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安倍政権の最大の敵は外圧である
http://www.amakiblog.com/archives/2015/02/23/#003153
2015年02月23日 天木直人のブログ
安倍暴政を止めるのはもはや国内の政治批判、政治圧力では難しい。
日々の報道を見ているとそう思えてくる。
しかし安倍首相の命取りになる外的要因は目白押しだ。
アベノミクスがごまかしきれなくなった時点で安倍首相は終わるだろう。
東電は22日高濃度放射能汚染水が港湾内に流出したと発表したらしいが、海洋汚染が国際問題化し、訴訟に発展すれば安倍首相と東電は窮地に追い込まれる。
東京マラソンは無事に終わってめでたいが、テロの恐怖は東京マラソンで終わりではない。はじまりだ。
都内で一度でもテロが起きればたちまち安倍政権は危機に陥る。なぜなら自らまいた種であるからだ。
そして外交面における孤立も安倍政権にとって致命的だ。
そう思っていたら、きのう2月22日の読売新聞がニューヨーク発として報じた。
国連安保理はきょう23日、戦後70年と国連創設70年にあわせた公開討論を開くと。
今月の安保理議長国である中国が提案したという。
王毅外相が主席し、議長を務めるという。
これは、今年を「抗日戦争勝利70年」と位置づけ、「戦勝国」中心の戦後秩序の維持を強調する中国の国際的キャンペーンの一環であることはあきらかだ。
習近平主席の安倍歴史認識叩き不退転の決意表明である。
いくら安倍首相とその側近が、習近平は許せないと怒って見ても、間違った歴史認識に固執する安倍首相に勝ち目はない。
国連安保理は国連が発足した当時も今も、戦勝国が拒否権を持って牛耳っている。
米国の相対的力が年々低下し、中国の国力が飛躍的に強化されつつある。
米国とロシアはウクライナ問題をめぐって対立が深まるばかりだ。
中国はそのロシアと関係を深め、安倍首相のプーチン大統領に対する「良好な」関係は吹っ飛んでしまったも同然だ。
もはや安倍首相はオバマの米国にすがるしかない。
米国が安倍首相の生殺与奪を握っているのだ。
かくして安倍首相5月連休訪米の成否がすべてとなり、その成功のために安倍首相の対米従属策が一気に進むことになる。
こんな情けない政権はかつてなかった。
それが戦後70年たったいまの日本の現実である(了)
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