http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/798.html
Tweet |
平和主義と国際共存こそ日本の国是
http://3620065.at.webry.info/201502/article_9.html
2015/02/13 12:17 高橋敏男のブログ
強気な発言が目立つ首相の号令に従ったままで、
このまま日本が突き進むとすれば余りにも危険だと、
感じている国会議員、地方議員は現実には多いのではないか。
しかし、沈黙を守っているのは、どうしてでしょうか。
このままずるずると安倍政権の思惑(?)に、
引きずられていくことが危ないのは、
たぶん分かっているだろう思いますが。
テロとの戦いだ!・・・と声高に言っていますが、
それは一般論的に許容される範囲での言葉です・・・。
その以前には、
テロを生むような環境下に追いやった事情もあるのです。
その原因には思いも至らず、或いは知りながらも、
我が政府は、勝馬に乗る、得をするほうについていくのを見逃す。
このような自信も誇りもない卑しい議員たち。
それは国民性に由来することなのだろうか?
超大国の行動が、
必ずしも正しいとは言えないことは承知のはずです。
しかし、活発な宣伝報道でテロ攻撃があったあったと繰り返され、
死傷者が出たこと等を映像で見せられていると、
当然、テロは悪だ!・・・の一言で片づけられてしまいます。
いつもこのように感情的な見方で終わってしまうのです。
そして裏事情のことまでは、ついに思いが至らないのです。
それゆえ、いとも簡単に翼賛体制となってしまうのではなかろうか。
おそらく戦前も同様に、
マスコミ報道で煽られて、騙されたまま国民は権力の横暴に気づかず、
黙ってついていってしまったのではないでしょうか。
このような歴史が繰り返されてきたとすれば、
現在でも、歴史の轍に陥らないとは言えないのです。
そうなれば、我が国民も、再び酷い目に遭うことも有り得るのです。
政府ががむしゃらに、
国民が “NO” という、法律が準備されつつあるのは、
そのための準備に思えてなりません。
TPPも、特定秘密保護法も、集団的自衛権行使容認も、消費税増税も、
そして憲法改正問題も、みな一連に繋がっているのではないでしょうか。
まともな神経を持つ議員ならば、
このような問題の多い法律を通すはずはないと思うのですが。
この点に関しては、国会が機能不全状態を見せています。
にも関わらず、地方の議員が団結して抗議するところも少ない。
これでは民意は国会に反映しませんし、
既に民主主義国ではなくなっているのではないでしょうか?
おかしな国です。
いつも届く、Nさんのメールですが、戦争の実態を紹介します。
戦争をしてはなりません。
冷静な目でお目通し願いたいと思います。
(転載)
平和主義と国際共存こそ日本の国是
○○ ○○
平岩外四(元東電会長)・城山三郎(作家)の対談の中で、
平岩氏は「ニューギニア戦線」に送られた自らの戦争体験を語った。
平岩: 実際の生々しさというのは、行軍中に川があると、
そのほとりで何十人かは虫の息でほとんど死んでいるのです。
まだ生きているけど、…蠅がワッと体じゅうに集まる。
…蠅はすぐにいなくなります。
そうするとすぐ、蛆がわいてくる。生きているうちに蛆がわいてくる。
生きているうちに蛆が体じゅう食べ始める。
城山: 生きているうちに。
平岩: そうすると、バリバリバリという、かなり大きな音がするのです。
城山: そんな音がするんですか。蛆が肉体を噛む音が。
平岩: 肉はなくなって、肋骨なんかが出てくるんです。
それでもまだ生きているんです。
そして、そのうち死んでいくんです。
何日も何日も行軍する都度、ずっとそういう体験をするんです。
城山: 行軍しながら、人がバタバタ倒れて行くわけですか。
じゃ、生きながら蛆に食べられてるんですね。
平岩: そうです。
平岩氏は「ニューギニア戦線」に送り込まれた。
「食料は『現地調達』という日本軍の戦争のしかたは、
世界に稀に見る野蛮な無計画な戦争だった」と語る。
「東洋平和のため」には、最初から裏切るものだった。
住民から食糧を奪わなくてはならない。
日本兵の大多数は南方に棄てられた。
大多数の兵士は飢死した。
いまだに100万人以上の遺骨は南の島に野晒しにされたまゝだ。
南方の激戦地に送られた従兄弟は戦後帰ってきた。
あまりに苛酷な体験は、戦後生きる意欲をなくさせ、早く亡くなった。
平岩氏はニューギニアの密林で生死の境をさまよい、
117人の中隊のうち生還者はわずか7人だった。
自らの戦争体験が後の平岩氏の原点
この悲惨な体験が後の平岩氏の人生観と徹底した
反戦・平和主義の考えの原点となった。
平岩氏は「敗けると分かっている戦争をどんどん拡大し、
多くの人に多大な犠牲と苦痛を与えた15年戦争は、
歴史的にみても大きな誤ちであった」
「欧米の植民地支配からアジアの人々を解放した
正義の戦さだとの見方は納得できない」と話した。
改憲論に対しても護憲派の立場から一線を画し
「平和主義と国際共存こそ日本の大事な国是」と断言してきた。
その護憲論は
「わが国の憲法の精神は単に大戦直後の歴史的所産という以上に、
平和を願う人類の希望を見事に表現したものである」
(91年5月経団連総会における平岩会長の挨拶)と改憲論にくぎを刺した。
今やそうしたことを語る財界人は皆無だ。
今こそ、『憲法の持つ平和主義は語られる』べきだ。
イスラム国日本人殺害事件にみる時代逆行
人質になった後藤健二さんの母親は、
世界に向けて「イスラム国の皆さん。
健二はイスラム国の敵ではありません。
解放してください。
日本は戦争をしないと憲法9条に誓った国です。
70年間戦争をしていません。
日本はイスラム教諸国の敵ではなく、友好関係を保ってきました。
日本は唯一の被爆国です。
アメリカによる広島と長崎への原爆投下で
数十万人が亡くなりました と呼びかけた。
しかし、この部分をNHKはニュースでカットした。
NHKは何故カットしたのか。
その理由をNHK会長籾井氏は語るべきだ。
私は「イスラム国」による人質惨殺事件を強く非難し、
抗議するものである。
「憎しみと暴力」連鎖の帰結として起きた事件だ。
さらなる「憎しみや暴力」の引き金となることを恐れている。
事件発生以来、
安倍政権の行動を批判することを自粛する空気が
日本社会の言論界、国会議員をも支配した。
「このような非常時には国民一丸となって政権を支えるべき」
「人命尊重を第一に考えるなら、
政権の足を引っ張るような行為はしてはならない」
「いま政権を批判すれば、テロリストを利するだけ」
野党の議員まで沈黙した。
大政翼賛会の時代ようだ。
これでいいのか!!
以上
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK179掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。