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2015-02-04 09:10:56
ついにヨルダン軍のパイロットが「焼殺」されたとする映像が公開された、と本日2月4日未明、AFP通信が伝えました。
欧米のメディアは、日本のメディアも含めて、またぞろ残虐「イスラム国」の大宣伝を繰り返すでしょう。しかし、それでテロがなくなるでしょうか。
テロをなくすには、平和的にみんなの暮らしが立ちゆくようにすることが一番なのではないでしょうか。
アメリカのオバマ大統領がこのほど発表した「2016年度の予算教書」では、国防予算として総額5343億ドル(日本年換算62兆5千億円)というべらぼうな額を計上しました。そのうち、「イスラム国」掃討費だけでも53億ドル(同6201億円)というとてつもない額です。
仮にこの国防予算が世界の平和のため、民生安定のために使われたら、世界はどんなに平和になるでしょう。「イスラム国」掃討費が、この地域の人々の暮らしを向上させるために使われたら、人々はアメリカを敵視するでしょうか。
「『IamnotAbe』というカードをつけよう」と呼びかけた、元経産官僚(改革派官僚)古賀茂明さんの発言に、アベ官邸が激怒しているそうです。これは、しばしば物議をかもしている古舘伊知郎キャスターの報道ステーション(テレビ朝日系)での発言で、官邸からは激怒した抗議がテレビ局に寄せられているようです。
安倍晋三首相は「オレは『イスラム国』つぶしの有志連合に積極的に参加し、あいつらをせん滅する先兵も辞さない」とイキがった行動で、積極的平和主義を吹聴しています。積極的平和主義を貫くために、さらにオスプレイを増やし、自衛隊の装備を拡大します。
小沢一郎代表の「生活の党と山本太郎となかまたち」は、安倍氏の中東歴訪と演説が、「『イスラム国』への宣戦布告と受け止められた。しかし、国際紛争はあくまで国連を通じて解決すべきであり、その国連に協力するというのが日本国憲法の趣旨です。またそうすることが、日本が国際社会でいたずらに敵をつくらない道でもあります」と、コメントを出しました。
安倍首相のもとでの日本のイメージは、「アメリカの正義が日本の正義であり、アメリカの敵が日本の敵」というものになりつつあります。アメリカの忠実なポチ公というイメージが、ますます強まっているわけです。
それでも安倍という男は、「ここで態度を変えることは、テロに屈したことになり、テロ集団の思うつぼにはまることだ」と強弁しています。そして、あくまでも集団的自衛権行使容認の道を実現しようと猪突猛進です。憲法9条を、一内閣の解釈変更で骨抜きにしようと手練手管を使っています。
情けないのは、日本の大手メディアが、官邸の顔色をうかがう大政翼賛報道に傾きつつあることです。そのなかでネトウヨが勢いをつけ、安倍批判は「非国民扱い」の空気が広がっています。この「非国民扱い」の空気がコワい。
「空気」で動く日本。安倍官邸は、思う方向へ世論操作を進め、思う方向へ誘導しています。「PM2.5」よりも息苦しいどす黒い空気が、日本列島を覆い尽くしつつあります。
しかし、わたしたちはいまこそ憲法の精神に立ち戻り、平和な国民としての役割を貫く努力を続けたいものです。
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