http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/896.html
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http://31634308.at.webry.info/201501/article_27.html
2015/01/30 20:43
今までの国会もそうだったが、今回の補正国会ほど、政権のダレ切った姿を見たことがない。
強烈に印象に残ったのは、維新の松野議員の質問に対する答えだ。安倍氏がかつて公約した定数削減問題について、国会議員が身を切ることをしないで昨年12月に解散したのは、どういう理由かを質問したときの回答が、自分は総理大臣で解散するのは自分の特権であり、それを行使したまでだと言ったのだ。この答弁に至っては、答弁の体を成していない。全く人をバカにした答弁で、まるで専制君主国に議論のようだ。何でもまかり通ると思っている。蛙の顔に小便である。馬耳東風で、全く緊張感がない。こんな国会にしたのは選んだ国民のせいだ。選んだ国民はどんなことが起ころうが仕方がないが、選びもしない国民にとっては大迷惑である。
また、国民の60%以上が反対している原発再稼働も、また集団的自衛権も、今回の選挙でお墨付きを得たから、逆にそれを推進しないことが公約に反するとまでうそぶく。安倍首相がこれを詭弁と認識しているなら、まだ救いがあるが、詭弁とも思ってもいないところが始末に悪い。正に、確信犯というべきだろう。
安倍首相、原発再稼働に信任=14年度補正、夕に衆院通過
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015013000054
安倍晋三首相は30日午前の衆院予算委員会で、先の衆院選結果に関し「公約を基に原発再稼働、集団的自衛権の問題も議論し、与党が(衆院議席の)3分の2を取ることができた」と述べ、これらの公約も信任されたとの認識を示した。「公約について国民から信任を得れば、公約を進めるべく努力するのは当然だ」とも語り、安倍政権の安全保障やエネルギー政策を推進する姿勢を強調した。
今、イスラム国の話で持ちきりであるが、沖縄の辺野古基地の話も、恐れを知らない所業を働いている。警察、海保と反対住民との衝突については、まるでマスコミは報道しない。警察、海保の住民排除は、かつての成田闘争を思い出させる。完全に、政府の強い意向、つまり、怪我人を出しても強行排除というお墨付きがないとここまでは出来ないはずである。なぜなら、行政官は、上位下達であり、況や警察、海保は命令で動いているからだ。
沖縄県の総意は、衆議院選挙、沖縄県知事で、全て100%辺野古基地反対の民意は示された。それを安倍政権は全く無視している。翁長知事が、政府を訪れても沖縄担当の官房長ですら会わない。まるで、真っ当で常識をもつ大人がやることではない。これも驕りである。
この不誠実極まりない対応は、上記にも書いたが、あと4年間、どんな政策をやろうが、国会でどんな答弁をしようが、法案は必ず通るからである。自民に入れた国民もこれでいいと思っているのか?
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