48. 2015年2月17日 00:01:21
: NMD2zeNulU
デンマークで銃撃4人死傷 風刺画家出席の会合 2月15日 4時02分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150215/k10015465761000.htmlデンマークで表現の自由を巡る会合が開かれていた会場に向けて何者かが銃を発砲して、1人が死亡、3人がけがをしました。 会合にはイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いた画家も出席していて、デンマークのシュミット首相はテロ行為だと非難しました。 デンマークの首都コペンハーゲンで14日、表現の自由を巡る会合が開かれていた会場に向けて何者かが銃を発砲しました。 地元のメディアは、目撃者の話として、およそ2分間に30発の銃声を聞いたと伝えています。 警察の発表などによりますと、この銃撃で、会合に出席していた男性1人が死亡、警察官3人がけがをし、銃撃した人物は現場から逃走したということです。 この会合には、2007年にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いてイスラム諸国などから非難を浴びたスウェーデン人の画家やデンマーク駐在のフランス大使も出席していましたが、けがはなかったということです。 この銃撃事件についてデンマークのシュミット首相は声明を発表し、「銃撃は政治的な攻撃でありテロ行為だ」と非難し、全土での警戒を指示しました。 警察は、銃撃のあと犯人が逃走に使ったとみられる車を市内で見つけ、銃撃に関わったとみられる男の写真を公開して行方を捜査しています。 フランスも「テロ」と非難 コペンハーゲンで開かれていた表現の自由を巡る会合には、先月、新聞社が襲撃される事件が起きたフランスからデンマーク駐在の大使が出席していました。 コペンハーゲンでの事件を受けて、フランスのオランド大統領は声明を発表し、事件を「テロ」だとしたうえで、デンマークのシュミット首相に対して連帯の意を伝えたことを明らかにしました。 また、フランスのファビウス外相も声明で「今回のテロを断固として非難する。フランスはテロとの闘いにおいて、デンマークの人々とともにある」と述べました。 デンマークで再び銃撃事件 3人けが 2月15日 9時47分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150215/k10015466861000.html デンマークの首都コペンハーゲンで、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いた画家を狙ったとみられる銃撃事件が起きたのに続いて、新たにユダヤ教の礼拝所でも何者かが銃を発砲し3人がけがをしています。 2つの事件の関連は分かっておらず、警察は逃走している犯人の行方を追っています。 デンマークの首都コペンハーゲンでは、14日、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いた画家などが出席し表現の自由を巡る会合が開かれていた会場に向けて何者かが銃を発砲しました。 警察の発表などによりますと、この銃撃で、会合に出席していた男性1人が死亡、警察官3人がけがをし、銃撃した人物は現場から逃走したということです。 さらに、コペンハーゲンの中心部にあるユダヤ教の礼拝所=シナゴーグでも何者かが銃を発砲しました。 警察によりますと、この銃撃で警察官など3人がけがをし、うち1人は頭を撃たれたということです。 犯人は現場から逃走しています。 警察は、2つの事件の関連は分からないとしており、逃走している犯人の行方を追っています。 デンマーク 銃撃相次ぎ7人死傷 2月15日 12時35分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150215/k10015468841000.html デンマークの首都コペンハーゲンで、イスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を描いた画家を狙ったとみられる銃撃事件が起きたのに続いて、ユダヤ教の礼拝所でも発砲があり、合わせて2人が死亡、5人がけがをしました。 2つの事件の関連は分かっておらず、警察は、逃走している犯人の行方を追っています。 デンマークの首都、コペンハーゲンで14日、イスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を描いたスウェーデン人の画家、ラーシュ・ウィルクスさんを支持する団体が、表現の自由を訴えようと開いた集会で、何者かが会場に向かって発砲しました。 警察の発表などによりますと、この銃撃で、集会に出席していた男性1人が死亡、警察官3人がけがをし、犯人は現場から逃走したということです。 会場にいたウィルクスさんは、2007年にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いたことで、たびたび脅迫を受けるようになって、警察の警護対象となり、2013年には、イエメンのイスラム過激派組織、「アラビア半島のアルカイダ」からインターネット上で殺害の予告を受けていました。 さらに、この事件のおよそ8時間後には、3キロ余り離れた場所にあるユダヤ教の礼拝所=シナゴーグでも何者かが発砲し、警察によりますと、1人が頭を撃たれて死亡したほか、警察官2人がけがをしたということで、警察が現場から逃走している犯人の行方を追っています。 2つの事件の関連は分かっていませんが、デンマーク政府は、イスラム過激派の影響を受けたものによるテロの可能性もあるとみて全土での警戒を指示しています。 デンマーク 男を射殺 銃撃との関連捜査 2月15日 15時09分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150215/k10015471911000.html デンマークの首都コペンハーゲンで、表現の自由を訴える集会やユダヤ教の礼拝所を狙って何者かが銃を発砲し2人が死亡した事件で、警察は、現場近くの駅で警察官に向かって発砲してきた男1人を射殺したと発表し、事件との関連を調べています。 デンマークの首都コペンハーゲンで14日、イスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を描いたスウェーデン人の画家ラーシュ・ウィルクスさんを支持する団体が表現の自由を訴えようと開いた集会で、何者かが会場に向かって発砲し、男性1人が死亡、警察官3人がけがをしました。 また、およそ8時間後には、3キロ余り離れた場所にあるユダヤ教の礼拝所=シナゴーグでも銃撃事件があり、1人が死亡、警察官2人がけがをしました。 いずれの事件でも犯人は現場から逃走していて、警察が犯人の行方を追っていたところ、現地時間の15日午前5時ごろ(日本時間の15日午後1時ごろ)、最初の事件の現場近くの駅で警察官に向かって男が発砲してきたため、この男1人を射殺したと発表しました。警察はこの男と2つの事件との関連を調べています。 最初の銃撃事件の会場にいたウィルクスさんは、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いたことで、2013年にはイエメンのイスラム過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」からインターネット上で殺害の予告を受けており、デンマーク政府は、イスラム過激派の影響を受けたものによるテロの可能性もあるとみて全土での警戒を指示していました。 デンマーク 銃撃2件は射殺の男の犯行か 2月15日 19時22分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150215/k10015475911000.html デンマークの首都コペンハーゲンで表現の自由を訴える集会とユダヤ教の礼拝所が武装した男に相次いで銃撃され、2人が死亡しました。 警察は、そのあとに別の場所で警察官に発砲したとして射殺された男が2つの銃撃事件の容疑者であることを明らかにし、動機などを捜査しています。 デンマークの首都コペンハーゲンで現地時間の14日午後3時半ごろ、イスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を描いた画家を支持する団体が表現の自由を訴える集会を開いていたところ、武装した男に銃撃され、男性1人が死亡、警察官3人がけがをしました。 そのおよそ8時間後には、3キロほど離れたユダヤ教の礼拝所も銃撃され、男性1人が死亡、警察官2人がけがをしました。 警察は最初の現場近くの監視カメラに映っていた男が事件に関わった疑いがあるとみて写真を公開して行方を捜査していましたが、およそ1時間後、コペンハーゲン市内で男を発見し声をかけたところ、発砲してきたため射殺したということです。 警察はその後、複数の監視カメラの映像を解析した結果などから射殺された男が2つの銃撃事件の容疑者であることを明らかにし、動機などを捜査しています。 また、AFP通信は、男が先月フランスのパリで起きた一連のテロ事件をまねた疑いがあるという現地の情報機関の見方を伝えています。 最初の事件の会場にいたスウェーデン人の画家ラーシュ・ウィルクスさんは、2007年にムハンマドの風刺画を描いたことでイエメンのイスラム過激派組織、「アラビア半島のアルカイダ」から殺害予告を受けており、デンマーク政府はイスラム過激派などによるテロが起きる可能性もあるとみて警戒を強めていました。 イスラエル首相「反ユダヤ感情が背景に」 2月15日 21時49分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150215/k10015477641000.html デンマークのコペンハーゲンにあるユダヤ教の礼拝所=シナゴーグで何者かが発砲し、1人が頭を撃たれて死亡した事件を受けて、イスラエルのネタニヤフ首相はヨーロッパでの反ユダヤ感情が事件の背景にあるという見方を示しました。 デンマークの事件を受けて、イスラエルのネタニヤフ首相は15日の閣議で、「ユダヤ人がユダヤ人であるという理由だけでヨーロッパで殺害された。ユダヤ人に対する襲撃事件は続くだろう」と述べ、ヨーロッパでの反ユダヤ感情が事件の背景にあるという見方を示しました。 そのうえで、「ヨーロッパのユダヤ人に伝える。イスラエルはあなた方の祖国だ」と述べ、ヨーロッパに住むユダヤ人に対し、イスラエルへの移住を促しました。 ヨーロッパでは、去年夏のイスラエルによるガザ地区への軍事作戦などを契機に、イスラム系の住民などによるユダヤ人への差別的な言動や襲撃事件が相次いでおり、先月9日にもフランス・パリの東部にあるユダヤ教の戒律に基づいた食料品を販売する店が襲撃され、ユダヤ人4人が死亡しました。 こうした状況に西ヨーロッパでは、イスラエルに移住するユダヤ人がフランスやイギリスを中心に急増し、イスラエルへの移住者は去年、前の年から88%増えてここ10年で最も多い8600人余りに上りました。 デンマーク 射殺の容疑者は22歳の男 2月16日 7時05分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150216/k10015481051000.html デンマークで表現の自由を訴える集会などが武装した男に相次いで銃撃され2人が死亡した事件で、警察は、射殺した容疑者が過去に暴力や武器の不法所持などの犯罪歴があるデンマーク生まれの22歳の男だと発表し、共犯者がいないかなど事件の全容解明を急いでいます。 デンマークの首都コペンハーゲンで14日から15日にかけて、イスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を描いた画家を支持する団体による表現の自由を訴える集会や、ユダヤ教の礼拝所が、武装した男に相次いで銃撃され、男性2人が死亡、警察官5人がけがをしました。 警察は、2つの銃撃事件に関わったとして男の行方を追っていましたが、コペンハーゲン市内で男を見つけ声をかけたところ発砲してきたため、射殺したということです。 警察は射殺した男が2つの事件の容疑者だとみており、過去に暴力や武器の不法所持などの犯罪歴があるデンマーク生まれの22歳だと15日、発表しました。 また、男が射殺された当時拳銃2丁を所持していたほか、捜索の結果、集会が銃撃された事件で使われたとみられる自動小銃を押収したとしています。 警察は、男に共犯者がいないかどうかなど事件の全容解明に向けて捜査を急ぐとしています。 最初の事件の会場にいたスウェーデン人の画家ラーシュ・ウィルクスさんは、2007年にムハンマドの風刺画を描いたことでイエメンのイスラム過激派組織、「アラビア半島のアルカイダ」から殺害予告を受けていて、デンマーク政府はウィルクスさんが出席する集会がイスラム過激派などに狙われる可能性もあるとみて警戒を強めていました。 デンマーク首相「ユダヤ人社会守る」 攻撃の対象となったユダヤ教の礼拝所を訪れたデンマークのトーニングシュミット首相は15日、記者団に対し、「この場所で、1人の男性が命を失ったことに強い衝撃と悲しみを覚える。遺族の皆様にお悔やみを申し上げる」と述べました。 そのうえで、トーニングシュミット首相は「ユダヤ人社会全体にもお悔やみを申し上げたい。彼らはデンマークに所属し、われわれの社会の一部だ。私たちはユダヤ人社会を守るためできることは何でもしていく」と述べました。 多くの市民が犠牲者を悼む デンマークの首都コペンハーゲンで、表現の自由を訴える集会とユダヤ教の礼拝所が武装した男に相次いで銃撃され2人が死亡した事件で、集会の会場や礼拝所には犠牲者を慰霊するため多くの市民が花やろうそくをささげに来ていました。 このうち表現の自由を訴える集会が開かれ参加者の男性1人が死亡した現場では、事件から1日以上たっても非常線が張られ、銃を持った警察官が警戒を続けていました。 会場となった店舗の窓ガラスには、武装した男が発砲した数十発もの銃弾の痕が残っていて、周囲では市民が不安そうに見守っていました。 近くに住んでいるという子ども連れの父親は「とても怖いです。子どもはすぐ近くの公園でよく遊んでいますから現実ではないようです」と話していました。 また家族で花を供えに来た母親は「亡くなった罪のない男性に、花を供え哀悼の意を示そうと来ました。信じられないようなことが起きてしまいました。決して許されないことです」と話していました。 一方、警備に当たっていた男性が死亡したユダヤ教の礼拝所の前にも、たくさんの花やろうそくが供えられていました。 事件当時は10代の若者のための儀式とその後のパーティーが行われ、およそ80人が建物の中にいたということです。 花を供えに来た男性は「とても悲しいことだ。ただ、全く予想できなかったことではない。こうなるのは時間の問題だったのかもしれない」と懸念が現実になってしまったことを嘆いていました。 地元の新聞も「デンマークがテロに襲われた」などと事件を大きく伝え、「われわれは断固として自由を守った。民主主義は決して脅迫に負けない」とする社説を1面に掲載する新聞もありました。 デンマーク銃撃 男は2週間前に出所か 2月16日 12時26分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150216/k10015487621000.html デンマークで、表現の自由を訴える集会などが武装した男に相次いで襲撃され2人が死亡した事件で、射殺された容疑者の男はデンマーク生まれの22歳で、地元メディアは容疑者が過去に凶器で人を刺した罪で刑務所に服役し、2週間前に出所したばかりだったと伝えています。 デンマークの首都コペンハーゲンでは、14日、イスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を描いた画家が参加していた表現の自由を訴える集会が武装した男に襲撃されたのに続いて、15日、ユダヤ教の礼拝所が銃撃され、2つの事件で男性2人が死亡し、警察官5人がけがをしました。 警察は15日早朝、監視カメラに映っていた犯人と特徴が似た男をコペンハーゲン市内で発見し、銃撃戦の末、射殺しました。 この男は、過去に暴行や武器の不法所持などの犯罪歴があるデンマーク生まれの22歳で、警察は2つの事件の容疑者だとしています。 警察は容疑者の名前を明らかにしていませんが、デンマークの国営放送は弁護士の話として、容疑者の名前は「オマル・フセイン」で、2013年に19歳の男性をナイフで刺した罪で刑務所に服役し、2週間前に出所したばかりだったと伝えました。 容疑者を巡っては、15日に記者会見した情報機関のトップが「イラクやシリアなど紛争地に渡航したという情報は今のところないが、今後の捜査の中心となる」と述べていて、イスラム過激派組織との接点がなかったかなどを調べる方針です。 事件の経緯は デンマークの警察によりますと、最初の襲撃事件が起きたのは首都コペンハーゲンの中心部近くで、現地時間の14日午後3時半ごろでした。 自動小銃で武装した男が表現の自由を訴える集会を襲撃し、55歳の男性を殺害したほか、警察官3人をけがさせました。 男は車を奪って逃走したとみられます。 この車は事件現場から1キロ余り離れた場所で乗り捨てられているのが見つかっていて、周辺の監視カメラには男と特徴が似た人物が映っていたということです。 この人物は、タクシーで2キロほど離れた別の場所に移動しました。 地元のメディアは、男が移動した先は自宅だと伝えていて、警察が自宅を割り出し警戒に当たったのは6時間余りあとのことでした。 2件目の事件は、15日の午前0時45分ごろに起きました。 男はユダヤ教の礼拝所で発砲し、警備に当たっていた人1人が死亡し、警察官2人がけがをしました。 現場から逃走した男が見つかったのはおよそ4時間後。 自宅周辺に戻ってきた男を警戒に当たっていた警察官が見つけ、男が発砲してきたため、応戦し射殺しました。 当時、男は拳銃2丁を所持していて、礼拝所を襲撃したときと同じ服装をしていたということです。 また、付近を捜索した結果、1件目の襲撃事件で使われたとみられる自動小銃と服が押収されたということです。 卑劣なテロ行為 断固非難 菅官房長官は、午前の記者会見で、「表現の自由や多元的な価値観を攻撃する卑劣なテロ行為に強い憤りを覚えると同時に、これを強く非難する。犠牲者のご家族とデンマーク国民に対して、心からお悔やみを申し上げるとともに、負傷者の一日も早い回復を願う。わが国は、引き続き国際社会と連携してテロとの闘いに取り組んでいきたい」と述べました。 そのうえで、菅官房長官は、「外務省は、この事案が発生して速やかに海外安全ホームページ上で渡航情報を出すとともに、デンマークの日本大使館から、在留邦人に対してメールを出して注意喚起に努めている」と述べました。 デンマーク イスラム過激派組織との関連捜査 2月16日 20時39分 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150216/k10015504771000.html デンマークで言論の自由を訴える集会などが武装した男に相次いで銃撃され、2人が死亡した事件で、警察は射殺された容疑者を手助けしていたとして、2人を逮捕して関連を捜査するとともに、背景にイスラム過激派組織との接点がなかったかなどについて調べています。 デンマークの首都コペンハーゲンでは14日、イスラム教の預言者、ムハンマドの風刺画を描いた画家が参加していた言論の自由を訴える集会が、武装した男に襲撃されたのに続いて15日、ユダヤ教の礼拝所が銃撃され、2つの事件で男性2人が死亡し、警察官5人がけがをしました。 警察は15日の早朝、コペンハーゲン市内で銃撃戦の末、武器の不法所持などの罪で有罪判決を受け出所したばかりのデンマーク生まれの22歳の男を射殺し、2つの事件の容疑者だとしています。 さらに警察は16日、事件に関連して容疑者を手助けしたとして2人を逮捕し、取り調べを行うと発表しました。 今回の事件を巡って治安当局は容疑者が先月、フランスで17人が犠牲になった一連のテロ事件の影響を受けていた可能性も指摘しています。 コペンハーゲンで起きた最初の事件で集会の会場にいた画家は、中東イエメンのイスラム過激派組織から殺害予告を受けており、当局は事件の背景に過激派組織との接点がなかったかどうかなどについて調べることにしています。 欧州でテロへの警戒高まる 先月のフランスの一連の事件のあと、ヨーロッパではテロへの警戒が強まるとともに治安当局は、イスラム過激派組織と関わっている疑いのある人物の摘発や捜索を進めています。 ベルギーでは先月15日から16日にかけて、警察が大規模なテロを計画していた疑いのあるグループの一斉捜索に乗り出し、武装したメンバーと銃撃戦の末、2人を殺害、1人を拘束しました。 アメリカのCNNは地元当局の情報として、殺害されたメンバーはシリアで過激派組織IS=イスラミックステートとともに戦闘した経験があったと伝えています。 イギリスでは先月17日、テロを計画していた疑いなどで女が逮捕されました。 ドイツでも先月16日、シリアに戦闘員を送り込もうとした疑いで男2人が逮捕されたほか、今月15日にはテロのおそれがあるとして、北部のブラウンシュバイク市で翌日に予定されていたパレードが中止されました。 こうしたなか、EU=ヨーロッパ連合は今月12日、ベルギーで開かれた首脳会議で加盟各国がテロ対策を強化していくことで一致しました。
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