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2015-01-22 10:09:25
安倍晋三という日本国の首相が中東を歴訪し、ユダヤ人国家イスラエルでは、日章旗とダビデの星のイスラエル国旗が並ぶ中で、「テロと戦い抜く」と宣言しました。
それに先立つエジプトでの演説では、「ISIL(イスラム国)と闘う国に2億ドルを支援する」と約束しました。以下は、外務省の公式英訳です。
「 I will pledge assistance of a total of about 200 million U.S. dollars for those countries contending with ISIL, to help build their human capacities, infrastructure, and so on. 」
これでは、いくら「人道支援、インフラ整備のため」と言い訳しても、通用しません。誰が読んでも、「human capacities」は「人的能力」であり、「戦闘力」を意味すると受け取るのが当たり前です。
ボクは人種差別主義の立場は排斥しますが、ユダヤ人国家のイスラエルがガザ地区の住民を閉じ込め子どもや女性までも空爆して大量虐殺している事実は許せません。
イスラエルはいまやヨーロッパでは孤立しています。そんなところへ安倍という男はのこのこと出かけて、ネタニヤフという殺人・虐殺を先頭に立って指揮している首相と仲良く握手し、相互協力を誓う。
今回の人質事件では、こんな意見が寄せられました。「安倍首相の2億ドル供与によるテロとの戦いが悪いというのなら、テロを見逃せというのですか」と。
誰もそんなことは言っていません。テロがなくなるような努力は続けるべきです。しかし、それが軍隊を使って武力で、あるいは空爆で攻撃することが最優先すべきということではないはずです。
そもそもテロが激しくなったのは、アメリカが大掛かりな部隊をつぎ込んでイラクやアフガニスタンなどを攻撃し、油田などを奪取したなどが原因です。
アメリカのようなスーパーパワーの軍事力を持つ国に対抗するにはテロをするしかないではないですか。
アメリカが中東から手を引き、中東のことは中東の自決に任せるのが大原則。日本までもが、ちょっかいを出すなどとんでもない。おっちょこちょいを演じるなど笑いものもいいとこです。
人質に対する身代金を払うのか、見殺しにするのか、決断は明日の午後までのはずです。安倍周辺は、最悪の事態に備えて、かつて福田赳夫政権の時に、超法規措置で、カネを払い、テロの犯人を釈放した時の世界からのバッシングを流しています。
「あの金を払ったのは、まずかったよね」という国民的合意を作るためです。今回、2人が殺されても、国民のショックを少なくし、「仕方がないよね」という反応を引き出すためです。おそらく、安倍陣営のコメントは「最後の最後まで、ギリギリの交渉をしたが、折り合えなかった。なんとか時間を延ばしてでも交渉を続けたかった」というところでしょう。
それまでの時間は、単なるパフォーマンスのお時間と言えそうです。
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