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イスラム国に拘束された後藤健二さんは日本政府に迷惑をかけたのか?〜田原総一朗氏に聞く(BLOGOS)
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/479.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 1 月 23 日 10:20:20: igsppGRN/E9PQ
 

イスラム国に拘束された後藤健二さんは日本政府に迷惑をかけたのか?〜田原総一朗氏に聞く
http://blogos.com/article/103995/
2015年01月22日 12:36 BLOGOS編集部


ついにイスラム国の問題が、日本にとっても対岸の火事ではなくなった。イスラム国のメンバーと見られる男が1月20日午後(日本時間)、二人の日本人を人質にとって、日本政府に2億ドル(約240億円)もの身代金を要求する動画をネットで公開した。

72時間以内に要求に応じなければ二人を殺害すると脅しているが、日本はどう対応すべきなのか。また、拘束された日本人のうちの一人はフリーのジャーナリストだが、危険な地域での取材活動について、どう考えるべきか。田原総一朗さんに緊急インタビューをした。

■日本政府は身代金の要求に応じないだろう

動画の男は「日本はイスラム国に対する十字軍に進んで参加した。我々の女性と子どもを殺害し、イスラム教徒の家を破壊するために1億ドルを支援した。それから、イスラム国の拡大を防ごうと、さらに1億ドルを支援した」と言って、合計2億ドルが「イスラム国」への攻撃のために日本から支出されたと主張している。

動画が公開されたのは、ちょうど安倍首相が中東を歴訪しているタイミングだった。安倍首相はイスラエルで記者会見をして、「日本がこのたび発表した2億ドルの支援は、避難民を救うため、食料や医療サービスを提供するための人道支援だ」と言って、イスラム国を破壊するための支援ではないと反論した。

そういう意味では、イスラム国の男は明らかに誤解している。だが、それは「承知の誤解」だ。それをわかって、あえて身代金を要求してきている。このことによって、イスラム国の問題が、日本にとって対岸の火事ではなくなった。自分たちの身にも火の粉がふりかかってきたのだ。

イスラム国は「国家」の樹立を宣言し、「国」という名称を使っているが、その成り立ちや実際の行動をみれば、イラクやシリアの体制を破壊することを目的にした過激派集団としかみえない。外国人ジャーナリストを拘束して処刑する動画を公開したり、少数民族の女性や子どもを拉致して戦利品として与えたりする、とんでもない集団だ。

ただ、日本人にとって、これまでは遠いイスラムの国の話だった。先日、フランスの風刺雑誌「シャルリー・エブド」の編集部が襲撃されて、12人もの風刺漫画家や編集者たちが犠牲になったときも、どこか他人事のような空気があった。

しかし今回、「イスラムとテロ」の問題が日本にも波及してきた。日本政府はどうするのか。

イスラム国は「2億ドルを支払え」と要求している。日本政府としては2億ドルを出すこと自体はそんなに大変ではないだろう。だが、身代金を支払えば、欧米から批判されるのは間違いない。

いまから約40年前、福田赳夫首相のとき、日本の過激派に日航機がハイジャックされる事件が起きた。過激派が多額の金と獄中にいる仲間の釈放を要求した。これに対して、福田首相は「人の命は地球より重い」と言って要求に応じたが、欧米から非難を浴びた。

今回、日本政府としては、過激派組織に身代金を支払うわけにいかないだろう。交渉を続けるが、それが成功する保証はない。日本の新聞はみな慎重な意見で、人命を第一に考えて交渉すべきだと言っているが、交渉は難しい。

僕は、日本政府は金の支払いをしないのではないかと思う。そのことで日本国内から、なぜ人命を大事にしないのかと、少なからぬ批判が出る可能性があるが、それでも過去の教訓と現在の国際情勢から、過激派の要求には応じないだろうと考えている。

■「取材は国益のため」という考えは邪道

一方で、人質になった二人に対しては「自己責任ではないか」という指摘もある。拘束されている湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんに責任があるという見方だ。

事件後、ある新聞から取材されたが、その記者は「後藤さんは危ないところに取材に行って人質になり、日本政府に迷惑をかけた。取材によって国家に迷惑をかけていいのか」と聞いてきた。最近では、朝日新聞が慰安婦報道で国益を損ねたとバッシングを受けているが、似たような発想だろう。

だが、国益を守るために取材するというのは邪道だと、僕は思う。取材とは事実を追うこと、事実を追求することだ。だから、僕は、後藤さんがやったことが間違いだとは思わない。

ただ、ジャーナリストは自分の行動に責任をもつべきだといえる。ジャーナリストは常に自己責任だ。今回のようなことな起きて気の毒だと思うが、取材とはそういう危険をはらんでいるものだ。

特にフリーのジャーナリストは、湾岸戦争のときからそうだった。新聞やテレビは組織を守るのが第一で、記者やカメラマンを危険な地域に派遣しない。卑怯といえば卑怯だが、だからこそ、フリーのジャーナリストが活躍できると考えることもできる。

僕もフリーの一員だが、活躍できるのは、マスコミが過剰に組織の一員を守ろうとするからだと思っている。(21日夕、談)

 

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コメント
 
01. 2015年1月23日 10:47:30 : YxpFguEt7k
瀬尾傑氏
「ジャーナリストは勝手に(危険な地域に)入ったのだから自己責任だ、と簡単に言ってしまうのは、間違っている」

「日本では戦場ジャーナリストというのは、フリーランスによる一部の活動と思われているが、欧米では違う。戦争報道が、ジャーナリズムの中心に位置づけられている。日本でもかつて、開高健さんがベトナム戦争を直接取材して、死ぬ思いをしながら、戦争文学の傑作を書いている。ジャーナリズムにおいて、戦争取材は極めて重要な役割を果たしているということを、ぜひ理解してほしい」
http://blogos.com/article/104024/

戦場ジャーナリストを救おう。それが国民益にもなります。大本営発表ばかり文字にしている輩はジャーナリストではないから必要ないけど。


02. 2015年1月23日 11:05:01 : KzvqvqZdMU
人質になって身代金を要求されたら政府が払ってくれる。そんな甘い考えでは
ろくな戦場ジャーナリストにはなれまいし、ろくな戦場文学もできるまぃ


[32削除理由]:削除人:アラシ
03. 2015年1月23日 11:06:39 : KzvqvqZdMU
田原の写真、ちょっと手を挙げた姿が流行りみたいね、
画一化が好きな日本人ってとこだな。


[32削除理由]:削除人:アラシ
04. 2015年1月23日 11:38:54 : 0csRTVpC2R
>02が人質になったら誰も救出もコメントも
しないだろうから行かない方がいいよ。


05. 2015年1月23日 12:14:41 : CxoRgaGktA
>動画の男は「日本はイスラム国に対する十字軍に進んで参加した。我々の女性と子どもを殺害し、イスラム教徒の家を破壊するために1億ドルを支援した。それから、イスラム国の拡大を防ごうと、さらに1億ドルを支援した」と言って、合計2億ドルが「イスラム国」への攻撃のために日本から支出されたと主張している。

動画が公開されたのは、ちょうど安倍首相が中東を歴訪しているタイミングだった。安倍首相はイスラエルで記者会見をして、「日本がこのたび発表した2億ドルの支援は、避難民を救うため、食料や医療サービスを提供するための人道支援だ」と言って、イスラム国を破壊するための支援ではないと反論した。

そういう意味では、イスラム国の男は明らかに誤解している。だが、それは「承知の誤解」だ。それをわかって、あえて身代金を要求してきている。

またまたーわかってるだろう田原総一郎。
安倍の腹ん中は常日頃親しく接している田原ならよくご存じのはず。
今回中東への大名行列の意図もわかっているのに白々しい事を言う。

自らもマスコミの一員でありながら「マスコミがだらしない」という「無責任」の極みのこの男にジャーナリズムを問う事がそもそもの間違いなのだ!


06. 2015年1月23日 12:20:35 : 5nRoCX1JP2
> イスラム国は「2億ドルを支払え」と要求している。日本政府としては2億ドルを出すこと自体はそんなに大変ではないだろう。だが、身代金を支払えば、欧米から批判されるのは間違いない。

「身代金を支払えば、欧米から批判される」だけではない。
日本人を誘拐すれば日本政府が金を払へば日本人の誘拐は一層増える。

北朝鮮による拉致は、日本赤軍による「ダッカ日航機ハイジャック事件」で、当時首相だった福田赳夫は「人命は地球より重い」と述べて、身代金の支払いを行った後に起きている[註]。

[註] 身代金の支払いは、「百害あって一利なし」と言って良い。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/
1977年9月28日に起こった日本赤軍による「ダッカ日航機ハイジャック事件」で、当時首相だった福田赳夫は「人命は地球より重い」と述べて、身代金の支払い及び赤軍メンバーの釈放と引き渡しを行った!

1977年9月28日
日本赤軍による「ダッカ日航機ハイジャック事件」
10月1日、日本政府は、福田赳夫総理大臣が「一人の生命は地球より重い」と述べて、テロに屈し、ハイジャック犯人の要求どおりに身代金600万ドルを支払い、法治主義を放棄して日本赤軍メンバーなどを釈放!

1977年11月15日
北朝鮮が、新潟の女子中学生、横田めぐみさん(当時13歳)を、新潟市立寄居中学校からの下校途中に自宅付近で拉致。

1978年6月29日頃
北朝鮮が、東京の飲食店員、田口八重子さん
(当時22歳)を拉致。
田口八重子さんは、李恩恵(リ・ウネ)となり、北朝鮮工作員の養成に協力させられ、大韓航空機爆破事件につながる。

1978年7月7日
アベック拉致事案(福井県)
北朝鮮が、小浜の大工見習い、地村保志さん(当時23歳)、被服店(ブティック)店員、濱本富貴惠さん(当時23歳)の2人を、福井県小浜市で拉致。

1978年7月31日
アベック拉致事案(新潟県)
北朝鮮が、中央大学法学部生、蓮池薫さん(当時20歳)、化粧品会社社員、奥土祐木子さん(当時22歳)の2人を、新潟県柏崎市で拉致。

1978年8月12日
アベック拉致事案(鹿児島県)
北朝鮮が、電電公社職員、市川修一さん( 当時23歳)、鹿児島の事務員、増元るみ子さん(失踪時24歳)の2人を鹿児島県日置郡、吹上浜キャンプ場で拉致。

1978年8月12日
母娘拉致事案(新潟県)(娘)
北朝鮮が、佐渡の准看護婦、曽我ひとみさん(当時19歳)と、その母、曽我ミヨシさん(当時46歳)の2人を新潟県真野町(現佐渡市)において拉致

中略

以上のとおり、「北朝鮮による日本人拉致事件」は、1977年9月28日に起こった日本赤軍による「ダッカ日航機ハイジャック事件」で、当時首相だった福田赳夫が「人命は地球より重い」と述べて、犯人に身代金を支払ったことによって、その後、急増したのだ!


07. 2015年1月23日 18:36:10 : p5Noj4qBUk
>>02>>05が変わりに首切られて死んでくれたらこんなうれしいことはないけどなw


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