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危機管理で応酬=首相と岡田氏激突−衆院予算委
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021900753
安倍晋三首相と民主党の岡田克也代表は19日の衆院予算委員会で、今国会で初めてとなる本格論戦を繰り広げた。岡田氏は、過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件への政府対応に問題があったと繰り返し追及。首相は、民主党政権が批判を浴びた東日本大震災での対処ぶりを念頭に「危機管理で民主党がそんなことを言えるのか」とむきになって反論、議論はヒートアップした。
◇「官邸不在」問題視
岡田氏「首相も菅義偉官房長官も(首相官邸に)いなくて、危機管理に万全を尽くしたのか」
首相「私は外にいても指示を出せる。外国にいても指示を出す」
岡田氏は持ち時間の半分近い約40分を危機管理問題に費やした。行方不明だった後藤健二さんが犯行組織に拘束されたとの情報を政府が入手した昨年12月3日、首相も菅長官も衆院選遊説で官邸を不在にしていたことを取り上げ、「国民の命、危機管理の責任を持つのは首相、官房長官だ。その程度の認識でいいのか」とかみついた。
菅長官は選挙戦で、激戦区を中心に全国を飛び回っていた。岡田氏は、民主党政権下で行われた前々回衆院選で藤村修官房長官(当時)が地元の選挙区に戻ったのは1日だけだったと指摘し、「それで落選したわけではないかもしれないが、そのぐらいの責任感はあった」と皮肉った。
これに対し、首相は「民主党にとっては官房長官が回ることは嫌なことかもしれないが、何ら支障はない」「安倍内閣の考え方を選挙を通じて国民に伝えていくことも政治家として当然だ」などと声を上ずらせてまくし立て、岡田氏の主張を「形式主義的」と切って捨てた。
◇安保、格差でも激論
岡田氏は、安倍内閣が憲法解釈を変更して集団的自衛権行使を容認したことも取り上げ、「悪い前例をつくった」と批判。政府が「憲法違反」と否定する徴兵制も持ち出し、「(憲法)解釈を変える内閣が将来出てこないという保証はどこにあるのか」とただした。首相は「集団的自衛権と徴兵制は何の関連もない。世界中のほとんどの国が集団的自衛権の行使を認めているが、ほとんどの国が徴兵制ではない」といなした。
民主党が重視する格差問題では、岡田氏が是正のための資産・所得課税の強化を提案。首相は「(税金が)高すぎると思って、所得のある人材が(海外に)流出すれば、金の卵を産む人たちを失うことになる」と耳を貸さなかった。
議論を終えても、双方の興奮は収まらない。岡田氏は記者団に「国家の危機管理としては非常に問題がある。議論していて腹が立ってきた」といら立ちを隠さず、政府高官も「岡田氏の質問はひどかった」と吐き捨てるように言った。
[jiji.com 2015/2/19]
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