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前回、資本主義社会を土台に成り立つ政治形態は、貨幣による支配・被支配体制を受け入れることのできる社会しかないことは、前回、説明しました。 そして信用創造という負債を準備比率の変更でいくらにでも膨張調整できることを基にした現代貨幣経済に最初から論理的妥当性はあるはずもないでしょう。
以下のビデオがその論理的根拠で、幾人かの証言を書き起こしました。
Money as debt
https://www.youtube.com/watch?v=PnVBwrXA990
私たちの国においてお金をコントロールする者が、産業や商業の頭となっています。 あなたがシステムの頂点にいるほんのわずかな力ある人間によって、とても簡単に管理されていることに気づく時、如何にしてインフレや不況が起こされてきたかを知るでしょう。
ジェームズ・A・ガーフィールド 元アメリカ副大統領
政府は消費者の購買力と政府の消費力を満足させるために、必要とされるすべての通貨やクレジットを創造、発行、そして流通させるべきであります。 これなら法則の採用によって納税者は膨大な金利の支払いから救われるでしょう。 通貨の創造・発行の特権は唯一政府の至高の特典であるだけではなく、政府によるもっとも偉大な有意義な機会なのです。
アブラハムリンカーン 暗殺された元アメリカ大統領
通貨とクレジットの管理が政府に変換され、そしてそれがもっとも際立った神聖な責任として認められるまで、議会制民主主義と民主主義について話すことは無効で無益なものである。
一旦、国がクレジットの管理を手放したなら、国の法律を誰が作るのか、と言ったことは問題ではない。
一度、高利貸しの手に入ってしまったらどんな国でも破壊されてしまうだろう。
ウイリアム・リオン・マッケンジー・キング 元カナダ首相(カナダ銀行を国営化した)
ほぼ40年にわたってワシントンポスト ニューヨークタイムズ タイムマガジン そしてその他偉大なる出版社の取締役が我々のミーティングに参加してくれ、公表しないで静かにしてくれていたことに感謝している。
それらの年月の間もし我々が世間の注目の明るい光の中に出ていたなら我々の計画を発展させることは不可能だったろう。
しかし、世界は今さらに洗練されて世界政府に向けて行進する準備は整っている。
その超国家的な知的エリートと国際銀行家の支配力は確かに過去の世紀の国家が自分で決めていたやり方より 望ましいものだ。
デヴィッド・ロックフェラー 1991年三極委員会の演説にて
唯一小さな秘密は保護される必要がある
とても大きな秘密は大衆の疑い深さによって公開されず保たれるものだ。
マーシャル・マクルハン・メディア 導師
そして行き着く先は、
MAN
https://www.youtube.com/watch?v=WfGMYdalClU
以上が資本主義社会の正体で、その上に民主主義が成り立つわけはないでしょう。 では、大多数の利益実現社会、真の民主主義が実現される社会的経済側面的土台について考えてみましょう。
従来は社会に利害の衝突の存在を許しましたが、あるべき社会の基本的経済側面的思考は、すべてをシェアーする社会なのです。 大多数を根拠に思考するとこうなるのではないでしょうか。 でもこれは決して従来の共産主義やヤマギシズム等を説いているものではありません。 この社会システムは、現在の民主主義と共産主義のよいところだけを取り入れた、共存共栄型循環型持続的社会なのです。
現在・過去・未来あらゆる発明発見は即時的にパブリックドメイン化され、安全性や環境への効果に問題がなければ、それらも即実現化されていくでしょう。 しかも、あなたは現在のように労働のために生きるようなくだらない、中身のないものでなく、極限にまで減らされた直接労働が要求されるだけでしょう。 そして、この社会実現が達成されたとき、あなたはあなたの限られた人生時間のできるだけ多くの部分をあなたの自由意志で楽しむことができるでしょう。 ー無論、環境を汚すな、殺すな、傷つけるな、人から時間を搾取するような行為はするな、等の最小限の社会ルールは存在するでしょうが。
結局、人間にとってなすべき事は、階層社会における利益争奪戦による深刻な環境汚染と他種自種への攻撃や自己崩壊などではなく、環境を汚さない、自然と共存できる循環型社会の構築と他種や、環境の管理人であること、なのではないのでしょうか。
そしてこの、各個人に対する自由時間の拡張実現こそ、真の民主主義であるのは、病苦を克服した後では、人類一人一人に与えられた人生時間は平等であるということと、人間にとってもっとも大切なものは限られた人生時間であることを考えれば、それはもっとも理論的なのではないのでしょうか。
そしてこのとき、大多数の利益の実現 = 人類の進化 も同時に達成されるでしょう。
私は人類が進化のチャンスを実現できるこの社会の構築こそ、真の民主主義の達成の瞬間だと考えてやみません。
でもこの社会に移行するには以下の3点を忘れてください。
お金を使うのをやめましょう。 所有という概念を捨ててください。 貸し借りを忘れてください。
結局私たち人類は地球を借りている思考のできる管理人、所有という幻想を捨て、貸し借りも忘れましょう。
所有は、いまあなたがいる国家のコンピューター上、書類上にあなたの所有が記載されているだけで、その国家が崩壊したり、ウクライナのように他者が大規模侵入したりしただけでも所有は保証されていないことでしょう。 貸し借りの元となる残高も、閉じた銀行の残高に記載されているだけです。
実体のないお金が、強欲という人間の性と出会い、世界や人類まで破滅の危機を、世界の数十人、数百人の手に委ねているような、常に人類の半数以上が飢えや貧困にあえぎ、いつもどこかで戦争のあるような狂気の競争社会をもうやめませんか。
それに一回だけですが、平和的に経済危機からの脱出も図れますし、即時的にその社会への移行もおそらく大過なく、実行出きることでしょう。
社会は究極的共産主義ですが、個人的には究極的民主主義社会のできあがりです。
あとは結果的にこの、お金の存在しない、競争も要求されない(自己研鑚とは別ですが。)社会では、今まで存在していたあらゆる金銭的問題はもうありません。
格差のない真の平等社会の実現です。 あなたは自分自身や家族の面倒をみる必要性もなくなるでしょう。 社会と関わりを持つ限り、社会が、他の圧倒的大多数がお互いに助け合う、人間があるべき立ち位置である、利他にたった、ボランティア・ニュー・ワールドの完成です。
また、日本における真の民主主義の実現は、放射能問題をも克服できる可能性があるでしょう。
次回はその詳細、システムや平和的移行方法について思考する予定です。
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