http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/495.html
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http://31634308.at.webry.info/201502/article_6.html
2015/02/06 22:24
元大使の天木氏のブログに、以下の記事が出ていた。「この決議は、米国の戦争への支持表明の意図がありありで、誰か反対するものはいないのか?」と問うている。なぜか、「小沢氏、山本氏は反対しないのか?」と書かれている。共産党の志位委員長の名前が出て来ない。小沢氏も山本氏もこれほど期待されても困るだろうに。
テロ非難決議に反対する議員は一人も出てこないというのか 天木直人
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/463.html
テロ非難決議に反対する議員は一人も出てこないというのか
http://www.amakiblog.com/archives/2015/02/06/#003124
2015年02月06日 天木直人のブログ
衆院は5日の本会議でテロ非難決議を全会一致で採択したという。
イスラム国が邦人を犠牲にしたことに憤り、断固非難するのはいい。
その非道さを許さないと叫ぶのもいいだろう。
しかし、「テロ」という言葉を連呼して、テロの脅威に直面する国際社会と連携を強めたり、人道援助を拡充するという文言は、明らかに不適切だ。
今度の不幸な事件を利用した、米国の戦争への支持声明の意図がありありだ。
そして戦争を行っている国に援助を行うことほど間違いはない。そもそも人道援助という言葉自体が嘘だ。真の人道援助にあんな巨額はいらない。戦争当事国にプロジェクト援助をしても破壊される。財政援助ならどこへ消えるかわからない。腐敗や戦費に使われる。だからこそ、日本の援助は紛争当事国に供与しないという大原則があった。いつからその原則が変更されたというのか。誰が勝手に変えたのか。
テロ非難決議を採択する前に、その案文についてどのような議論があったのだろうか。反論した議員は一人もいなかったのだろうか。そもそもそういう討論の場があったのか。
それにしても、今度の決議に、唯の一人も、反対したり、棄権すらしなかったというのか。
衆院議員の小沢一郎は反対しなかったのか。
参院議員の山本太郎はどう対応するつもりか。
異議を唱える勇気ある議員が、ただの一人も出てこないというのか(了)
別に天木氏が焚き付けた訳ではないだろうが、ただ一人、山本太郎議員が異議を唱えた。それも決議の際、退席して抗議の意志を表した。その退席に、早速、ニュースで非難の声が書かれている。山本太郎はテロリストだと、ネットウヨは騒いでいる。
このような批判に山本太郎は答えている。このブログを見ると、天木氏が問うている主張と基本は同じである。このテロが起こった背景を検証せず、米国の戦争を肯定し、有志連合に賛意を示す。ヨルダンは空爆を行っているが、その空爆は必ずしもイスラム国の兵士だけを殺している訳ではない。子供や女性、老人など、イスラム国の活動を支持していない住民も殺しているはずである。
日本は一方的な加担をせず、むしろ調停するような活動こそが、60年間、他国民に一発の弾も撃ったことがない日本の役目だろう。
山本太郎はテロリスト?!
2015-02-06 19:44:39
http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-11986526464.html
「テロ非難決議を、途中退席した山本太郎はテロリストだ。」
そう思われた方。
採決に、賛成・反対ではなく、退席を選んだ理由、説明します。
その内容を理解した上でのテロリスト認定をお願いいたします。まず、非難決議の本文を皆さんはご覧になったでしょうか?
特に問題なかった、そう思われた方もいらっしゃるかも知れません。確かに、6行目までは、山本太郎も賛同です。
誘拐、殺害が許されることでないのは当然ですから。
☆決議文☆
ただ、後段部分に文言の追加と修正、一つの提案を山本太郎から、議院運営委員会に投げかけいたしました。
今回の決議に対する修正は、基本的には議院運営委員会の理事会派に認められると言うルールで、1議員がモノ申せる立場にないそうですが、「屈さない」「許さない」など場当たり的な、形だけの決議ではなく、国内でのテロを抑止し、国外に生きる邦人の安全確保の為にも、信託を受けた議員たちによる覚悟を感じる決議でなければならない、と考え、最低限の提案を以下の通りいたしました。
@今回の事件の検証。イラク戦争の総括を含む。
A特定の国名の明記を避けた関係各国への謝辞。
B英訳文を同時に用意する事
ザックリと順に説明します。
@ 今回の事件に関する細部に渡る検証が政治の場でも必要な事は当然です。
発覚から、犯行映像が出るまでの間、政府の指示は的確であったか?
拘束から殺害まで、関係機関が、どの様なルートに繋ぎ、危機管理の最高責任者がどんな判断をしたのか。
人質の存在を知りながら総選挙まで行った経緯、人質の生命が危険な状態に置かれる事を鑑みることなく行われた中東訪問と、演説内容などなど。人質の救出のために何がベストの方法であったのかも、検証が必要です。
特定秘密になる可能性に逃げず、説明責任を果たさねばならない事は沢山あります。そして、今回の事だけでなく、何故イラク戦争にも総括が必要か。
今回、事件を起こしたISが巨大化した背景を考える責任が我が国にもあると考えるからです。
2003年、米国大統領が、
「イラクに大量破壊兵器がある」
「軍事行動をおこす」
と演説し、
その3時間後には、素早く支持を表明した日本政府。
その後、有志連合でイラクを破壊し、解体した後にわかったことは?
「大量破壊兵器は存在しなかった。」
言いがかりを付けて他国に攻め入り、人々の主権を奪い、国を破壊した。
それを支持した日本や諸外国。
しかし、イラクから自衛隊撤退後、今まで10年近く、日本の政治も、社会も、イラク問題にはほとんど目を向けてきませんでした。
僕もその1人です。
イラク国内の治安は悪化の一途をたどり、シーア派による、スンニ派への民族浄化にも近い、虐殺が日常的に行われていた。
その中から、生まれた存在が、ISだったと聞きます。
スンニ派の住民が暮らすファルージャでは、スンニ派に対する乱暴狼藉をやめないマリキ政権に対する平和的なデモが行われ、それが国内各地に拡がり、大規模なデモにまで発展しましたが、参加者を射殺する武力鎮圧が行われていたと言います。
日本を含む国際社会は、無視を決め込み、メデイアは積極的に取り上げなかった。
今回、2人の邦人が危険な地域に足を踏み入れ起こった事件、と考えるのではなく、「大量破壊兵器がある」と決めつけ、「大量破壊兵器が見つからなかった」国を破壊し、放置した結果、その地域の治安が悪化、危険な状態に陥り、生み出されたISや地域の混乱に関して少なくともイラク戦争から総括する必要があるのではないでしょうか。
A お世話になりました、とお礼を言う事は大切です。
しかし、特定の国名を挙げての謝辞は今は避けた方が良いと考えます。
この決議文では具体名が上がっているのは、ヨルダンですが、直接の空爆に踏み込んでいる国でもあります。
現在、武力攻撃を行っている国に対して、謝辞を述べる事は、リスクがあると考えます。
それも国民の信託を受けた国会議員の決議文にそれが記される事は、有志連合と一体になって、「屈しない」「許さない」と言う話にとらえられないでしょうか?
中東地域で現在、武力による直接攻撃を行っている有志連合国とは一定の距離を置かなければ、
日本国内がテロの標的にされる可能性が高まる、と考えました。
B 総理の発言や発信が、英訳のされ方によって、考えていたよりも強い表現になってしまう、という事を私たちは何度も経験したのが、今回の事件だったのではないでしょうか。
日本の国会議員が揃って出す決議の内容を意訳されてしまわない様に、一言一句、こちらの意図通りの翻訳で、決議内容を英訳する必要性を提案しました。
以上3点を最初に紹介したような形で簡略化し、提案しましたが、全く反映されませんでした。
より不安定な状態に自ら足を踏み入れる事に発展してしまった我が国に生きる人々、在外邦人への影響を最小限に食い止める為にも今回の問題提起を含む、採決途中の退席を選択した次第です。
最後に。
会派として(生活の党と山本太郎となかまたち)、賛成しているのに、1人だけ退席、これは内部分裂か?と想像力を働かせている方もいらっしゃいますが、御心配なく。
党内でたった1人違う意見や意思表示を許されているのが党議拘束なし、と言う我が党の考え方ですし、小沢一郎代表はじめ会派の方々とは十分協議して決めたことですので。
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