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2015年01月30日 「ジャーナリスト同盟」通信
<テロを進んで呼び込んだシンゾウ策略>
戦争放棄の平和憲法を解体するためには手段を選ばないナショナリスト首相が、戦場を東アジアから中東にまで、意識的に手を広げた、という筆者の分析に誤りが無いことが、改めて判明した。イスラム国が殺害予告した二人の日本人を、日本政府が既に拘束されていたことを確認していた。そのことを承知していた上での、反イスラムのイスラエルでの2億ドル支援を公然と宣言したことが、東京でもわかっていた。自らテロ対象国になることを望んでの、シンゾウの改憲狙いの陰謀だった。
<内外には被害者を印象付ける>
だからこそ人命救助だとわめきながらも、一方で「テロに屈しない」と矛盾した宣言を繰り返している。要するに、シンゾウは「自分は被害者」だと内外に売り込んで、各国政府にも救済を働きかけているのである。論理矛盾もいいところだが、これも人々を欺くためであることが理解できよう。
北朝鮮の拉致被害者家族とは面会して、北朝鮮の恐怖を振りまいてきたシンゾウは、今回の被害者家族との面会を拒絶していることも判明した。彼は内心しめしめと喜んでいる。国家主義外交の怖い点である。
狂った政府の暴走を、開会されたばかりの国会でシンゾウの暴挙・愚挙を誰一人批判しない。議会も狂ってしまったいる。
元凶は新聞テレビである。まともな政治評論を喪失してしまっている。嘆かわしい限りである。悪しき財閥の傀儡政権は、改憲のための環境づくりに、とうとう中東にまで手を広げたのである。
<邦人救出に自衛隊投入>
案の定、シンゾウは昨日1月29日の国会答弁で「邦人救出」の名目での自衛隊派遣(派兵)に意欲を見せた。
5月からの集団的自衛権行使の具体的立法では、自衛隊の行動半径を無限に拡大する考えを見せた。
今から20年、いや30年前かもしれない。財閥が操る経団連幹部が日本記者クラブに来て「邦人救出に自衛隊を」と訴えていたことを思い出した。自衛隊を自在に行使したいという財界の悲願を、シンゾウは中東の火災現場に率先関与することで、財閥の思いを首相として披瀝したものだ。これこそが武器弾薬国家への道である。軍国主義への野望をみてとれる。
戦争しない憲法を度外視した発言でもある。憲法違反もはなはだしい。これを新聞も野党も真っ向から批判しない。以前であれば、党内リベラル派閥が真っ先に反発したものだ。極右化した自民党を象徴している。
悪しき財閥が暴走を始めると、議会も新聞も脳死状態になる。それに一般の庶民も引きずられてしまう。その先頭をNHKが走っている日本である。
<韓国前大統領と米国務長官の予測が的中した日本の極右体制>
韓国・ソウル発の報道によると、前の大統領で日本生まれの李明博が2月2日に回顧録を出版する。その中で、クリントン国務長官とのやり取りを紹介しているという。
その下りはこうである。「12年9月、クリントン米国務長官と会談した際、日本の極右の拡大を警戒しなければならない、これは韓米日協力の障害になりかねない、と指摘すると、クリントン氏も同意した」と。
松下財閥が操る民主党政権時代の、韓国の正確な分析に驚く。その分析をオバマ政権も共有していたことになる。いまや極右の軍門に下った創価学会がシンゾウ支援に走るため、4月統一選挙も敗北しないだろう。
<戦後レジーム脱却に「結果出す」と大見得>
神社本庁や日本会議のメンバーと見られているシンゾウの子分が、彼の持論である「戦後レジームからの脱却」について催促する昨日の国会質問に対して、次のように発言した。
戦後体制は「自分たちで作ったものではない」と祖父・A級戦犯の持論を披瀝、その上で「新たな仕組みを自分たちで作りたい、これが私の信念。憲法を含め、結果を出していきたい」と嘯いた。
これは日本の極右の悲願である。NHKがまともであれば、創価学会が従来のような平和団体であれば、シンゾウの野望が実現することは全く無いのだが。
<NHKと創価学会に抗して>
シンゾウは「結果を出す」と豪語した。戦争の出来る、自衛隊を世界に派兵できる武器弾薬国家にしたい、そのために改憲を断行する、との意志の表明である。
祖父・岸信介の仇討ちを必ずするという、その自信をつけたのが、NHKと創価学会である。これに抗する手段は一つしかない。
<戦争放棄の9条をノーベル平和賞に>
それは筆者の元旦のメッセージ「2015年を迎えて」で訴えた9条にノーベル平和賞を、なんとしても今秋受賞させることである。個人・団体がこぞって推薦する運動に立ち上がればいいのである。
列島の市民運動は、既に半島を揺り動かしている。大陸でも起したい。直ちに始めればいい。
昨日、山東大学出身の宋義君が、市内から2時間もかけて訪ねてきてくれたので、その思いを打ち明けると、喜んで協力を約束してくれた。一波は万波を呼ぶだろう。
2015年1月30日記
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