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【イスラム国後藤さん殺害映像】岸田外相発言全文 「人間が行うとは思えない、残酷な行為」
http://www.sankei.com/politics/news/150201/plt1502010024-n1.html
岸田文雄外相が、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が後藤健二さんを殺害したとされる映像を公開したことに関し、外務省で記者団に語った発言、一問一答は次の通り。
◇
「後藤健二さんが殺害されたとみられる動画がインターネット上に配信されました。誠に痛恨の極みです。このような行為は到底、人間が行うとは思えない、残酷な行為です。何の罪もない人々を拘束し、かけがえのない命をもてあそび、揚げ句の果てにそれを奪う。これは決して、許されるものではなく、心から憤りを覚えます。政府は、人命第一の方針の下、あらゆるルートを通じて、邦人が解放されるよう懸命に取り組んできました。ヨルダンをはじめ、多くの国から、連帯と支援をいただきました。このことについては、心から感謝を申し上げたい」
「われわれはテロに屈することなく、国際社会と連携して、中東地域の平和と安定のために日本としての責任を引き続きしっかりと果たしてまりいます。そして、全在外公館に対し、今般の事態を踏まえて、改めて在留邦人の安全確保に万全を期すよう指示を致します。外務省は2011年4月から、シリア全土に退避勧告を発出しています。国民におかれては、シリアをはじめ、退避勧告が出ている周辺地域への渡航は控えていただきますよう改めてお願いを申し上げる」
−−後藤さんは殺害されたとみているのか
「映像について、現時点において、殺害を否定する根拠は見いだせない根拠ですが、引き続いて画像の分析、確認を続けている」
−−映像が出る前に把握していたか
「映像については、午前5時ごろ、外務省として確認し、私は直ちに秘書官を通じて連絡を受けました」
−−それ以前に何か情報はあったか。さまざまな情報の中に殺害情報は含まれてなかったのか
「われわれはこの動画を確認し、この連絡を受けた」
−−政府の対応、交渉、働きかけは万全だったか
「このような事態に至ったことについては、誠に遺憾に感じています。政府としては、人命第一の方針でこのヨルダンをはじめ、各国と連携しながら、あらゆるルート、チャンネルを駆使して全力で努力をしてまいりました。今後とも、テロに屈することなく、国際社会、中東地域の平和と安定に努力をしていきたいと考えています」
−−今後、各国との電話会談の予定は
「今後は、今回の件については、ヨルダンをはじめ、多くの国々から、連帯を示していただき、支援をいただいた。このことについては、心から感謝しておりますし、こうしたわが国の思いは各国に伝えていかなければならないと思っています。具体的にどの国と何時に何をするか、こういったところまでまだいたっておりませんが、ぜひ、こうしたわが国の思いは、伝えていきたいと思っています」
−−映像の中で、「イスラム国」側とみられる人物が日本を標的にする趣旨の発言をしている。どう受け止めるか
「全在外公館を通じて、邦人の安全確保については万全を期すよう指示を出しているところです。在外公館に対して、指示を出したところだが、ぜひ今回の事態を受けて、万全を期すようしっかりと徹底したい、そう考えています」
−−画像の中に安倍晋三首相の決断によって、こういう事態が引き起こされたという表現があるが
「わが国が、中東の平和と安定のために進めてきた中東政策は、国際社会、特に中東地域の国々から高く評価されて支持されてきました。そして、首相が中東を訪問した際、中東への支援策も、1000万人以上の避難民の命をつなぐためにわが国は支援するということを表明した次第です。こうした、わが国の取り組みについては、しっかりとこれからも、進めていかなければならないと思っています。リスクを恐れることによって、こうした方針を変えるということになったならば、これこそ、テロリストの論理にはまってしまうことになるのではないかと、このように考えています」
−−安倍首相が中東に行ったタイミングでこの事件が起こったことについてどう思うか
「わが国の政策は評価されていますし、わが国の取り組みを示す上で、首相の訪問や演説が行われたわけです。こうしたわが国の取り組みについては、これからも変えてはならないと。しっかりとこれからも中東の平和や安定に貢献していかなければならない、このように改めて思っています」
[産経ニュース 2015/2/1]
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