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官邸全く機能せず/(C)日刊ゲンダイ
判断ミス続けた安倍政権が「テロに屈しない」と息巻くリスク
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156899
2015年2月3日 日刊ゲンダイ
人質2人の首が切断されるという、最悪の事態を招いたそもそもの発端は、安倍の“2億ドル支援演説”だ。人質が拘束されているのが分かっているのに、いまが注目を浴びるチャンスとばかりに中東にのこのこと出かけ、2億ドル支援をブチ上げた。
「正確には、ブッシュ米国のイラク戦争を支持した小泉政権からの憎悪が演説でより深まったというべきでしょう。イスラム国は、前身の『イラクの聖戦アルカイダ組織』の時代から、ブッシュと共闘した日本を敵視していた。当時から政権の中枢にいた安倍首相が、その辺の事情を知らないわけがない。本当は、昨年8月に湯川さんが拘束された時点から、事態は切迫していたのです」(戦場ジャーナリストの志葉玲氏)
ところが、安倍政権は人質事件など眼中にないかのように、衆院を解散し、政治空白をつくり、パリのテロがあったのに中東歴訪を強行した。
「昨年11月に対策本部を立ち上げたとか言っていますが、イスラム国と直接のパイプもつくれなかった。2人の殺害予告動画が公表された時点で、交渉はほぼ決裂していたのです。その後も現地対策本部をヨルダンに置くかトルコに置くかで外務省と警察庁が揉め、要求に応じるかどうかで日本版NSCと官邸が揉めるなど、安倍政権は右往左往するばかりでした」(官邸事情通)
■ドロ沼の争い必至
ところが、安倍政権はそんな失態を忘れたかのように、「テロに屈しない」と息巻いている。米英と一緒になってイスラム国と“戦う”気だ。相手はテロリストなのだから、モグラ叩きのような“戦い”になる。米英を見ても分かるように“泥沼”の争いになる。この“戦い”に勝てる可能性と、国民が背負い込むリスクを天秤にかければ、今こそ冷静になるべきだろう。まして大将が安倍首相では、ますますゾッとしてくるというものだ。
安倍首相は、イスラム国からも「(後藤さんを殺すのは)アベ。勝てもしない戦いに参加するというおまえの無謀な決断のせいだ」と名指しされた。
こんな男に国を任せていたら、本当に国民全員がテロの標的という「悪夢」が始まる。
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