★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK178 > 522.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
状況への呟き(1月19日・21日・22日) (兵頭に訊こう)
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/522.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 1 月 24 日 00:41:05: igsppGRN/E9PQ
 

状況への呟き(1月19日・21日・22日)
http://m-hyodo.com/international-dispute-36/
2015年1月23日 兵頭に訊こう


状況への呟き

(今日は、1月19日、21日、22日のツイートをまとめました。
文章はブログ用に加筆・編集してあります。
また、「状況への呟き」では、ここで新たに作った呟きを入れることがあります。

投稿サイト、あるいはご自分のブログへの引用・転載等は、ご自由にどうぞ。
投稿サイト『阿修羅』などに、上手わたしのツイートを編集して投稿してくださる篤厚の方がいらして、1位にランクされているのを何度も見たことがあります。
また、ブログ『晴耕雨読』に、ツイートをうまく編集して掲載していただいております。
感謝しております)

1月19日

市場経済では、神も商品になる。
シャルリー・エブドは商業紙であり、神は、侮辱しても売れる商品だった。
売れるから漫画家に書かせた。売れなかったらやめたのだ。今は売れるから大増刷をして大儲けしている。
たいそうな「表現の自由」の問題ではない。書いた漫画家たちも殉教者ではない。

資本の論理が貫徹する市場経済では、シャルリ・エブドは神を売って食っていた。
それが襲撃されたあと、「私はシャルリ」を名乗ったパリ市民は、倒錯した世界を生きている。それは、「私も神を売るシャルリ」の意味だ。
神を売ってしまえば、イスラエルを助ける戦争(人殺し)も楽になる。

シャルリ・エブドは、売れると思ったら、何でも侮辱した。福島第1原発事件で苦しむ日本は、揶揄と侮辱の材料に過ぎなかった。奇形の相撲取りの風刺画を売り出している。
しかし、下品で軽薄な営利主義が、今は倒錯した殉教者の世界に祭り上げられている。
そろそろパリ市民も目を覚ますべきだ。

安倍晋三が、ネタニヤフに「国際社会と緊密に協力しながらテロとの闘いに取り組みたい」と。
これが「私はシャルリ」だ。
「私はシャルリ」は、戦争(人殺し)に繋がっている。
今こそ「私はシャルリじゃない」で、反戦と和解の世界に進まなければならない。

安倍晋三は、ネタニヤフと会談し、シャルリ・エブド襲撃事件を厳しく非難し、テロ対策での連携強化で一致した。
安倍は「卑劣なテロは、いかなる理由でも許されない。国際社会と緊密に協力し、テロとの戦いに引き続き取り組む」と表明した。
こんな危険に自国を巻き込むトップは安倍だけである。

ネタニヤフは、すぐに安倍のお坊ちゃんを見破って、「世界的にテロの動きに直面している。日本も巻き込まれる可能性があり、注意しなければいけない」と脅した。
ここまでイスラエルに深入りした首相は、安倍が初めてだ。
今後、日本は、政治の劣化から、イスラエルという新たな主人を持つことになる。

安倍とネタニヤフは、日本とイスラエルの投資協定締結に向けた準備交渉を、早期に始めることで一致した。
「敵を知り己を知らば百戦危うからず」だ。
安倍は敵も知らなければ、己も知らない。
米国を動かすイスラエルだ。日本はカモであり、今後、劣化した日本政治は、イスラエル・米国で動かされることになる。

仏が「わたしはシャルリ」と叫んでいる。あのスローガンは間違っている。ほんとうは「わたしは神を売るシャルリ」だ。
今は大増刷で、受けがいい。これからさらに神を冒涜して売り続ける。その天罰は戦争だ。もしこのまま行けば、仏は天罰を受ける。しかし、賢い仏は、いずれ目を覚ますだろう。

シャルリ・エブド襲撃事件。資本主義の市場経済下で起きたことを、多くの仏人が見失っている。
弱肉強食の原則は、風刺画でも生きていた。
風刺される神々・予言者のなかで、ムハンマドは弱者で、仏教・キリスト教は強者だった。その弱者を侮辱することで、読者の拡大が図られたのである。


1月21日

ISISに身の代金を要求されたふたりは、安倍晋三の中東訪問中の不注意な発言で殺される可能性がある。
安倍には最大の責任がある。
安倍は日本のトップとして責任を果たさねばならない。
それは交渉をまとめて、ふたりを救出することだ。それがナショナリズムであり、保守であり、日本人ということだ。

もし安倍が日本人であれば、ふたりの日本人を助けねばならない。
米国の方針は米国のものだ。日本の方が歴史は古く、東洋の哲学と智恵がある。
「テロには屈しない」は、米国の1%の理屈だ。何でも隷属するな。
日本の智恵で、ISISと話し合うべきだ。しかも身の代金要求の最大の責任は安倍にある。

安倍の「人命救助が第一」は、すでにふたりを見捨てる意思表示かもしれない。
昨年11月に、ISISから後藤健二に対して身の代金10億円の要求があったが、安倍は、米国の指示で断っていた可能性が高い。
「人命救助が第一」は、非難されないためのパフォーマンスだ。

安倍は「テロには屈しない」を金切り声で繰り返す。これはナルシズムにすぎない。ISISを刺激するだけで、ふたりのためにはならない。
今、必要なのはISISとの交渉のための政治だ。安倍はナルシズムを抑えて早く交渉の入り口にたつべきだ。
今のやり方は欧米に向かって自己宣伝に努めているにすぎない。

今回の身の代金要求事件の責任は、安倍の軽率な発言にある。
お坊ちゃん育ちの、「ええかっこしい」(みえっぱり、外面だけがいい)で、現地でも驚く「反テロ」(本音は反中東)をぶちまくり、それがISISの身の代金要求に繋がった。
安倍が作った問題であり、安倍はふたりの命に責任がある。

ISISが、安倍を誤解していると東京の大手メディアが洗脳する。
しかし、エジプト大統領との会談で、安倍は「国際秩序全体の脅威であるISISが弱体化し、壊滅につながることを期待する」と述べている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE24H0A_U4A920C1EAF000/

1月22日

安倍と外務省の無知・無能がひどい。
中東の悪として現地でISISだけを名指しで批判。しかしISISから見ると、日本は進んで十字軍に参加したことになった。
安倍と外務省は、好きなように「米国軍産複合体・イスラエル・国際金融資本(米金融ユダヤ)・ISIS(の幹部クラス)」に操られている。

ふたりの邦人の生死を安倍晋三が握っている。
しかも身の代金要求の原因を作ったのは安倍だ。
安倍は、日本人として責任をとらねばならない。
お坊ちゃん育ちの「ええかっこしい」(みえっぱり、外面だけがいい)で、現地で反ISISをぶちまくった。
今、「ええかっこ」するなら、辞任してでもふたりを助けることだ。

安倍の対応が怪しい。
後藤健二と湯川遥菜を助ける気が、最初からないのじゃないか。
なぜなら、昨年11月に、ISISから後藤健二に対して身の代金10億円の要求があったが、安倍は解放に動かなかった。
福島・沖縄同様に、ここでも安倍は対米隷属の棄民をやるかもしれない。

安倍晋三の挑発とISISの身の代金要求。この後、日本の反イスラム機運が盛り上がる。その結果、安倍が中東への派兵をやりやすくなる。
つまり、シャルリ・エブドと身の代金要求事件はリンクしている。
安倍の「わたしはシャルリ」が、結局、日本を戦争に引きずり込んでいく。

犬HKなど大手メディアの大本営発表は、しきりに2億ドルに対するISISの誤解を喧伝している。
しかし、これは誤解ではない。
昨年、安倍は、イスラエルと「包括的パートナーシップ」(2014年5月12日)を結んでいる。これには軍事協力も含まれている。日本の支援はこれを原点にするものだ。

安倍は、エジプト大統領との会談で「米軍による過激派ISIS掃討を目的としたシリア領内での空爆について「国際秩序全体の脅威であるISISが弱体化し、壊滅につながることを期待する」と述べて挑発していた。
この情報を犬HKは報道しない。片時も洗脳・誘導をゆるめない。

東京の腐った御用メディアは安倍の外交失敗を隠している。そしてISISの収入減少から身の代金要求の物語を作っている。
この後、反イスラムを煽り、安倍による自衛隊の中東派遣をやりやすくする。
要は中東での戦争ビジネスへすべては向けられている。お花畑の国民は、すでに反ISIS気分になっている。

自衛隊の中東派遣には、仮想敵が必要なのだ。それで米国の作ったISISの出番になった。
かれらのミッションは、なるだけ凶悪なイメージを日本国民に与え、安倍の自衛隊中東派遣をやりやすくすることだ。
政府に、まるでやる気がないのは、ふたりの死がもってしまった政治的メリットのためである。

元同志社大学客員教授でイスラーム学者の中田考も、フリー報道記者の常岡浩介も、いい男だな。立派な男といってもいい。
かれらを、拘束されたふたりの解放のために使わない手はない。
ひどい政府だ。棄民が身に染みついている。皆さん、この国の政府には自国民を守る気など毫もないですよ。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2015年1月24日 01:47:43 : fSONrR3EEw
>シャルリ・エブド

“この程度のもの”なんて、フランス人もイスラム教徒も気に留めていなかったんじゃないの?
元々。 1qmOy4Hy0U


02. 2015年1月24日 03:00:13 : 2lmGdXYz9g
今回の人質事件、日本政府の側に腑に落ちない点がいくつもある

(1)なぜトルコではなく、ヨルダンに対策本部を設置したのか?イスラム国との太いパイプをもつのは世界中ではトルコだけなので、トルコに設置すべきだ。ヨルダンはイスラム国との紛争当事者ですらあり、交渉には極めて不適切。また、日本政府がトルコ政府にコンタクトをとったという報道も聞かない。

(2)NSC(国家安全保障会議)を立ち上げたのが、人質殺害の期限とされる23日の午後であり、あまりにも遅い。危機管理の中枢機関としてNSCを設立しながら、その立ち上げをここまで引き延ばしたのはなぜか?

(3)そもそも、72時間という期間を追認する必要などないのに、なぜか日本政府自らが「期日は72時間で猶予はない」と自ら期間を限定してしまっていること。通常、交渉期日は「人質を解放するまで」とするのが戦略上有利であるのに、自ら期日設定を行い、政府自らが交渉上不利なことを行っている。

(4)日本政府にイスラム国とのパイプがまったくないというのが疑わしい。イスラム国はイラク北部からシリアにかけて実効支配しており、多くの人口を抱えている。よって、コンタクトの糸口になりうる人物は探そうと思えばいくらでも探せるはずだが、日本政府は「交渉のパイプをもっておらず、交渉できない」と白々しいウソを言っている。

(5)湯川氏とは何者なのか?どのような目的で渡航したのか?この点がまったく報道されない。後藤氏と比べても、湯川氏の情報が表に出ていない。マスコミも意図的に触れようとしない。

(6)日本政府が頑なにイスラム法学者の中田氏やジャーナリストの常岡氏との接触を拒否し続けている。両者ともにイスラム国幹部とのパイプを持っているのに、それを意図的に活用しない。

これらは、すべて不自然である。はっきり言えば、日本政府には本気で交渉するつもりがないようだ。これらの点については、徹底的に追及していく必要がある。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK178掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK178掲示板  
次へ