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2015年02月13日 「ジャーナリスト同盟」通信
<戦争する改憲日本へとまっしぐら>
時に、戦前戦後の人物の言動を散りばめながらの第3次安倍内閣の施政方針演説(2月12日)は、他国の戦争に加担する集団的自衛権に蓋をかけながら、しかし、全体的に眺めると、当然のことながら、ナショナリスト・国家主義の戦争する改憲野望を際立たせる危険なものだった。むろんのことで、国民を喜ばせるような甘い政策もちらつかせて、国家主義に蓋をかけるのも忘れなかった。いつもながら、ドイツ・ワイマール体制を崩壊させたナチス流を印象付けてもいた。
<積極的平和主義を「高く掲げる」>
安倍改憲路線は、彼の言葉を引用すると、それは積極的平和主義というまやかしの言動である。それを「高く掲げる」と叫んだ。戦後70年において、改憲軍拡を強力に推進してゆくとの決意表明である。
軍国主義への道を「積極的平和」という言葉で、政治に無知な庶民大衆をごまかそうと言う策略を印象付けるものだが、今回の演説でも強調した。平和諸国民への挑戦状と分析可能である。
<切れ目の無い安保対応>
自衛隊派兵を恒常化させる集団的自衛権に具体的に言及しない一方で、その代わりに「切れ目の無い安保法制を整備する」と言い換えて、実質的にも平和憲法の解体・形骸化を推進するとも公約した。
「切れ目の無い安保法制」という表現こそが、改憲軍拡路線の強行を意味する。歴史に盲目な、安倍内閣・自公政権の危険性を内外にさらしている。ここをしっかりと見極める必要があろう。
ここから、隣国や欧米が注視する70年の安倍談話の信頼性を欠いた怪しげな言動も、早くも読み取れよう。安倍の言動には、そのベースに誠意が全く感じられないところにある。平気で嘘をつける天才でもある。
内外の研究者の心に響くものが全く無い。
<テロを呼び込み欧米十字軍入り鮮明>
安倍は自ら中東歴訪で、新たな過激派をひきつけておいて、その挙句に二人の日本人の命を奪った。安倍責任である。それを逆用して「テロに屈しない」「テロと戦う責任を果たしてゆく」と明言した。
どういうことか、ここからもテロ対策を口実にして、改憲軍拡への決意と世論操作を見て取れるだろう。欧米十字軍の仲間入りを鮮明にさせて、日本人の安全という盾を悪用して、改憲路線を推進するとの意思表明である。
<侵略犠牲者のお陰で今日の日本が?>
戦争肯定者である、安倍の歴史観をひけらかす場面もあった。300万の日本人犠牲者は、天皇制国家主義による侵略戦争による。
彼らこそ国家主義が暴走した侵略戦争の犠牲者である。半島や大陸には数千万人の被害者も出している。彼らの怒りは、国家主義・軍国主義者に向けられている。その後裔であるナショナリストから「皆さんのお陰で今日の日本がある」と感謝される?死者の思いは「ふざけるな」「歴史の教訓を学べ」であろう。
<悪しき財閥の野望>
誰も指摘しない、指摘できない、それゆえに筆者は繰り返し、繰り返し、悪しき財閥の野望が、安倍・自公路線であることを訴えることになる。
日本の軍国主義化は、ずばり悪しき財閥の野望でもある。健康不良の安倍が倒れても、彼らは第2の安倍を用意することになる。
三井住友・三菱を合わせると、ワシントンに巣食うロックフェラーに相当するだろう。3権を掌握している点で言うと、ロックフェラーを上回るかもしれない。あえて指摘しておきたい。
善良な民間による、財閥監視機構の構築を呼びかけるゆえんである。
戦争する改憲日本が、悪しき財閥の野望である。安倍・自公内閣は、彼らの傀儡政権にすぎない。こんな美しい国・日本でいいのか。目を覚ませ、といいたい。
2015年2月13日記
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