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アベ15年体制は「ファッシズム体制」であり、平和国家日本を猛スピードでぶっ壊しつつあります(生き生き箕面通信)
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/467.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 2 月 06 日 10:06:53: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/6405efefe2878e51c509602963f77b55
2015-02-06 08:48:36

 衆院が昨日2月5日に開いた本会議は、はなはだ異様な光景でした。出席議員が全員起立して、「イスラム国」に対する非難決議を採択したのです。

 何が異様か。全員起立した議場は、ファッシズム一色に覆われたような、異様な印象を与えました。

 安倍政権下の今国会は、「イスラム国」の残虐殺人行為に触発されて、「テロは悪い。テロの脅威に屈するな」という空気に支配され、自民党による「一党支配体制」が新しい段階に進んだといえます。日本のファッシズム体制が、新しいページを開いたといえます。

 アメリカのナオミ・クラインは「ショック・ドクトリン」という本を書き、惨事便乗型資本主義の正体を暴きました。アメリカでの参事便乗型の典型例は、「9.11」のあとのブッシュ政治です。「愛国者法」と名づけた、何でもできるオールマイティの法律を成立させて、ブッシュ政権の軍産複合体体制をさらに強固にしたのでした。

 かつての自民党による「55年体制」は、まだチェック・アンド・バランスの力関係が働き、「健全な保守」の空気が残っていました。今年2015年になってからのアベ体制は、新しい「15年体制」のはじまりと位置づけられるものです。二人の日本人の首を切る映像が流され、「ショック・ドクトリン」の舞台が整いました。

 この機を逃すなと機敏に立ち回り、全員起立の非難決議を採択させ、今後、安倍政権を批判するものは「非国民」と逆批判できる素地を作ることに成功したのです。

 人を残虐に殺すことを意に介しない「イスラム国」のやり方は、非難されてしかるべきです。だからといって、一国の国会議員が全員そろって起立して、非難決議なるものを採択するのは、やはり異様というほかない。そこには、「全員一致方式」という別の意味を持つ空気、ファッシズムの臭いがぷんぷんと立ち昇ってきます。

 この機を逃さず安倍政権は素早く、憲法改定に取りかかることを表明しました。自衛隊を海外に派遣できるようにする恒久法の成立にも精力的に取り組む意向です。野党は、あれよれよと見守るばかり。なす術(すべ)なし、制止する術なし。

 国会審議の中で、菅義偉・官房長は「『イスラム国」側と接触するつもりはなかった。一切接触していない」と答弁。つまり、二人が拘束されたことが分かった何か月も前から、「二人を見捨てる」と、見殺し方針を固めていたと言えるのです。

 あとは、現地対策本部をつくってみせたり、「各国と連携を取り、情報を収集し分析して、全力で救出の努力をしている」と 言ってみせたり。すべて世論対策上のパフォーマンスだったことを、平気で明らかにしたのでした。

 今や安倍政権は、世論は完全にコントロールできる、と自信満々です。「オレが世論に『右向け右』と言えば、右を向く。日本は、オレの意のままだ」と、ヒトラーばりの「独裁者」に成りあがったつもりです。

 世論操作をするための翼賛広報体制も万全です。日本最大部数の読売新聞はもともとアベべったり。最大のテレビ局NHKも意のままに支配しました。

 野党第一党の民主党がだらしないのはいうまでもありません。共産党も、トップの委員長みずからが、自党の国会議員に「(安倍政権批判は)不適切だ」と言い出す始末です。

 しかし、安倍政権がファッシズム体制を完成させるにあたって、客観的に最も力を貸しているのは、安倍政権に高い支持を与える日本国民です。「羊の群れ」状況のおとなしい日本国民こそが、ファッシズムへの道を開いているといえます。

 

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コメント
 
01. 2015年2月06日 10:59:29 : YxpFguEt7k
「希望」が入っていないパンドラの箱を開けたような政権だな。

02. 2015年2月06日 13:36:13 : pBipN2KXDo
 
一般国民を召集状1枚で人殺しの現場に強制動員するファシズムは
すでに11年前に「裁判員制度」と称する司法ファシズムのかたちで法制化され、
6年前から実施されている。

一般市民を人殺しの修羅場に引き立てて、PTSDを蒙らせる精神的暴力が
なぜ許されるのか? これは事実上の戦争動員である!

裁判員裁判が必要なのは、まずもって公務員や政治家の汚職や犯罪の
裁判じゃないのか? そういう民主主義の骨子を問うべき裁判では
裁判員を使わずに、死刑の判断に踏み込むような残虐犯罪の
裁判に一般市民を動員するのは、裁判所が一般市民に対して行なう
傷害罪であり、憲法違反である!
  ↓
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http://www.sankei.com/west/news/150206/wst1502060023-n1.html

遺体カラー写真で裁判員意識失う 殺人事件公判 京都地裁

   2015.2.6 09:00更新

 京都地裁で開かれた殺人事件の裁判員裁判(後藤真知子裁判長)で、裁判員の男性が遺体の
カラー写真を見た後に意識を失っていたことが5日、地裁への取材で分かった。男性は「写真が
原因の一つ」と説明。解任され補充裁判員が後任となった。

 地裁によると、3日、内縁関係の女性の首を絞めて殺したとして殺人罪に問われた男(64)の
裁判員裁判で、検察側証人の鑑定医が示したモニターの遺体写真を見て意識を失った。審理は
中断したが、すぐに意識を取り戻した。同日の残りの審理には参加したが、4日に辞任を希望した。

 モニターには裁判員の負担を抑えるため「次に遺体の写真が出ます」と予告する文言を表示していたという。

 公判では、殺害されたのか、自殺だったのかが争点だった。検察側が「自殺では遺体の傷と矛盾する」
と主張。鑑定医の尋問で遺体写真を示した。

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裁判員に死刑の是非をイタズラに決めさせておいて、最高裁でひっくり返すような
国民を玩具にする残酷遊戯が通用するのなら、いっそのこと司法は全部
市民ボランティアまかせにして、裁判官を全員クビにしろ!


03. 2015年2月06日 19:13:56 : DeJSxrn60w
アングル:せめぎ合い続く農業改革、農家にも「反アベノミクス」の波
2015年 02月 6日 13:21 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0LA0BN20150206&channelName=topNews#a=1
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[東京 6日 ロイター]安倍晋三政権が切り崩しを狙う「岩盤規制」の1つ、農協法の改革をめぐり、政府とJA全中(全国農業協同組合中央会)が大詰めの攻防を続けている。

安倍首相は今国会を「改革断行国会」と位置付け、3月中にも同法改正案を提出する方針。環太平洋連携協定(TPP)交渉の妥結をにらみ、全中の権限を縮小させ、国内農業の競争力強化を進めたい政府側に対し、全中側の抵抗はなお強く、ギリギリの駆け引きが展開されている。

<岩盤厚い農協法改革>

日本の農産物市場の開放は、TPP妥結の大きなハードルの1つになっている。今月2、3日に米ワシントンで開かれた日米の実務者協議でも両者の溝は埋まらず、事務レベルで協議の継続が決まった。大江博首席交渉官代理は、甘利明TPP担当相とフロマン米通商代表による閣僚会議に向け「事務レベルでやることが残っている」と指摘。閣僚会議が行われるタイミングについても明言を避けた。

しかし、TPP交渉が難航しているとはいえ、日米を初めとする参加各国が合意に近づいていることは間違いなく、その結果、日本の農業が大幅な市場開放を迫られる事態は避けられそうにない。

安倍政権は、JA全中を頂点とする各地の農協、農家への指導・監督体制が国内農業の競争力強化を阻む障害になっていると判断。その裏付けとなっている農協法、農業委員会法、農地法の抜本改正に乗り出した。

「農業を成長産業に変えていくために、中央会(JA全中)には脇役に徹していただきたい」──。安倍首相は各地でこう語り、改革断行の姿勢を明確にしている。

一連の法改正の最大の焦点になっているのは、JA全中が各地域の農協に対して行っている会計監査権限の撤廃など。政府・自民党は農協法に基づいた現在のJA全中を一般社団法人化するとともに、地域の農協に対する独占的な会計監査の権限も廃止することなどを求め、JA全中側との交渉を続けている。

しかし、3日に行われた自民党幹部との会談でも、萬歳章全中会長は改正案を受け入れず、議論は平行線に終わったとみられている。

自民党は6日もJA全中側との調整を続けており、週明けにも農協法改正案の骨格を固めたい考え。一方で、萬歳会長は5日に記者会見し、農協改革案について「検証を要する内容がたくさんある」と述べ、一般社団法人への移行に反対する姿勢をあらためて示した。

<農家の反感、地方選の不安材料に>

政府の「アベノミクス」圧力に反発を強めているのは、既得権限の消失や既存組織の混乱などを嫌うJA全中だけでない。一部の国内農家は日銀による異次元緩和などが引き金となった円安で輸入飼料価格が高騰し、収益低下の厳しい局面に立たされている。

「アベノミクスという、いわゆる国策が生み出した円安で、トヨタ自動車のような大企業はもうけやすくなったが、その裏返しが私達、酪農家だ」と愛知県豊田市で酪農を営む杉浦弘泰氏は話す。同県の酪農農業協同組合長も務める同氏は、飼料代が経営コストの8割にも達する今は「非常時」とし、「安倍首相には国策の裏側もみてほしい。農業の役割を考え、国として支えるべきは支えてほしいと全酪農家が思っている」と訴える。

日本の農業関係者に広がるアベノミクスへの反発は、すでに大きなうねりとなって安倍政権に跳ね返りつつある。今年1月の佐賀県知事選では、県農政協議会や漁協の推薦を受けた元総務官僚の山口祥義氏が、自民・公明の推薦を受けた樋渡啓祐氏を破って初当選。これまで選挙で自民党を支えてきた農政協は、今回山口氏側につき、徹底的な組織戦を展開、4万票という大差での勝利を実現した。

佐賀県知事選の与党敗北を受けて、金融市場では安倍政権の改革姿勢が後退するのではないかとの警戒感が拡大した。「農業改革は岩盤規制などがからむ改革の象徴的な分野。選挙対策のためにここが後退すれば、アベノミクスの改革全体が後退しかねない」とりそな銀行チーフ・エコノミストの黒瀬浩一氏は指摘する。

今年4月には4年に1度の統一地方選が予定されており、10道県の知事選など981の選挙が各地の自治体で実施される。その大きな争点としてアベノミクスの農業改革の是非が問われる可能性は大きく、安倍政権が新たな試練に立たされる懸念も否定できない。


(大林優香、宮崎亜巳 編集:北松克朗)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0LA0BN20150206?sp=true


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