が合致しての結果だった。農協改革案が9日にまとまった上、衆院予算委員会での首相出席が23日でひとまず終わることが辞任のタイミングとなったようだ。(水内茂幸)
「国民から十分に納得をいただいていないのも事実だ」
首相は23日午後の衆院予算委員会で、西川氏の政治資金問題への説明についてこう強調した。
西川氏の辞表提出は同委終了直後だが、段取りはすでにでき上がっていた。
政府関係者によると、首相が西川氏辞任に動き出したのは先週後半だった。
毎日新聞が17日付朝刊で、西川氏の政党支部が砂糖業界の関係会社からTPP交渉の開始直前に100万円の寄付を受けていたと報じた。砂糖はTPP交渉で日本が関税撤廃の例外に求める「重要5分野」の一つであることから、利害関係者からの寄付になる。
木材加工会社からの寄付についても「300万円という額は大きすぎた」(自民党幹部)ことから、「もう一つ何かが出たら完全にアウト」(別の同党幹部)という空気が政府・与党内に出てきた。
しかし、第3次政権発足時に再任しなかった江渡聡徳(えと・あきのり)前防衛相を含めれば、昨年以降すでに3人が「政治とカネ」問題で内閣から去っている。首相は、西川氏を慰留し「自発的辞任をした」というスタイルにこだわった。
西川氏も、弱気になっていた。身内から辞任を求める声が上がったことでポストへの執着がうせ、官邸サイドや一部自民党幹部に電話で辞任の相談をするようになった。20日には西川氏辞任が固まり、同氏は周辺に「肩の荷が下りた」と漏らした。
結果として、首相はこれまでの辞任劇同様、早期の幕引きを図ることができた。自民党国対幹部は「予算案審議の大詰めに疑惑追及一色になるのは避けたかった。農協改革も終わり、辞任には最適なタイミングだ」と語った。
首相は23日夜、公邸で谷垣禎一幹事長ら党執行部と会食し、「皆で気を引き締め、団結していこう」と結束を促した。
[産経ニュース 2015/2/24]
◇
こういうときこそ団結 首相、農相辞任受け
http://www.sankei.com/politics/news/150223/plt1502230043-n1.html
安倍晋三首相は23日夜、自民党の谷垣禎一幹事長や高村正彦副総裁ら党幹部と首相公邸で会食し、西川公也農相の辞任に関し「こういうときだからこそみんなで団結していこう」と結束を呼び掛けた。
同時に「西川氏はもう少し頑張ってもらえると思った」と胸中を明かした。後任に林芳正氏を充てたことについて「すぐに仕事ができるのは前任の林さんしかいないと思った」と述べた。
[産経ニュース 2015/2/23]
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