http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/580.html
Tweet |
「安倍さんらは戦争知らなすぎる」宝田明さん
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11986993135.html
February 07, 2015 かばさわ 洋平
「戦争は国家が犯す大罪です。戦争を起こすことも、加担することもしないようにしたい」
俳優の宝田明さんが終戦をハルビンで迎えた戦争体験から、安倍首相は戦争を知らなすぎると批判して、戦争体験者だからこそ、いま世界の宝憲法9条を守れと訴えていかなければならないと語ってます。口を閉ざしたまま一生を終えるのはいやという言葉が胸に迫ります。いま我々は戦後70年、戦争できる国に戻ろうとする動きが強まるなかで、子ども達のためにも、未来の為にも、声を上げていかなければならないと思います。
赤旗日曜版 2/8
宝田さんは、1945年8月の終戦を旧満州・ハルビンで迎えました。当時11歳で父親は旧満鉄の技師。長兄と次兄が出征中、姉は牡丹江におり、家にいたのは両親、宝田さん、3番目の兄、弟の5人でした。ソ連軍が侵攻してきて、市街を支配してきました。
「ソ連軍が、ダダダっと撃ってきたんです。家に逃げ帰ると体中血だらけ。腹を撃たれていた。元軍医が銃弾を取り出し、一命をとりとめました」
翌年11月、日本への引き揚げが決まりました。ところがソ連軍の強制労働に出されていた、3番目の兄が戻ってこない。いよいよハルビンをたつ時が・・。一家は胸を引き裂かれる思いで列車に乗り込みました。言葉を詰まさらせる宝田さん。
「兄は中学生で満州に1人残されました。コーリャンなどで食いつないで南下し、密航船を雇って日本に上陸したそうです。さらに僕がいた新潟県の今の村上市まで歩いて。再会した時、髪はボウボウ、顔も体も傷だらけ。兄とは分かりませんでした。母や僕と抱き合って泣きあいましたね。兄は地元で就職しますが、家を飛び出し音信不通に。戦争は非戦闘員だった兄のような人をボロボロにしてしまった」
中略
すべての人に娯楽を提供する俳優という仕事柄、戦争に触れるのを控えてきた、という宝田さん。最近積極的に語り始めたのは?
「強い危機感を持ったからです。特に安倍政権が、集団的自衛権の行使だ、憲法解釈の変更だ、と突き進んでいる。これでは国全体が戦争への路線を走ってしまう。安倍さんらは、『世界の平和を守る』『戦争する訳ではない』などと言っていますが、戦争をあまりに知らなすぎます。80歳を迎え、僕ら戦争体験世代が、9条守れと訴えていかなければならないと思って」
「私たちの悲惨な体験を子ども達にさせたくありません。戦争は国家が犯す大罪です。戦争を起こすことも、加担することもしないようにしたい。戦争はいやだという、太く確かな思いをしっかり受け継いでいきたい。口を閉ざしたままで一生を終えるのはいやですから」
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK179掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。