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「話題になっているロイターの記事、とりあえず翻訳しておきました。:内田樹氏」 
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/637.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 09 日 22:40:05: igsppGRN/E9PQ
 

「話題になっているロイターの記事、とりあえず翻訳しておきました。:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16600.html
2015/2/10 晴耕雨読


https://twitter.com/levinassien

>ロイターが日本政府が人質解放交渉の外注してた会社の人間の述懐載せたりとかなかなか興味深いのだがなんでそういうの全部海外メディアで知らなあかんねん。わしら鉄のカーテンの内側にいてんのか。

話題になっているロイターの記事、とりあえず翻訳しておきました。

2月8日東京発の通信です。

中田考先生と外務省とのやりとりがかなり生々しく再現されております。

http://blog.tatsuru.com/

ーーーーーーーーーーー
http://blog.tatsuru.com/2015/02/09_1434.php

ロイターの記事

2月8日にロイターの記事で人質問題での中田考先生の関与について報じられた。

「報道特集」で語った内容とだいたい同じ話だけれど、CTSS Japan というセキュリティ・コンサルタント会社名が出て来たのは、はじめてではないかと思う。

政府は自分たちが一体何をしたのか、何をしなかったのかについて「コメントしない」としているが、それでは彼らがの対応の適否についての判定は下せない。

政策の適否について国民が判断できる情報をいっさい提供しないというのは、それ自体が「口に出せないような致命的失策を繰り返し犯していたこと」ことの証拠である。常識はそう解釈する。

それにしても、日本国内で何が起きているのかを外国のメディアを経由して知らなければならないというのは、ほんとうに悲しいことである。


「過激な学者、人質事件でISとの交渉チャンネルを提供」

日本政府は人質危機の決定的局面においてISとのコミュニケーションチャンネルを開いたが、それを用いて交渉に入ることを望まなかった、と一時的に交渉の間に入った東京在住のイスラム法学者は語った。

ハサン中田考(54歳)は警察からはISのリクルーター容疑をかけられているが、先月の人質事件の決定的局面で外務省から集団あてにメッセージを手渡すように依頼された。

これまで明らかにされてこなかったが、この要請はシリアで身代金のために拘留されていた二人の日本人を解放するために日本政府が、テロリズムには屈しないと公的には表明しながら、ある時点までISと話し合いをする準備をしていたことを示している。

ISが二人の人質(一人は自称セキュリティ・コンサルタント、一人はベテランの戦場レポーター)を斬首したのは日本政府が人質問題に対処するためにヨルダン政府と連携することを決定した後のことである。この対応の適否については今日本国内では吟味がなされている。

ISからのヨルダン市民の解放の手立てを求めていたヨルダン政府とのみ排他的に連携するというこの決定は、中田経由のコミュニケーション回路を閉ざしただけでなく、後藤健二(47歳)の妻とISの間で開かれていた別のコンタクトも事実上終結させることになった。

「政府は使えたはずの私的なコミュニケーション・チャンネルを制約したが、過激派との直接交渉の回路は最終局面までついに持つことができなかった。これは失敗だった」と日本政府のために動いていたセキュリティ・コンサルタント会社CTSS JapanのNils Bildt社長は語っている。

外務省のテロ対策タスクフォースは中田の主張についてのコメントを拒否している。

「日本政府は人質問題についてできる限りの手立てを尽くし、すべてのオプションを検討した。しかし、政府が何をしたのかについての個別的はコメントを控えたい」とタスクフォースのハヤシタカノリは回答している。

中田は現在ではISを支持する立場にはないが、昨年9月に自発的にシリアに渡航し、最初の人質、湯川遙菜の解放を試み、そのときに人質事件にかかわることになった。

後藤も同様のミッションを果すべく去年10月湯川の解放に向かったが、彼自身が拘留されることになった。

その直後、後藤の妻はIS代表部からメールを受け取り、イギリスのセキュリティ・コンサルタントと中東での後藤の仕事仲間たちからの支援を受けて、ISとの話し合いに入ろうとしていた。

日本の当局は湯川と後藤の家族にはたとえ請求があっても身代金を払うことはないと私的には伝えていた。

その後、シリアから日本に戻ってきた中田はISと行動を共にしてシリア北部にいるチェチェンの活動家Umar Ghuraba と外務省の間の橋渡し役をすることになった。

「この事件を解決する一助として、私のISとの個人的なコネクションを使いたいと思った」と中田は語っている。

中田は1970年にイスラムに改宗した。彼はかつてはISへの支持を表明し、IS国旗の前で銃を擬している写真をTwitterで公開してもいるが、現在ではもうISを支援していない。それでも活動家たちとの友情は継続している。

1月21日、ISが後藤と湯川のために2億ドルの身代金支払いまで72時間の期限を宣告した一日後、日本政府のテロ対策タスクフォースは中田の友人Shiko Ogata(31歳)宛てにメールを送った。

メールにはIS宛てのメッセージが含まれており、それを先方に手渡すように要請された。Ogataは中田にメールを転送した。

メッセージは英語とアラビア語で書かれており「われわれは集団が二人の日本国民に危害を加えることなく、ただちに解放することを強く要求する」とあった。身代金についての言及はなかった。

中田はこのメッセージを転送しなかった。このメールは日本政府が対話を拒んでいるという印象を抱かせるものだったからだ。「もしこれを先方に送ったら、それは人質を殺せというメッセージを送ることになる」と中田は言う。

外務省からはメッセージについてもISからの返信についてもその後問い合わせはなかった。

しかし、1月23日、身代金の支払い期限が近づくと、中田はWhatsapp(スマートフォンアプリ)経由でUmarからのメッセージを受信した。日本時間の午前4:30,シリアでは夜9:30のことである。

「もうあまり時間が残されていない。ISは約束を実行するだろう」とUmarからのアラビア語メッセージは告げた。Umar の身元と、彼と人質捕獲者たちとの関係は確認されていない。

Umarは中田に対して「交渉のチャンネル」経由で得られた音声メッセージについて、それが信頼できるものであるかどうか訊ねてきた。

その音声メッセージの中では、一人の男が自分はヨルダンの日本大使館の外交官Masayuki Magoshiであると名乗っていた。日本語で語られたこのメッセージで、彼は日本政府は人質の安全に「真剣」であると語り、人質たちの氏名と生年月日を告げた。

ロイターはこの音声録音の真正性については確認がとれなかった。

「これはたぶん本物だろう」と中田は深夜外務省テロ対策タスクフォースのトップに電話を入れてステートメントの確認を求めた後にそう返信した。

「ISの条件が満たされることが重要だ」とUmarは返信してきた。

翌日、湯川の斬首とされるビデオがネット上に配信された。後藤はその一週間後に殺された。

中田はその後テロ対策タスクフォースからは音信がないと語っている。Umarとの連絡も途絶えたままだ。

 

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コメント
 
01. 木曽の山猿 2015年2月09日 23:20:22 : YnLQsTybFStJg : ZLqYwwjz1c
一方で「邦人救助のためには自衛隊の海外派遣や武器使用も、
そのためには憲法第9条が障害だ」等の主張、
その実、邦人救助のために打てる手も打たなかった。
そればかりか、
有志連合の一員として目立つためには日本人二名の死さえをも利用する。

そのことは明白だ。
そのことをあばけない日本のジャーナリストがふがいない。
そのことを見通せない日本国民がふがいない。



02. 2015年2月10日 00:27:43 : DtwE7vUItm

安倍極右カルト内閣は辺野古や中東ジブチに侵略の橋頭堡を築き極右カルト内閣の目的を推し進めている、靖国軍事利権を一気に拡大するために8500キロ離れた中東の地に乗り込み、有志連合の一角に参加することを表明し憎悪を煽って日本人殺害を惹起させた。
尖閣・竹島で中国や朝鮮に軍事挑発を仕掛け、国内では憎悪のヘイト団体を操って国家間憎悪を煽って行く同じ手法をイスラムの地でも始めたのである。
これは軍事財閥と軍部が戦前から行っている同じ戦略である。
宣伝リンク認定26900150.html
勘違いするな、
日本人人質事件は日本の安倍内閣が起こしたのだ。
それは一重に安倍という男が只の利権屋だからこの事件が起こされたのである。
安倍が利権屋だということがよく分ってないんじゃないか?


03. 2015年2月10日 01:28:18 : m3vN7IVB2Q
>>01は何でも政府のせいにする大きな政府派なんだろうけど、
この記事の焦点は、
ロイターが取材した内容を世界に発表しているのに、
日本の新聞は政府に頼り過ぎて(>>01的性癖)そんな内容の取材調査も発表もできない、ということじゃないの?

まあロイター記者が日本人記者は相手にしない犯罪者の中田に取材してすっかり騙された、という可能性もあるんだけどね。


内田も「向こう」の記事を読んで日本で発表して威張る、とか何十年も前の
日本の記者みたいな安易なことをやって、どうしようもない老人なんだともわかる。


04. 2015年2月11日 20:31:07 : FfzzRIbxkp
世に倦む日日氏のツィートより

11月にイスラム国から身代金要求のメールが届いて、斎木昭隆が慌てて官邸に報告し、「金を払いましょうか」と献策したとき、安倍晋三が「やめとけ、テロの人質は見殺しだ」と指示した事実が明らかになれば、支持率低下どころか、内閣が一瞬で吹っ飛ぶよ。外務省の記録文書が外に漏れればね。


05. ara 2015年2月11日 20:52:47 : LNmFaEQpmm68w : Fpco3PTTrk
軍事産業関係者を引き連れて行った事で、安倍君は「人質が殺されて欲しい」と念願していたことは常識として理解しような。
最初から「犠牲になってくれる人材を」送り込んだとも言える。
後藤さんはどうだったか知らないが?・・・
イスラム国側は、日本国の事を慮って内密に事を進めようとしていたのだろう。
フランスなど、内緒で人質を解放した事を思えば容易に想像できる。
だが安倍君は、軍事産業関係者まで引き連れて、あの敵意丸出しの演説だから、
イスラム国としては完璧に裏切られたと感じたのだろう。
あの安倍君の行動と演説は「宣戦布告」にも匹敵する。
だからイスラム国も、日本人全てに対しての殺人指令を発したのだ。

06. おじゃま一郎 2015年2月11日 21:31:36 : Oo1MUxFRAsqXk : oX8P5T0qqj
イスラム国とのパイプといわれる学者は、
日本の事情を常時イスラム国に提供していたと思われる。

時間枠で見るとイスラム国の動画アップの時間があまりにも
タイミングがよすぎる。


07. 2015年2月11日 22:31:48 : ZLfekHPHN6
06)おじゃま一郎 アメポチの糞よりよっぽどまし。

08. 2015年2月12日 00:45:46 : m3vN7IVB2Q
>>06
中田や常岡はコレスポンデント候補であってもそう断定はできないよ

まああの二人を戦争準備の不起訴にしてしまった事件で日本のインテリジェンスは負けなんだけどね。逆にあの二人を裏切らせるくらいでなければ。


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