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曾野綾子の「透明な歳月の光」:曾野綾子の「透明な歳月の光」:「適度な距離」保ち受け入れを
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/170.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 2 月 17 日 19:19:08: Mo7ApAlflbQ6s
 


 阿修羅でも少し話題になっている曾野綾子さんのコラムのテキストが転載されていないようなので....


 曾野綾子さんの“抗弁”が朝日新聞に掲載されたそうだが、曾野さんは“やっぱり世間知らず”のようである。


[曾野さんの“抗弁”内容]

「私はブログやツイッターなどと関係のない世界で生きて来て、今回、まちがった情報に基づいて興奮している人々を知りました。

 私が安倍総理のアドヴァイザーであったことなど一度もありません。そのような記事を配信した新聞は、日本のであろうと、外国のであろうと、その根拠を示す責任があります。もし示せない時には記事の訂正をされるのがマスコミの良心というものでしょう。

 私は、アパルトヘイトを称揚したことなどありませんが、「チャイナ・タウン」や「リトル・東京」の存在はいいものでしょう。」

引用元:「曽野綾子氏「アパルトヘイト称揚してない」 朝日新聞」
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/143.html


 まず、今回のコラム騒動において、曾野さんのコラムに“興奮している人々”の思いと曾野さんが「安倍総理のアドヴァイザーであった」かどうかは無関係であろう。
 だから、メディア批判はわかるが、最初の二つの段落で何を言いたいのかよくわからない。

 今回のコラムに最初のクレームをつけたのは在日南アフリカ大使のようである。
 転載する曾野さんのコラムを読めばわかるように、アパルトヘイト撤廃派と思われる在日南アフリカ大使が、曾野さんのコラムから、アパルトヘイト政策の“称揚”とは言わないまでも“容認”もしくは“望ましい措置”という見解を読み取りクレームを付けたことは行き過ぎではないと思う。

 曾野さんは、自分のコラムが、南アフリカのアパルトヘイト撤廃派や世界の“リベラル派”から人種差別的言動と評価される“性質のもの”と理解できていないところがイタイいのである。

 「表現の自由」はできるだけ尊重されるべきだと思っているので、曾野さんも在日南アフリカ大使も思うところを発言し、多くの人がいろいろ考えたことで一件落着だと思っている。

 曾野さんの反論がちょっとヘタレだったのは残念だった...

※「黒人は基本的に大家族主義」というのも決めつけ、歴史(時代)的地域的なものである。


 私自身のコラムに対する感想は次の投稿を参照して下さい。

「曾野綾子さんのコラム 南ア大使が抗議:建前論のNYより白人と黒人に距離感があるアラバマのほうがいいという黒人女性の声」
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/890.html

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[産経新聞2月11日朝刊]

曾野綾子の「透明な歳月の光」

■629 労働力不足と移民

「適度な距離」保ち受け入れを


 最近の「イスラム国」の問題など見ていると、つくづく他民族の心情や文化を理解するのはむずかしい、と思う。一方で若い世代の人口比率が減るばかりの日本では、労働力の補充のためにも、労働移民を認めねばならないという立場に追い込まれている。
 特に高齢者の介護のための人手を補充する労働移民には、今よりもっと資格だの語学力だのいった分野のバリアは、取り除かなければならない。つまり高齢者の面倒を見るのに、ある程度の日本語ができなければならないとか、衛生上の知識がなければならないということはまったくないのだ。
 どこの国にも、孫が祖母の面倒を見るという家族の構図はよくある。孫には衛生上の専門的な知識もなり。しかし優しければそれでいいのだ。
 「おばあちゃん、これ食べるか?」
 という程度の日本語なら、語学の訓練などを全く受けていない外国人の娘さんでも、2.3日で覚えられる。日本に出稼ぎに来たい、という近隣国の若い女性たちに来てもらって、介護の分野の困難を緩和することだ。
 しかし同時に、移民としての法的身分は厳重に守るように制度を作らなければならない条件を納得の上で日本に出稼ぎに来た人たちに、その契約を守らせることは、何ら非人道的なことではないのである。不法滞在という状態を避けなければ、移民の受け容れも、結局のところは長続きしない。
 ここまで書いてきたことと矛盾するようだが、外国人を理解するために、居住をともにするということは至難の業だ。
 もう20〜30年も前に南アフリカ共和国の実情を知って以来、私は、居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい、と思うようになった。
 南アのヨハネスブルクに一軒のマンションがあった。以前それは白人だけが住んでいた集合住宅だった。人種差別の廃止以来、黒人も住むようになった。ところがこの共同生活は間もなく破綻した。
 黒人は基本的に大家族主義だ。だから彼らは買ったマンションに、どんどん一族を呼び寄せた。白人やアジア人なら常識として夫婦と子供2人くらいが住むはずの1区画に、20〜30人が住みだしたのである。
 住人がベッドではなく、床に寝てもそれは自由である。しかしマンションの水は、1戸あたり常識的な人数の使う水量しか確保されていない。
 間もなくそのマンションはいつでも水栓から水の出ない建物になった。それと同時に白人は逃げ出し、住み続けているのは黒人だけになった。
 爾来、私は言っている。
 「人間は事業も研究も運動も何もかも一緒にやれる。しかし居住だけは別にした方がいい」

 

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コメント
 
01. 2015年2月18日 07:58:14 : jXbiWWJBCA

2015年2月17日 橘玲
南アフリカ・ソウェト、アパルトヘイト(人種隔離)が生んだ街。黒人が外界から"隔離"したら安全な地域に変貌[橘玲の世界投資見聞録]
作家・曽野綾子氏が産経新聞(2月10日朝刊)に寄稿したコラムが国際的な波紋を呼んでいる。「労働力不足と移民」と題する文章で、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)を擁護していると海外メディアが報じ、駐日南ア大使が産経新聞に抗議文を送った。 
曽野氏はアパルトヘイト廃止後に、白人だけが居住していたアパートに黒人が移り住んだ話を書いている。「黒人は基本的に大家族主義」で、アパートの部屋にたちまち20〜30人が住むようになり、居住者の急増で給水が追いつかず水道から水が出なくなった。それを嫌って白人たちが逃げ出したため、その建物に住みつづけているのは黒人だけになったのだという。 
この体験を根拠に、曽野氏は次のように断言する。 
「人間は事業も研究も運動も何もかも一緒にやれる。しかし居住だけは別にした方がいい」
このコラムはもともと、「イスラム国」の一連の事件を受けて、「日本は移民をどのように受け入れるべきか」というテーマで書かれている。「移民を人種別に居住管理すべきだ」との主張は人種差別と批判されても仕方ないだろう。 
そのうえこのコラムの論旨は、いくつかの点で明らかに間違っている。 
いうまでもないが、もともと南アフリカで暮らしていたのは黒人で、そこに移民してきたのが白人だ。しかし曽野氏の比喩では、先住民である白人のアパートに黒人が「移民として」移り住んできたことになっている。このような「誤った歴史認識」を、南アフリカのひとたちはぜったいに受け入れないだろう。 
黒人が「ベッドではなく、床に寝て」いる理由を、曽野氏は彼らが大家族主義だからだというが、誰も好き好んで床で寝たりはしない。彼らが「大家族」なのは文化ではなく貧しいからだ。ゆたかになれば核家族化が進むのは人種に関係なくどこも同じで、アメリカでも南アフリカでも、黒人の富裕層の暮らしを見ればこのことはすぐにわかる。貧困の問題を文化のちがいに解消するのは、やっかいな社会問題を隠蔽する常套手段だ。 
白人たちがアパートから逃げ出したのが水道のせいだというのも奇妙だ。水が足りないだけが理由なら、給水タンクをもうひとつつくればいいだけの話だ。 
アメリカでもヨーロッパでも、白人の中流地区に黒人や移民が移り住んできたときに起こるのは常に治安への不安だ。貧しい家庭で育った若者たちがグループをつくって不良化すると、地域や学校の環境が一気に悪化してしまう。日本でも、公立学校で校内暴力が頻発すると、親は無理をしてでも子どもを私立に入れようとした。親にとって子どもの安全ほど大事なものはないから、わずかなリスクでも避けようとするのはどうしよもないことだ。 
その結果、たしかに曽野氏がいうように、白人が出て行き、黒人だけの建物、居住区、町が生まれる。前回の記事で書いたように、ヨハネスブルグのダウンタウンはその典型だ。 
[参考記事]
 ●「半径200mで強盗にあう確率150%」「バスの乗客全員が強盗」など南アフリカ・ヨハネスブルグの都市伝説は本当か?

だがここで、曽野氏はきわめて危険な論理を展開する。 
南アフリカだけでなく、アメリカやヨーロッパでも人種ごとの住み分けが生じ、深刻な社会問題になっていることは間違いない。だがこうした現実から、「人種隔離政策が正しい」という結論は導けない。ヨハネスブルグの高級住宅地を見れば明らかなように、南アフリカでも、黒人の中流層は白人たちとなんの問題もなく混住しているからだ。 
だったら、問題はどこにあるのか。貧困や教育や差別など、ここから先はさまざまな議論があるだろうが、人種にかかわりなく多様なひとたちが仲良く暮らす共同体(コミュニティ)が理想であることだけは間違いない。人種の融合や同化を「非現実的」と否定するのは“保守思想”ではなく、リアリズムに名を借りたたんなる人種差別に過ぎない。 
このことを確認したうえで、ここでは現実はもうすこし複雑だということを、ソウェト(Sowet)を例に考えてみたい。 
典型的な貧困地域ソウェト
アパルトヘイト時代の黒人居住区をタウンシップという。ソウェト(South Western Townshipsの略)はヨハネスブルグ郊外につくられた最大のタウンシップで、現在も住民のほぼ100%が黒人だ。 
現在のソウェトのシンボルは現代アートのようになった二本の巨大な煙突だ。閉鎖された火力発電所の施設を地元の銀行が購入し、モニュメントにしたのだという。煙突のあいだにロープで橋が渡され、バンジージャンプができるようになっている。 
全面にウォールペインティングが施された巨大な煙突。現在はバンジージャンプ場 (Photo:©Alt Invest Com)

ヨハネスブルグはもともと金の採掘で発展した街で、ソウェトの周辺にも鉱山跡があちこちにある。こうした場所は鉱毒で汚染されていることから居住には適さず、だからこそアパルトヘイトの時代に黒人居住区に指定された。火力発電所のような「迷惑施設」がこの近辺に建設されたのも同じ理由だ。 
ソウェトの歴史を語るうえで欠かせないのが1976年のソウェト蜂起で、中学・高校でアフリカーンス語を導入することに抗議した学生たちが大規模な抗議行動を起こし、警察が群集に無差別の発砲を行なったことで死者176人、負傷者1139人という大惨事となった。 
アフリカーンス語は南アフリカの支配層だった白人(主にオランダからの移民の子孫)の言語で、当時、学校教育は英語で行なわれていたから、この教育方針の変更は黒人支配の象徴と見なされたのだ。 
ソウェト蜂起記念碑。背後の写真は、警官に撃たれたヘクター・ピーターソンと泣き叫ぶ姉。ピーターソンは当時13歳で、この写真が蜂起のきっかけになった (Photo:©Alt Invest Com)

1994年に全人種が参加する選挙が実施され、ネルソン・マンデラが大統領に就任すると、政府は人種差別政策のなかで貧困に苦しんできた黒人たちを救済するためソウェトの再開発に乗り出した。こうして建設されたのが公営の無料住宅で、箱型の家が整然と並んでいる。 
解放後につくられた公営住宅 (Photo:©Alt Invest Com)

だがこの住宅政策は、やがて頓挫することになる。教育や福祉、インフラ整備にも多額の投資が必要で、すべての貧困層に住宅をあてがう予算はなかったからだ。 
その結果、公営住宅に隣接して巨大なスラムが生まれることになった。SHACK(掘っ立て小屋)と呼ばれる家はトタンでつくられ、室内にはベッドとわずかな家具が置かれているだけだ。水道は公営住宅の水道管から引っ張り、電気はちかくの電線から盗電する。こうしたSHACKが並ぶ貧困地域が典型的なソウェトのイメージだ。 
ガイドの説明では、SHACKは貧困層が勝手に建てて住んでいるのではなく、すべて大家がいるのだという。大家は住人から1カ月4000〜5000円の家賃を徴収している。スラムは黒人の零細事業家にとっての投資物件なのだ。 
トタンでつくられた家。右手の壁の向こうが公住宅 (Photo:©Alt Invest Com)
もっともこうしたスラムに暮らすひとたちがすべて極貧の生活をしているかというと、そうともいえない。家賃が安い分だけ他のことに使う余裕ができ、スラムに住みながら子どもを大学に入れる家庭もあるのだという。 
貧困層がどういうところに住んでいるかは、その名もSHACKというバーで体験できる。スラムの家を改装した店で観光客に大人気だ。 
“Welcome to the SHACK”の看板があるバー (Photo:©Alt Invest Com)
(Photo:©Alt Invest Com)    バーの隣がブリキの家。ビリヤード台が置かれている

次のページ>> 黒人の中流層が暮らす住宅地に移行中
ソウェト地区は黒人の中流層が暮らす住宅地に変わりつつある
ソウェトというと、誰もが貧しい黒人たちのスラム街をイメージするだろう。もちろんそうした光景も至るところにある。 

(Photo:©Alt Invest Com)    路上の散髪屋。ビニールの覆いの下に椅子がひとつ
(Photo:©Alt Invest Com)   ファストフードの店。客の女の子はどちらもおしゃれ

だがガイドの説明では、現在、ソウェト地区は黒人の中流層が暮らす住宅地に変わりつつあるのだという。 
解放後の南アフリカ政府は白人への報復を禁じると同時に、黒人の地位を向上させるため大規模なアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)を実施した。貧困層の学費・給食費を無料化して9割を超える就学率を達成し、高校や大学に黒人学生の優先入学枠を設定したほか、BEE(Black Economic Empowerment)と呼ばれる「黒人経済権限付与計画」でビジネス分野への黒人の進出を後押しした。BEEは企業を以下のような基準でランク付けする制度だ。 
・所有権(黒人の議決権や利益配分における黒人株主の投資収益率)
・経営支配(取締役会における黒人の関与度。経営幹部に任用される黒人の割合)
・技能開発(黒人従業員の技能開発のための予算)
・企業およびサプライヤーの発展(BEEスコアの高い業者からの調達率)
・社会経済的発展(地域や社会の収入向上のプログラムへの支援)
BEEスコアは公共事情の入札などさまざまな場面で使われ、黒人の地位向上への貢献を求められるから、南アフリカの企業は優秀な黒人の採用に奔走するようになった。BRICSのブームに乗って2000年代に経済成長が加速すると、大卒の黒人は引く手あまたとなり、中流層が急速に勃興した。 
彼らのなかにはサントンやローズバンクなど、富裕な白人たちが開発した高級住宅地に転居していく者もいたが、一方で住みなれたソウェトを離れようとしないひとも多かった。その結果ソウェトで、住宅開発のブームが起きたのだ。 
次のページ>> ソウェトはダウンタウンと比べて治安がきわめていい
ソウェトのいいところは、住民たちが顔なじみで、よそ者(不法移民)が入ってこないことだという。そのためソウェトの治安は、ヨハネスブルグのダウンタウンなどに比べてきわめていい。それが、この街の人気の秘密になっている。 
(Photo:©Alt Invest Com)   ソウェトの商店街。ヨハネスブルグのダウンタウンとちがって鉄格子の店はない

次のふたつの写真を見比べてほしい。 
まずは高級住宅地ローズバンクの典型的な住宅。高い塀に囲まれ、その上に有刺鉄線を張り巡らせ高圧電流を流している。それだけ強盗事件が多いからだろうが、これでは住宅と街(道路)とが分離され、路上はさらに危険になってしまう。 
(Photo:©Alt Invest Com) ヨハネスブルグの高級住宅地ローズバンク。敷地は高い塀と有刺鉄線に囲まれている

次はソウェトの高級住宅街にある一軒家を改装したレストラン。この一角には同じような家が並んでいるが、どこも塀は低く、高圧電流を流す有刺鉄線もない。ローズタウンの厳重に警備された住宅と比べて、開放感は雲泥の差だ。 
(Photo:©Alt Invest Com) ソウェトの高級住宅街にあるローカルフードのレストラン。高い塀も高圧電流もない
(Photo:©Alt Invest Com)        レストランで食事をする地元のひとたち

ヨハネスブルグの最大の問題は治安だが、ソウェトは地域のネットワークを活用することでこの問題を解決した。ソウェトに住めるのはこの街の出身者だけで、よそ者が入ってくればすぐに知れ渡り、排除されるのだ。 
富裕層が強盗や誘拐の標的にされるのは白人も黒人も同じだ。そう考えれば、医者や弁護士など経済的に大きな成功を収めた黒人のなかに、塀と有刺鉄線に囲まれ屋外を散歩することすらできない環境より、安全なソウェトの方がずっといいと考えるひとたちが出てくるのもよくわかる。 
このようにして、「貧困」と「人種差別」の代名詞だったソウェトに目を見張るような豪邸が現われることになった。 
(Photo:©Alt Invest Com)   ソウェトの豪邸。駐車場には最高級のベンツが2台

アパルトヘイトでは、白人たちは黒人をタウンシップに隔離することで自らの安全を確保しようとした。人種差別が撤廃されたいま、タウンシップ(ソウェト)の黒人たちは、自分たちのコミュニティを外界から“隔離”することで、この国ではもっとも貴重な安全を享受しているのだ。 
(Photo:©Alt Invest Com)  豪邸街からら車で5分も走れば、トタンの家が建ち並ぶスラムが現われる。この極端な「格差」こそが、南アフリカの社会を象徴しているのだろう



作家。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部の大ベストセラーに。著書に『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』(以上ダイヤモンド社)などがある。
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