http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/212.html
Tweet |
14年3月の政治資金パーティーで久野氏を壇上に迎える西川農相/(C)日刊ゲンダイ
100万円献金 「砂糖業界のドン」と西川農相の“甘い関係”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157312
2015年2月18日 日刊ゲンダイ
西川農相に100万円を献金していた「精糖工業会館」の社長、久野修慈氏(79)は、「会館」を運営する業界団体「精糖工業会」の会長だ。そして、その加盟社である砂糖メーカー大手「塩水港精糖」の会長でもあり、「砂糖業界のドン」(業界関係者)と呼ばれている。2人は“ただならぬ仲”のようだ。
「昨年3月、都内の高級ホテルで当時、自民党TPP対策委員長だった西川さんの政治資金パーティーが開かれました。ホテルで2番目に大きい広間にもかかわらず満員御礼。菅官房長官や伊吹衆院議長(当時)などほかの大物出席者を差し置いて、最初にあいさつに立ったのが久野氏でした。そもそも、西川さんが09年に一度落選するまでは、塩水港精糖とその子会社が、西川さんの政党支部に献金したり、パーティー券を購入したりしていた」(永田町関係者)
これでは“甘い関係”を疑われても仕方ない。
■白洲次郎の秘書時代も
久野氏は中央大法学部卒業後、1963年に大洋漁業(現マルハ)に入社。当時のオーナー社長に気に入られ、同社の社外取締役だった白洲次郎の秘書を務めたこともある。専務時代の86〜90年には、横浜大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)の球団社長を兼務していた。
「久野氏は気性が激しく押しも強い。実業家というより剛腕の政治家といったタイプです。実際、昔から農水族などの政治家と好んで付き合っていた。その人脈や手腕を買われ、90年に畑違いの塩水港精糖の社長になりますが、得意の政治力を生かし、わずか9年で精糖工業会のトップに。歴代農相をはじめ、政官財界に顔が利くといわれています」(前出の業界関係者)
08年には母校の中央大の理事長にも就任。「久野氏の集金能力が期待された」(同大OB)が、同大付属中の入試で、知人の孫の合格を口利きした疑惑が発覚し、12年に辞任している。
「久野氏は11年に設立された『TPPを考える国民会議』の副代表世話人も務めていた反TPPのキーパーソンでもある。いずれにせよ、TPPの重要5項目のうち砂糖製品の関税については“延命”されています。久野氏の剛腕には恐れ入る」(前出の永田町関係者)
「砂糖業界のドン」と呼ばれるわけだ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK180掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。