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2015-02-02 湯川遥菜の「民間軍事会社」の資金源は誰か?
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20150202
2015-02-02 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
後藤健二殺害騒動の陰に隠れて、あまり問題にもされていないようだが、「湯川遥菜事件」の方も忘れてはならない。我々は、マスコミ情報を鵜呑みにして、つまり「ある筋(?)」からの情報工作によって、湯川遥菜という人物を過小評価し、「落ちこぼれ」の、「怪しいプータロー」・・・程度の人物像しか思い描いていないと思われるが、それが大きな間違いである。湯川遥菜は、馬鹿でもアフォでも、ましてや貧乏人でもない。
湯川遥菜は、都内の某所に立派な事務所を構え、防衛庁関係者あたりと親交を持つ「民間軍事会社」の経営者だった。つまり、前歴はともかくとして、「イスラム国」へ潜入し、人質になる直前までは、金回りのいい、派手な経営者だったのである。趣味や娯楽の延長で、「イスラム国」に潜入したのではない。
では、倒産状態にあった湯川遥菜を掬い上げ、「民間軍事会社」の経営者に仕立てたのは誰か?要するに、湯川遥菜の資金源は何処の誰か? 湯川遥菜は、貧相な小男ではない。42歳の恰幅の良い若手ビジネスマンである。
どうも、この問題を探っていくと、安倍官邸の周辺やその関係者たちに辿り着きそうなのだが、小生のような取材力ゼロの一市民には、真相は闇の中である。しかし、そうは言っても、何もかも分からないわけではない。各所から漏れてくる様々な断片情報を収集し、分析し、再構成していくと、何かが見えてきそうなのだ。
さて、田母神俊雄とのツーショット写真は、よく知られているが、湯川遥菜の交友関係を、湯川遥菜が残したBlog記事などから推察し、追跡していくと、それにはとどまらないようなのだ。そもそも「民間軍事会社」とは何なのか?それに類する会社が、他にもあるのか?軍事と言うのだから、自衛隊や防衛庁、あるいは軍事産業などに関係あるのか?
湯川遥菜は、誰かから資金提供を受けた上で、踊らされていたのではないか?つまり、湯川遥菜に資金提供した何者かは、湯川遥菜の立ち上げた「民間軍事会社」の経営に関心があったのではないのではないか?湯川遥菜は、何者かによって作り上げられた「噛ませ犬」だったのではないか?
湯川遥菜のBlogの「軽さ」と「重さ」は、この「民間軍事会社」の二重性を意味しているように思える。つまり、湯川遥菜は、兵器マニアのオタクで、会社倒産、プータローという社会的弱者の顔と、政府関係者や右翼活動家と親交を深め、傍らで防衛庁や軍事産業との関係まで匂わせている。
安倍首相を初めとして政府関係者や、情報統制下にあるマスコミは、後藤健二の処刑に対する大げさな追悼ムードという安倍政権制作のメロドラマと比較して、「湯川遥菜処刑事件」には、「冷淡」そのものである。 何故か?湯川遥菜は、何者かに適当に泳がされた挙句、「イスラム国」の「噛ませ犬」として、利用され、使い捨てにされたのか?不可解である。マスコミは、何故、湯川遥菜の背後関係を追求しないのか?
(続く)
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