人質事件の対応　リスク認識が甘かった
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安倍首相は、「結果責任」をどう考えるのか。
☆2名の拘束を知りながら「テロに配慮しない」というカイロ演説は注意義務違反に当る pic.twitter.com/1PVTWfHBJa

― The daily olive news (@olivenews) 2015, 2月 7

判断ミス続けた安倍政権が「テロに屈しない」と息巻くリスク
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官邸全く機能せず
ドロ沼の争い必至
☆トルコを選択していたら解放されていた可能性が高い pic.twitter.com/ZTpotUkBG1

― The daily olive news (@olivenews) 2015, 2月 8

後藤健二氏を悼む「彼は戦争の一部ではなかった」ロシアの声
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「彼は戦争の一部ではなかった。彼はいかなるものの一部でもなかった。彼の望みはただひとつ、人を助けることだった」 pic.twitter.com/xLyEdnpi20

― The daily olive news (@olivenews) 2015, 2月 8

ジャーナリスト・後藤健二さんの母、石堂順子さんは言った。もはや言葉もない、ただ「知ってほしいのは、息子がいかに善良で、勇敢だったかという一事です」と。

後藤さんと親しかったマーク・チェリシチェフ氏に話を聞いた。

「健二とは何度も話したことがある。私の友人の一人は、健二がシリアに出発する前、健二とスカイプで3時間も話している。健二は常に、自分のことより他人のことを優先するようなタイプだった。生後3週間の娘を置いて日本を飛び出すような人なのだ。健二はこう考えていた。自分は日本人ジャーナリストだから、米国や、英国や、欧州、たとえばフランスのジャーナリストより安全だろう、と。これまでにも捕えられたことはあった。しかしその都度、解放されていた。健二はシリアやアフガニスタン、イラクの人々のために、とりわけ子供たちのために、辛抱強く働いた。健二はいつも、声なき人を助け、助けてはならないと思われるような人たちを助けた。

健二は本当に瞠目すべき、驚くべき人物だった。健二はシリアに入る際、それがいかに危険なことかを、よくよく承知していた。そう私は確信している。それでも敢て現地に入り、シリアから多くのことを伝えようとした。とりわけ、子供たちのことを。そして、自分の友人たちを救おうとした。

それから、忘れてはならないことがある。彼の友人が人質に取られたのは8月だ。そして、日本政府は、10月まで全く何の手立ても講じなかった。健二の失踪は10月末だ。それ以来、我々は、健二について、第一のビデオが発表されるまで、何も知らされなかった。もちろん家族は電子メールを受け取っていた。しかしここでも、日本政府は、日延べ、先送りし、手をこまねき、交渉さえ行わなかった。家族としても、非常に困難なことであった。友人として、私は落胆している。健二の奥さんに、子供たちに、お母様に、兄弟に、その他ご家族に、心より哀悼の念を申し上げる。実に恐ろしいことで、ただただショックである」

周知のように、後藤さんは軍事ジャーナリストではない。彼は普通の市民の生活に光を当てることを唯一の目標に、自らリスクを負って、世界の紛争地を駆け巡っていた。アブガニスタンでも、イラクでも、ソマリアでもそうだった。そして、特に子供に注目し、子供の視点から、本を書いた。彼は常に、声なき人を代弁し、顧みられることのない人々に注意を向けた。

「ここ20年、健二は休みなく、あちらへこちらへ飛び回っていた。文化も人も、よく知っていた。健二にはすばらしい友人たちがいた。私は、健二が、たとえばアレッポで知り合った友達に、連絡をとってみた。彼らは言った。健二とともに、自分の魂の一部も死んでしまった、と。彼らも恐怖に囚われていた。健二こそ、真の意味で、シリアを、シリアの子供たちを助けた人だった。その彼が殺された。彼は戦争の一部ではなかった。彼はいかなるものの一部でもなかった。彼の望みはただひとつ、人を助けることだった」

チェリシチェフ氏は日本政府に対し、健二の家族に、とりわけ残された3人の子供に支援の手を差し伸べるよう求めた。ところで今、後藤さんの本が売れている。オンラインショップ「アマゾン」でもベストセラーとなっており、売り切れ御免の状態である。

コメント
01. 2015年2月09日 11:53:50 : vgPgbrsFTs 　安倍晋三　キサマは　まだ詫びてない。　「キサマのミスで殺された後藤健二氏」のご家族に謝罪しろ。　　 「日本人をテロの標的にし、命を危険にさらした」この状況を元の日本に戻せ。
02. 罵愚 2015年2月09日 12:00:05 : /bmsqcIot4voM : IWHfrCVx1U 　世論調査では８０％が“自己責任”だと答えている。退避勧告地域に外務省からの数回の中止要請を蹴って飛び込んだバカ。同情の余地はない。安倍首相は詫びていないのではなく、詫びる必要はないのだ。 　いずれ、裏から援助していたのは誰なのか？ なぜそれが明るみに出にくいのかの真相は、今回に限っては出てくると思うよ。
03. 北の零年 2015年2月09日 17:12:57 : pi7eKAjFENWsU : PcyFGNH4n2 後藤健二氏の死を政治利用する如何なる立場の意見にも同意しない！ 同氏は自身の信念を貫いた真のヒューマニストだった。 遺された母子家庭の今後長きに渡るご苦労や辛さに思いを致すと胸が痛む。 後藤健二氏の死を心から悼み涙し続ける。２つと無い命だった。
04. 2015年2月09日 19:23:32 : YxpFguEt7k 田中稔氏 「ろくに調べもしないでネット上の「在日では」の噂をツイートするほど、田母神俊雄元航空幕僚長は脇が甘い。後藤健二さんの母親・石堂順子さんの父親は朝鮮半島の馬山に駐留した旧日本軍の石堂燦二大佐。日本人です。脇が甘いから選挙も弱いのでは。田母神さん、出馬する前に自分の離婚裁判を決着なさい」 https://twitter.com/minorucchu/status/563938307025797120 とりあえず、先輩を「在日」だと言った田母神氏は、ネトウヨ的にはクズ確定なのでは？ （別に、在日朝鮮人でも何の問題もないのだけどね）
05. 罵愚 2015年2月10日 05:17:03 : /bmsqcIot4voM : IWHfrCVx1U 　『同氏は自身の信念を貫いた真のヒューマニスト』なんて陶酔は『後藤健二氏の死を政治利用する如何なる立場の意見にも同意しない』という宣言違反じゃぁないのか（笑）？

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