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NHK籾井勝人会長がまた暴言! 籾井独裁でNHK は“朝鮮中央放送”と化すのか
http://lite-ra.com/2015/02/post-877.html
「あるものはあるんです」。──NHKの籾井勝人会長が、本日18日に開かれた民主党の会合に出席し、こう声を荒げた。NHKの会長就任時に籾井氏が理事全員に日付が白紙の辞表を提出させたことを、民主党・階猛衆院議員に追及された場面だ。
階議員は「(国会で)こんなことは世の中ではやってないとわたしが指摘したところ、一般社会でよくあることとおっしゃいましたよね?」と、国会での籾井発言を再び指摘。これに対して籾井会長は「あるものはあるんです。皆無ではありません」と開き直ったのである。
はっきり言って、こんなことが一般社会で「よくある」わけがない。なんなら、籾井会長が務めていた三井物産でなんの理由もなく取締役全員に辞表を提出させていたかどうかを聞いてみればいい。
しかも、NHKの場合は理事の人事について放送法で定められており、理事に「非行」が認められ、経営委員の同意があってはじめてNHK会長は理事を罷免できる。それらの条件もなく、会長は理事を辞めさせることなどできないのだ。にもかかわらず、籾井会長は理事たちに日付を空欄にした辞表の提出を求めた……これはいわば、“自分の意に反する人間には、いつだって辞めてもらう”と恫喝していることに等しい。
ところが、籾井会長は階議員が「撤回してください」と迫っても「撤回いたしません」と言い張り、あげくは「わたしが場外で何を言ったとか(関係ない)」と 国会を「場外」よばわりしたのである。
さらに、籾井会長は村山談話についても「いまのところはいい。将来のことはわからない。政権が変わって、その人が、村山談話はもういらないと言うかもしれない」と、とんでもないことを口走っている。
そもそも、歴代の内閣が継承してきた談話を「いまのところはいい」「いらないと言うかも」などと軽い言葉で片付けてしまうこと自体が公共放送のトップとしての品位を疑うが、もっと問題なのは、政権に追随することがNHKのスタンスだと恥ずかしげもなく明言したことだ。会長就任時から「政府が右と言うものを左と言うわけにはいかない」と語ってきた籾井会長の政権擦り寄り姿勢はさらに露骨になっているといっていいだろう。
いま一度確認しておきたいが、NHKが受信料制度を取っているのは、運営資金を国家権力に依存しないためだ。誤解している人も多いので言っておくが、NHKは「国営放送」ではなく「公共放送」である。“運営の自主性を損なわず、表現の自由を守る言論報道機関として役割を果たす”ことがNHKの使命なのだ。それを、会長みずから“政権に都合の悪いことは放送しない”と宣言することは、公共放送の体をなしていない。これは受信料を支払っている国民に対する背信行為であり、民主主義の崩壊だ。
しかし、NHKはいま、こんな基本的な認識すらない会長に独裁支配され、内部では自由な発言が一切許されない「北朝鮮」並みの恐怖監視体制ができあがりつつあるのだ。
本サイトではこれまでも、籾井氏の会長としての資質を疑い、NHKをめぐる問題を記事にしてきた。この機会にぜひ、もう一度その記事に目を通してみてほしい。
【「籾井の存在が恥ずかしい」会長罷免を要求したNHK元職員たちの肉声】
http://lite-ra.com/2014/10/post-551.html
【爆笑問題のボツ事件だけじゃない! NHKで今、何が起きているのか!?】
http://lite-ra.com/2015/01/post-800.html
そして、いまNHKをジャーナリズム機能不全の状態に追い込んでいるすべての責任は、籾井氏を会長に任命した安倍首相にあることを覚えていてほしい。
(編集部)
[リテラ 2015/2/18]
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