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民主・岡田代表 初の国会論戦も具体案に乏しく批判に終始 「新しい社会像」提示は道半ば
http://www.sankei.com/politics/news/150217/plt1502170001-n1.html
民主党の岡田克也代表が16日、衆院本会議で代表質問に立ち、安倍晋三政権との対決姿勢を強調した。格差問題に焦点をあてて所得課税などの強化を提案したが、同党が目指す「新しい社会像」を示すには至らなかった。同党が見解をまとめていない安全保障法制は批判一辺倒となり、岡田氏が目指す「提案型」にはほど遠い論戦となった。(山本雄史)
1月に代表に就任した岡田氏は、今回の代表質問に並々ならぬ決意を示していた。質問のヒントを得ようと一人親世帯の子供が住む学生寮や24時間保育所などを精力的に視察。13日の記者会見では「民主党ならこうするということもなるべく話す」と宣言していた。
確かに岡田氏は党の立ち位置について触れた。ただ、内容は「生活者や働く者の立場に立つ」と党綱領をなぞり、「互いに支え合う共生社会を目指す」「既得権と闘う」といった従来の抽象的表現を踏襲。岡田新体制の柱として立ち上げた「共生社会創造本部」が「新たな社会像」の中間とりまとめを行うのは今年10月ということもあり、中途半端さは否めなかった。
具体的な政策でも提案型は、格差是正を図る所得課税や資産課税などの強化、厚生年金の高額受給者に対する基礎年金の減額、給付付き税額控除の実施などを挙げるにとどまった。アベノミクスの「第3の矢」の成長戦略には「私の基本的な考え方と同じ」と同調。政権時代に決めた消費税増税を踏まえ財政健全化の必要性も訴えたが、やはり目立ったのは政府批判だった。
政府・与党の農協改革案を「道筋が全く見えない」と切り捨て、集団的自衛権の行使を容認した昨年7月の閣議決定を「憲政史上の大きな汚点」と威勢よく糾弾したが、「政権交代を目指す」との立場からの提案はないまま。岡田氏の後に質問に立った維新の党の江田憲司代表が農協改革や規制改革、憲法改正などで次々と具体案を示したのとは対照的だった。
そんな中、明確に「私から提案したい」と切り出したのは「国会で建設的な議論、質疑を行おう」だった。だが、首相は「そのためには国民にそれぞれ異なる政策の選択肢を提示することが不可欠だ」と皮肉ともとれる答弁で切り返し、最後はこう締めくくった。
「建設的な議論ができるよう、リーダーシップを発揮されることを期待しています」
[産経ニュース 2015/2/17]
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