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自ら命を絶ち年間3万人も戦死する戦場が日本国内にある。(日々雑感)
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/751.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 1 月 28 日 06:53:23: EaaOcpw/cGfrA
 

http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4622.html
2015/01/27 18:46

 後藤健二氏が「イスラム国」に囚われていることから「I am Kenji」と書いたプラカードをか胸に掲げて映像をyou tubeに多くの人が投稿している。「イスラム国」に囚われて命の危険に曝されている後藤健二氏を支援する意味があるというのだが、みんなが後藤健二氏の無事な生還を願っている純真な心情には大いに心を動かせられるものがある。

 しかしそれでも、後藤氏はジャーナリストとして戦場の取材で「イスラム国」へ入って行ったのではないことに大いなる憤りを覚える。いやしくもジャーナリストが本人のことで記事になることがあってはならない。彼はそうした意味でジャーナリストとしては失格だ。

 さらに言えば、戦場ジャーナリストとは一体いかなるものなのかという疑問が湧き上がる。戦場はいうまでもなく弾丸飛びかい弾薬が弾け人間が原形をとどめない肉片となって命が消し飛ぶ地だ。その悲惨さを伝えるのは一種の命懸の英雄的な行為かも知れない。

 しかし戦場は「イスラム国」の専売特許ではない。日本国内にも戦場は存在する。そこでは人々が傷付き自ら年間三万人前後も命を絶っている。これほど悲惨な戦場が世界の何処にあるだろうか。

 世界の弾丸飛びかう戦場へ出掛けるまでもない。日本国内にこそ戦場があり、弾丸飛びかう最前線が日本の各地に存在している。

 そこで若者や中壮年や初老や老齢の人々が傷付き敗れ果てて、自ら命を日々絶っている。この戦場の悲惨さは想像を絶する。あなたの日常生活の直ぐ傍にも熾烈な戦場が展開されているかも知れない。

 世界の名だたる戦地を駆け巡る人たちだけが「戦場ジャーナリスト」ではない。そんなのは功名の木登り程度の幼稚なものでしかない。自分がどれほど危険な細い枝に登ったかを競う愚かな自慢大会に過ぎない。

 しかし日本国内の戦場はもっと地味で奥の深い人間に存在の本質にかかわる問題だ。しかも確実に年間三万人前後の人たちがその戦いに敗れて自ら命を絶って戦死している。このことこそが問題だと、日本のジャーナリストたちは声を上げるべきではないだろうか。

 

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コメント
 
01. 2015年1月28日 07:10:51 : I1dXExxYp2
震災以降少しは減ったんだが、それでも毎年2個師団が全滅している計算だ。
そちらには全く無関心であるところを見ると、どうやら世間は人質事件を悲劇のイベントとして楽しんでいるようだ。偽善で良識を気取らないだけクソコラ大会のほうが好感を持てる。

02. 2015年1月28日 07:35:49 : 7ewBOwTqlI
戦場ジャーナリストとは…:

 彼らはお金持ちではありません。でも、問題意識は旺盛で、取材意欲にあふれています。スポンサーを募り、渡航費、滞在費等をねん出し、危険地域に飛び込んでいきます。
 大手メディアはこれにつけ込みます。彼らと時限的なフリーランス契約を結び、彼らから記事情報、写真などの提供を事前に決めていたおカネと引き換えで受けます。
 で、彼らはそれを基に自分たちで取材したような記事を書く。日本のメディアは日本からのフリージャーナリストのほかにも、現地人も雇って、彼らに同じような役回りを求めます。
 日本のメディアはなんだかんだ言っても、お金持ちで特権階級です。

 背景に大手メディアは自社の特派員を危険地域には派遣しない事情があります。自社の特派員を危険から守ります。今回の後藤さんのケースでも、大手メディアの特派員は比較的安全なヨルダン、トルコにとどまっています。
 現場には行かず、彼らフリーランスの情報、現地新聞の情報で記事を書くけれど、多くの日本の新聞読者は国際情勢に関心を払っていないから、うわぁイスラムって怖いというレベルの記事でいいのです。特派員がアンマンにいる映像でも、彼らは怖いイスラム世界で取材をしているんだと、日本の多くのテレビ視聴者は思ってくれます。
 無知な日本国民を欺くのは簡単です。日本独特の情緒の世界に持ち込む情報が流せれば、日本のメディアは安泰です。

 イラク戦争のとき、日本のメディアは戦場の地に入ったけれど、多国籍軍(おもにアメリカ)の護衛の下、取材をしていたはずです。サダムのイラクをやっつけたぞ、サダムはこんなに悪い奴なんだと言うプロパガンダをしてくれる記者たちを、多国籍軍はしっかり護衛し、戦地であってもここまでなら大丈夫というところまで、連れて行ってくれます。
 イスラエルにいる日本の特派員も、危険なウエストバンクの取材に単独で赴く日本の大手メディアはいないと言っていいでしょう。

 繰り返しますが、日本の大手メディアがフリージャーナリストと称される彼らのバックにいます。後藤さんもそうだったのでは?と考えてしまいます。仮にイスラム国領内に入る事前の時点での契約がなかったとしても、帰還後に体験記を書くような約束が雑誌社を含めた日本のメディアとなにがしかの話が…。


03. 2015年1月28日 10:46:20 : R6nSy0cRhI
まー 犬が年間 5万匹 ガス室送りになろうとも 見てみぬふりできる民族だから 自ら死を選ぶのも 仕方ない。
ただ 暴力を背景に 公務員が 自分たちの生活のために 貧乏人を最後に税徴収 保険料徴収で 死においやるのは情けない

04. 2015年1月29日 02:02:02 : f5wCgWXG2k
  確かに、日本は有る意味戦場である。企業戦士とは良く言ったもので、高度経済成長期には、「24時間働けますか」の栄養ドリンクの宣伝にも全く違和感が無かった。それが無くなったかと言えばそんなことは無く、企業そのものがブラックだらけになったので、「企業戦士」が「企業戦死」になっても驚かなくなっただけなのだろう。
  戦場でも死体に段々慣れてくるというから、企業戦死も、戦士の感覚がマヒしてしまった、ということだろう。それどころか、団体保険と言う保険契約が有り、経営側が保険料を払い、戦死(過労死)すると保険金は経営側が受け取り、遺族には弔慰金だけ、というケースが有ったが、今はどうなのか。こうなると、社員の社への貢献よりも社員の死亡の方が手っ取り早く会社の利益になるということだ。
  政財官に司法、マスコミまで引き連れた一大護送船団に弱小労働者集団では、軍艦と帆船ぐらいに戦力に差が有る。それが企業戦死の主因だろう。

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