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(今晩のTBS報道特集)
〔憎悪と復讐の連鎖はどこまで続くのか〜最悪の結果で終わった人質事件〕
ムーサ・アブドラ弁護士(ヨルダン人)はスペイン大使館からスペイン人ジャーナリスト人質の解放交渉を依頼され、成功した。今回の日本人人質事件でも協力する意思を示したが、日本側からは何の接触もなかった。
最悪の結果に終わった人日本人質事件、政府の対応に間違いはなかったのか。
ハサン・アブハヤニ(イスラム過激派研究の第一人者/ヨルダン)「事件で分かったことは、日本が中東について何も知らないということが分かった。三つの大きな間違いを犯した。最も大きな間違いは、日本の対応が遅く、すぐに人質解放に向けて動き出さなかったこと。二つ目は、安部総理による中東諸国を訪問し、イスラム国対策として2億ドルの人道支援を表明したことだ。日本と中東諸国は、長く友好的な関係が続いていた。日本はこの中東諸国との友好関係を維持していくべきだと私たちは考えている。テロ対策などを掲げて中東を訪問することは控えた方が賢明だ。三つ目は、日本が現地対策本部をヨルダンに設置したことである。誰が決めたか知らないが、最初から交渉のパートナーにヨルダンを選ぶべきではなかった。トルコに依頼した方が確実だっただろう」
ヨルダンは、アメリカとともにイスラム国への空爆に参加していて、日本もさらなる敵意を買う恐れがあった。ならばむしろ空爆には参加せず、自国の人質を解放させた実績のあるトルコに協力を仰ぐべきだったというのだ。
一方、日本側からほぼ全面的に交渉を委ねられる形になったヨルダン政府は、一体イスラム国との間で、どのような交渉を進めていたのだろうか。
アブハヤニ氏は、独自の情報を基に、後藤さんとリシャウィ死刑囚との人質交換が途中まではうまく行っていたのではないかという見解を示した。
アブハヤニ「取引は成立しかけていたと思う。身柄の交換に向けて、すでにリシャウィ死刑囚をトルコの国境付近まで移送したという情報もあった。ところが、水曜日(1月28日)の夜に、ヨルダン側が突如、パイロットの生存確認を求めった。そこで交渉の流れが変わった。間違いなくアメリカからヨルダンに対して圧力がかかったのだと思う。アメリカはイスラム国を正当な交渉相手として認めたくはなかったのではないか」
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