http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/186.html
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「首相がバックについている個人や組織は、一切非を認めず居直る。:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16664.html
2015/2/17 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
「休暇で南京城の北を流れる長江(揚子江)の河畔に行ったとき、原田は便衣兵を処刑する場面に出くわした。陸軍兵士らがトラックに乗せてきた中国人の男10人ほどを銃剣で突いたりした」(産経)http://bit.ly/1CyfxJW
「観念した様子の男もいれば、川の中に逃げ込んで撃たれたり、泣きながら命ごいしたりする男もいた」
これとそっくりの光景を、少し前にYouTubeで観た。
イスラム国が公開している、敵対勢力の男たちを殺す場面だった。
川沿いに並ばせて順に殺し、死体は川に突き落として流した。
そうすれば、腐敗したり魚の餌になるので、大量に殺しても痕跡は残らない。
私服を着た「中国人の男」が「便衣兵(軍服を脱いだ元兵士)」であるかどうかを日本軍人が判別する際、裁判などはほとんど行われず、日焼けの仕方が軍人っぽい、がっしりした体格が軍人っぽい、などの「見かけ」だけで主観的に「便衣兵」と決めつけるケースも多かった。
日本軍人が日記等に書いている。
「差別しろなんてまったく思っていません。区別した方が、お互いにとって良いと指摘しているだけ」
これはアパルトヘイトを肯定した南アフリカの白人、アメリカで黒人差別を肯定した白人がよく使った(詭弁)論法。
曽野氏の弁明は、問題の構図を認識する人々の神経を逆なでしているだけで逆効果だろう。
自分の暴言が社会問題や国際問題になっても、首相がバックについている個人や組織は、一切非を認めず居直る。
首相がバックについている限り、大手メディアが本気で追及することはない。
首相がバックについている個人や組織と、そうでない個人や組織とでは、やっていいことといけないことの基準が違う。
今に始まった現象じゃない、という指摘は、その通りかもしれないが、大手メディアのトップが現首相と親しく会食を重ねるようになって以降は特に、首相周辺の人間が引き起こす人権や人道、民主主義を毀損する事件の報道が、海外メディアや外国特派員協会を「経由」する形でしか報じられなくなっている。
海外メディアの記者は、産経新聞の曽野綾子氏の記事を、実質的に「かつて南アに存在したアパルトヘイト制度の導入を奨めるもの」と見抜く眼力を持っているが、日本の大手メディアは特定の団体が抗議したり海外メディアが報じなければ記事にしない。
実質を見抜く目が無いので、形式でしか対処できない。
言い方を変えれば、産経新聞の曽野綾子氏の記事を「問題」として報じた海外メディアは、問題の存在を「主体的」に認識しているが、「大使館や団体からの抗議」「海外メディアの問題視」があって初めて動き出す日本の大手メディアは、問題そのものでなく「周辺の変化」に「受動的」に反応しているだけ。
以前は糾弾の対象となっていた権力者の暴言や暴挙に対し、大手メディアがスルーする態度が常態化すれば、国民も安心して暴言や暴挙を行えるようになる。
首相が掲げる方針に沿っている限り、それらの暴言や暴挙には、大手メディアも形式的にしか対処しない。
社会が少しずつ、しかし確実に、荒んでいく。
油断や慢心は禁物、という言葉を、5分20秒にわたって嫌というほど思い知らせてくれる動画。http://on.fb.me/1Au2CLJ
そして逆の視点から見れば、物事は「最後まであきらめる必要はない」ということ。
Never あきらめ(by レキシ)。
>"@ken_takada: 自衛隊の準機関紙「朝雲」(2月12日)が自衛隊による邦人救出は「無理だよ」と国会論議を怒っています。 http://t.co/obz271szLf 朝雲寸言" >当たり前だけどね。 政治家は無知だからこんなことも解らない。
「これまで国会で審議してきた『邦人救出』は、海外で発生した災害や紛争の際に、現地政府の合意を得た上で、在外邦人を自衛隊が駆け付けて避難させるという内容だ。
今回のような人質事件での救出とは全く異なる」(2015年2月12日付『朝雲』より)http://bit.ly/1BgKXXA
「政府は、二つの救出の違いを説明し、海外における邦人保護には自ずと限界があることを伝えなければならない。私たちは、日本旅券の表紙の裏に記され、外務大臣の印が押された言葉の意味を、いま一度考えてみる必要がある」
海外での邦人保護はまず第一に外務省の仕事だろう、と指摘している。
> きむらとも NHK日曜討論、「生活の党と山本太郎となかまたち」を難癖つけて出演させないのは、山本太郎議員が昨年出した『安倍首相の「会食」に関する質問主意書』のためではないのか。司会の島田敏男解説委員は会食仲間。生放送で突然追及されたら逃げられぬ。それほどやましい会食ということだ。 #nhk
確かに、島田敏男NHK解説委員は、2014年5月15日の「集団的自衛権の解釈変更」当日と、「衆院選2日後」の12月16日に、首相と西新橋のすし店「しまだ鮨」で会食した大手メディア幹部の一人ですね。http://bit.ly/1MpW7ww
怖いんでしょう。
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http://bit.ly/1BgKXXA
朝雲寸言
過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件は残念な結果となった。悔しい気持ちはわかるが、自衛隊が人質を救出できるようにすべきとの国会質問は現実味に欠けている。
人質救出は極めて困難な作戦だ。米軍は昨年、イスラム国に拘束されている二人のジャーナリストを救出するため、精鋭の特殊部隊「デルタフォース」を送り込んだが、居場所を突き止められずに失敗した。
作戦に際し、米軍はイスラム国の通信を傍受し、ハッキングもしていたに違いない。さらに地元の協力者を確保し、方言を含めて中東の言語を自在に操れる工作員も潜入させていたはずだ。もちろん人質を救出するためであれば、米軍の武力行使に制限はない。それでも失敗した。
国会質問を聞いていると、陸上自衛隊の能力を強化し、現行法を改正すれば、人質救出作戦は可能であるかのような内容だ。国民に誤解を与える無責任な質問と言っていい。
これまで国会で審議してきた「邦人救出」は、海外で発生した災害や紛争の際に、現地政府の合意を得たうえで、在外邦人を自衛隊が駆け付けて避難させるという内容だ。今回のような人質事件での救出とは全く異なる。
政府は、二つの救出の違いを説明し、海外における邦人保護には自ずと限界があることを伝えなければならない。私たちは、日本旅券の表紙の裏に記され、外務大臣の印が押された言葉の意味を、いま一度考えてみる必要がある。
(2015年2月12日付『朝雲』より)
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