http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/490.html
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(回答先: 群馬 八ッ場ダムで本格工事始まる(人質映像の裏でこっそり?!) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 1 月 23 日 13:13:32)
誘拐事件で一部には「身代金に国費を使うな」という議論があるらしい。ならば、ヒ素汚染で基準越えの利水ダム建設に使われる血税はどうなのだろうか。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20150122/CK2015012202000169.html
【群馬】
八ッ場ダム本体着工 「最後までいたい」水没予定地に数世帯
2015年1月22日
本体工事の現場付近で「八ッ場ダムNO!」の横断幕を掲げる市民ら=長野原町で
[写真略]
長野原町の八ッ場(やんば)ダムの計画が浮上してから六十三年。ダム本体工事が二十一日、いよいよ始まった。かつて地元では激しい反対運動が起こった。次第に建設容認が大勢を占めるようになったが、いまでもダムを受け入れていない人はいる。同日、工事現場近くで「八ッ場ダムNO!」の横断幕を掲げた一団の中にも地元住民の姿があった。 (伊藤弘喜)
「本体工事、反対!」
「美しい吾妻渓谷を守れ!」。建設に適した岩盤を露出させるために爆薬で発破する作業を二十二日に控え、作業員が準備する工事現場。その近くで市民グループ「八ッ場あしたの会」などの十数人が声を張り上げた。町民の男性(61)も控えめに交じっていた。市民グループが去った後、男性は「反対といっても、もうどうにもならない」と無念そうにつぶやいた。
現場周辺は、ダムによって水没する地域から代替地に移転した住民たちの新築住宅が建ち並び、真新しい道路が縦横に走る。ダムを地元が受け入れる代わりに国などが進めてきた「生活再建事業」の一環だ。
水没予定地にはいまだ数世帯が暮らす。男性はその一人だ。国土交通省の職員が時々、移転を促しに自宅を訪れる。「生まれ育ったふるさと以上の代替地があるなら、いつでも移るよ」。いつもそう伝えている。
辺りの風景は激変したが、愛着は変わらない。「六十歳を過ぎて、よそに移るのは大変だよ。愛着は切り替えがきかない。ふるさとには最後までいたいじゃない」。男性は取材に、問い掛けるように語った。
この日、八ッ場あしたの会と「八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会」は、八ッ場ダムが必要性に乏しく、地滑り災害を誘発しかねないなどとして、抗議書を国交省八ッ場ダム工事事務所に提出。国が工事を発注した移転代替地で、建設資材として使われた鉄鋼スラグから基準値を超える有害物質が検出されたことについてもただしている。
市民連絡会の嶋津暉之(てるゆき)代表(71)は「問題を抱えたままの着工は非常に残念。これからも注視していく」と話した
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