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民主党は西川農水相を辞任に追い込む事に一点集中すべきだ
http://www.amakiblog.com/archives/2015/02/21/#003149
2015年02月21日 天木直人のブログ
ここまで滅茶苦茶な事をやり放題の安倍政権を民主党は追い込む事ができるか。
無理だろう。
今の民主党が何を言っても安倍首相は相手にしない。
なにしろ西川献金疑惑を追及している時にヤジを飛ばすフザケタ対応をしている安倍首相だ。
国会を止めることすらできず、それを許した民主党の体たらくだ。
しかし、もし民主党が安倍首相に反撃する気なら、安保政策やイスラム国問題や格差問題などを追及するよりも、ここは真っ先に西川大臣の首を取る事に一点集中すべきだ。
その理由はいくつかある。
一つは、報道されている事が事実なら西川議員は限りなくクロに近いという事である。
同様の疑惑で閣僚や政治家を止めた例は過去に数えられないほどだ。
このまま西川大臣が無罪放免になるようなら、もはや政治家の政治資疑惑の追及は無用になる。
二つは安倍首相の暴言だ。
安倍首相は19日の衆院予算委員会で、「西川氏は説明責任を果たしている」と開き直ったらしい。
これは傲慢の極みから口をついた大失言である。
政治家の献金疑惑、政治資金法違反疑惑については、「本人がみずから疑惑を果たすことを信じている」、などといって揚げ足を取られないように答えるのがこれまでの首相答弁の常だった。
ところが今回は安倍首相は西川氏の疑惑をきっぱりと否定してみせた。
もし今後、西川議員の疑惑が確認された場合、首相は食言したことになる。間違いなく安倍首相の任命責任が問われる。
三つめは、そしてこれが一番重要な理由であるのだが、TPP交渉の西川大臣がTPP交渉にかかわっていた最中に起きた献金疑惑であるというところだ。
西川大臣の献金疑惑がTPP交渉と直接関連付けられるなら、米国主導のTPPに傷がつく。
つまり米国によるTPP交渉合意への対日圧力が、相手国の閣僚の汚職を招いたと責められかねない。
西川問題は米国に跳ね返り、オバマ大統領が米国議会で追及される事になりかねない。
だからオバマ政権は、状況の進展次第では、西川大臣のこれ以上の居直りを許さないだろう。
さっさと辞めさせて米国に跳ね返る前にケリをつけろと安倍首相に厳命するだろう。
野党や国民からいくら辞任要求されても平気で突っぱねる安倍首相も、米国が西川を早く辞めさせろと言えば辞めさせざるを得ない。
その時安倍首相はもはや任命責任から逃れられない。
繰り返して言う。
民主党は西川農水相を辞職に追い込む事に一点集中して、打倒安倍政権を目指すべきである
(了)
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