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英字機関誌「ダビク」最新号から
イスラム国機関誌が挑発 日本が直面する“隣人テロリスト”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/157215
2015年2月15日 日刊ゲンダイ
「日本政府に恥をかかせるため」――イスラム国がネット上の英字機関誌「ダビク」最新号で、日本人人質殺害についてそう吹いてみせた。菅官房長官は「何を言っても、彼らに正当性はない」と一蹴したが、安倍首相の2億ドル支援演説をきっかけに、日本国民がテロの恐怖に直面している現実は変えようがない。
テロ集団にくみするつもりはさらさらないが、最新号で気になったのはイスラム国が、予想以上に日本に“通じている”ことだ。
最新号では、2億ドルの身代金要求について「日本がその額を出さないことは熟知していたが、傲慢な日本政府に恥をかかせることを決めた」とうそぶいている。小泉元首相の名前まで持ち出し、日本には平和憲法があるのに、アフガニスタンやイラクの戦争から「十字軍へ参加している」と非難。安倍首相の「思慮に欠ける演説」をきっかけに、「日本国民は全員どこでも標的になる」と、改めて脅しをかけてきている。
「イスラム国は2人の日本人を人質に取り、日本の失策を待ち構えていたといったことも書かれている。<なぜそれを忘れていたのか?>と、安倍首相を皮肉っています。自分たちの都合のいいように“後づけ”で書いた可能性はあるにせよ、安倍政権や国民が何を嫌がり恐れるのか。イスラム国が日本の状況を熟知していることは、疑いようがありません」(外務省関係者)
■日本のシンパが集めた情報で心理戦
軍事ジャーナリストの神浦元彰氏も、「日本人の“情報提供者”がいるとみて間違いないでしょう」とこう続ける。
「日本にいるシンパから集めた情報をもとに、メディアを駆使して揺さぶりをかける。イスラム国は心理戦を仕掛けるのがうまい。怖いのは、それに刺激される“愉快犯”が現れることです。日本にも職がないなど、政府に不満を持っている若者がいる。それこそ、爆弾マニアや毒物マニアもいる。イスラム国に乗じて世間を騒がせてやろうという孤独な“予備軍”が大勢いるわけです。単独で行動する『ローンウルフ(一匹狼)』の犯行を未然に防ぐのは、なかなか難しい」
イスラム国空爆に参加し、日本より先に“報復宣言”されたオーストラリアでは昨年9月、イスラム国の旗を持っていた18歳の男が警官を襲撃、射殺された。
同12月にはシドニーのカフェで、イスラム国を名乗る50代男の立てこもり事件が起きて、人質2人が死亡。先日も、シドニーでテロを計画していた20代男2人が逮捕された。
いずれもローンウルフとみられている。
テロはプロだけが起こすわけじゃない。隣人が“テロリスト”になるかもしれないのだ。
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