http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/335.html
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そろそろ「ひとりひとり」から「統一行動」に移るときではないか
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1380.html
2015-02-03 反戦な家づくり
人質殺害(と言われている)事件は、米国の9.11に匹敵する効果を狙ってこの国を突き動かそうとしている。
私は湯川氏にも後藤氏にも個人的な感情は一切無い。世界中に自らはまったく何の意図もなく殺されていく人々が数え切れないほどいるわけで、可哀想だとか気の毒だとか言う感情は、まず彼らに向けられるべきものだ。
湯川氏は戦争のために彼の国に乗り込んだのであり、まったく同情する気にはならない。
後藤氏についても、戦場の姿を伝えるジャーナリストとして行ったのならば別だが、今回は戦争当事者である湯川氏を助けに行ったのであり、これも当事者と見られてもしかたのない部分はある。
とはいえ、政府は国民である以上は助ける義務がある。倫理的な問題とは無関係に、国家権力を握っている以上は絶対的にやらなければならない。それができないのならば政権を手放すべきだし、もしだれもできないのならば、国として終わりである。
したがって、官房長官が公然と「何もしなかった」と認めた安倍政権は、もはや日本の政権ではない。
親の代からイスラエルべったりの中山とかいう副大臣にテレビカメラの前を行ったり来たりさせるだけで、実は自前では何もしなかったと公言する政府。これはもはや政府ではない。
□□
1月20日、イスラエルの旗の前で会見した安倍晋三の顔を見て、私はこれは9.11だと直感した。あの時のブッシュの顔にソックリだったからだ。
怒りや狼狽とは違う、不安に苛まれた焦点の定まらない目。大きな仕掛けの掛け金をはずす時の、恐れおののく目。
湯川氏が殺害されたと報道された後の、同じ台詞を何度も何度も繰り返す無表情な顔。
そして、後藤氏が殺害されたと報道された後の、無理に歪めた顔ににじむ安堵の色。
その他の状況証拠から見ても、安倍晋三は分かってやったのだと、私は思っている。
もちろん、決定的な証拠は無いから、信じる信じないは人それぞれの自由ではある。
では、何のために安倍晋三はこんなことをしたのか。
わざわざ最悪のタイミング、最悪の場所で、最悪の約束をしてISを激怒させる、あるいは激怒してもおかしくない状況を作り出したのか。
なぜ、何もしないばかりかISを挑発する発言ばかりして、人質が殺されるのを待ったのか。あるいは殺されたという報道を待ったのか。
それは、この一事にあらわれている。
「その罪を償わせる」…安倍首相が自ら声明に加筆していた
日刊ゲンダイ 2015年2月2日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156897
「その罪を償わせる」 首相声明、自ら加筆
日経新聞 2015/2/2
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDE01H06_R00C15A2EA2000/
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/246.html#c2
安倍は、このひと言を発する時をじっと待っていたのだ。
そして、あえて政府の無能をさらけだし、戦時法制がないからできなかったのだと開き直るのだ。
5月以降の言われている集団的自衛権の関連法案、すなわち戦時法案を前倒しにするつもりだろう。
改正すべき法律を改正せず、ハードルを下げて一刻も早く自衛隊を中東へ送るつもりだ。
集団的自衛権行使:国民保護法を発動せず 手続き最小化
毎日新聞 2015年01月30日
http://mainichi.jp/select/news/20150130k0000m010159000c.html
地理的制約必要ない 集団的自衛権行使で首相
中国新聞 2015/2/2
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=127032&comment_sub_id=0&category_id=256
同盟国先制でも「行使できる」 集団的自衛権で首相が見解
日経新聞 2015/2/2
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H5F_S5A200C1PP8000/
南シナ海の哨戒活動、自衛隊に期待=米第7艦隊司令官
ロイター 2015年 01月 31日
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0VA02G20150131
自衛隊の警戒監視、南シナ海も検討へ 防衛相が考え示す
朝日新聞 2015年2月3日
http://www.asahi.com/articles/ASH23355BH23UTFK002.html
安倍首相:緊急事態管理庁の創設「年度内に成案」
毎日新聞 2015年02月03日
http://mainichi.jp/select/news/20150203k0000e010198000c.html
もはや、別の国である。
2.1は、重大な負のエポックになってしまった。暗闇への曲がり角になってしまったのだ。
□□
ありとあらゆる問題を、同時多発的に攻め込んでくる敵に対し、対抗する側は個別分断され、自分のいる場所や関心によってテーマを選んでとり組んでいる。
原発も被曝も辺野古もTPPもアホノミクスもブラック企業も貧困も、なにもかもがつながっている。
だからこそ、今、手をつながなくては各個撃破されて跡形もなくなりはしないか。
「反戦」と「安倍退陣」に絞って、統一行動をするべきときではないのか。
4年前の3.11から、無関心と言われた人たちも動き出した。
しかし、統一と嫌い、あえてバラバラに動いてきた。
まさに、今は一人、ひとりひとり の段階だったのである。
これはある意味賢明ではあった。
効率にこだわり、むりに統一すれば無理が来る。
だれかが自分の利権に結びつける。
だから、4年間の助走期間は必要だったと思う。
でも、今の流れを見る限り、もはや助走をしている段階ではない。
どこかで統一を考えなくては、アリの一穴をあけることすらできないのではないか。
もちろん、何もかも統一する必要はない。
これまで闘ってきた自分たちの戦線やグループや党を維持したまま、でもある局面だけは全国で、全勢力が統一することを考えるべきだ。
保守も革新もない、「反戦」と「安倍退陣」の統一勢力の旗を振れるのはだれか。
それは、やはり小沢一郎と山本太郎という二人だと私は思う。確信する。
私の知る限りでは、他にいない。
小沢さんは、政治の世界で、太郎さんは市民運動の世界で、心ある人の信頼を得ている。
政治の世界というのは、国会議員という意味ではなく、選挙を通じてなんとかしたいと考えている人々という意味。
市民運動の世界というのは、政治家に失望しつつ自力で何かしようとしている人々。
保守と革新、政治と市民 その確執を乗り越えて統一行動を呼び掛けられるのは、この二人しかない。
日本中のありとあらゆる問題にとり組んでいる人。何をして良いかわからないけれども、安倍の顔を見ては腹を立てている人。漠然と不安でたまらない若者。毎月給料前になるとサラ金の世話になっている人たち。セクハラやパワハラで心が壊れそうな人々。
そうした日本中の人たちに、統一行動を呼びかけるときが来たのだ。
例えば、月に1回の抗議行動。
なんとかリボンのような意思表示。
全国統一ビラの作成とポスティングの呼び掛け。
カンパ集め。
統一地方選とのリンク。推薦候補
2016夏選挙への行動提起
自主性も大事だけれども、敵がある以上はここぞというときは統一しなければ効果はない。
そんなに目新しいことをしなくても、これまでの助走期間で経験してきたことを、皆でやればいいのだ。
そのためには、やはりどうしても、旗振り役がいる。
そのかけ声で、これまで全国でバラバラになにかをしてきた人間が、中隊長、小隊長になって動けばいい。
国会ではわずかギリギリ5人の「生活の党と山本太郎となかまたち」ではあるが、日本全国を見渡せば、これほど画期的な組織はない。日本の戦後史に、こんな政党はなかった。
その特性を、国会の中に埋もれさせるのではなく、国会に攻め上る国民の声を集めるために活かしていただきたい。
呼びかけを! 真っ正面から国民への呼び掛けを!
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