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<イスラム国>日本人拉致事件にみる外務省と公安の許されざる罪(DMMニュース)
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/422.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 1 月 22 日 10:00:05: igsppGRN/E9PQ
 

【イスラム国】日本人拉致事件にみる外務省と公安の許されざる罪
http://dmm-news.com/article/911232/
2015.01.22 07:50 DMMニュース


 テロの連鎖はついに日本にまで波及した。

 拘束している湯川遥菜さん(42)とフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)の命と引き換えに、日本政府に「72時間以内に身代金2億ドル(約236億円)を支払え」などと法外な要求を突きつけたイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」。テログループが設定したタイムリミットの23日午後まで残された時間はわずかだが、日本政府は事態打開のために何の手立ても打てないでいる。

 本件の取材を担当する全国紙外信部記者が語る。

「日本政府には、イスラム国はおろか、そことつながりのある関係者にさえも交渉ルートがない。2億ドルはどう考えても法外で、金で解決するにしても減額交渉さえできない。完全にお手上げ状態なのが現状です」

■永田町でも外務省の失態を問う声が噴出

 昨年12月には、後藤さんの妻のもとに、1本の英文メールが届いた。

 外国通貨で、日本円で20億円以上の身代金を要求する内容で、後藤さんのプライベートな情報も書き込まれていた。

 内容などからイスラム国の関係者からのものである可能性が高いが、

「現状ではこれが唯一の相手とのチャンネルになる」(前出の外信部記者)

 というから何とも心もとない。

 北朝鮮による日本人拉致被害者問題などを見ても外務省の「交渉ベタ」は一目瞭然。こうした体たらくは今に始まった話ではないが、今回の事態はある程度予測できたことでもあった。

「湯川さんが拉致されたのは昨年8月。いずれ向こう側が身代金要求など、なんらかのアクションを起こしてくるのは織り込み済みだった。半年近くの猶予があったにもかかわらず、湯川さんの救出に向かった後藤さんの拉致までも許してしまった。これでは怠慢と言われても仕方がない」(同前)

 外務省の失態を問う声は永田町からも挙がっている。議論を呼んでいるのは、イスラム国が身代金要求の根拠とした、トルコ、レバノンなどへの2億ドルの資金提供だ。

「中東歴訪中に安倍晋三首相が拠出を表明した2億ドルは、シリア難民らに対する食糧や医療面での援助であり、軍事的な支援ではない。ところが、この支援を明らかにしたエジプトでのスピーチの内容は、いかにも日本が『イスラム国潰しに積極的に関与している』との誤解を与えかねないものだった」(永田町関係者)

 この件は、三谷英弘・前衆院議員も、自身のブログで、スピーチの日本語原文と外務省の手による英訳のニュアンスの違いを検証。

「どうしてこのような英訳になったのか」と疑問を呈し、「外務省の大失態」と指弾している。ただ、下手を打ったのは、外務省だけではない。「公安にも原因がある」と指摘するのは、前出の外信部記者だ。

■失われたイスラム国とのパイプ

「国際テロの捜査に当たる警視庁公安部にも事態を混乱させた遠因があるとの声も挙がっている。その伏線は、昨年10月の北海道大学の学生によるイスラム国への渡航騒ぎにあった」

 公安はこの時、私戦予備罪・私戦陰謀罪という極めて珍しい罪状を持ち出して学生を事情聴取したほか、同じ容疑で、ジャーナリストの常岡浩介氏(45)やイスラム法学者の中田考氏(54)を取り調べ、自宅の家宅捜索にも及んだ。

「常岡氏と中田氏はともにイスラム教徒で、日本では数少ないイスラム国とのパイプ役でもあった。昨年10月まで、イスラム国高官ともコンタクトを取っていたようです。ところが、公安によって2人は捜査対象となり、イスラム国との交渉ルートも途絶えてしまった。みすみす重要なチャンネルを喪失させたことになります」(同前)

 悪名高い日本のお役所仕事≠ェ貴重な人命を危機にさらす結果になったのだとしたら……なんともやりきれない話だ。

(取材・文/浅間三蔵)

 

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コメント
 
01. 2015年1月22日 10:45:16 : A2DbwVFgnA
なぜ日本がISの戦いに巻き込まれたか。

2015年01月21日 09時21分00秒
テーマ:ブログ

なぜ日本がISの戦いに巻き込まれたか。

※ 以下のブログは決してISを擁護するものでも、彼らの要求に屈するべきだという趣旨でもありません。彼らのやり方は卑劣であり、彼らの要求に従うべきではなく、毅然とした対応をするべきだと考えた上での考察です。そこは誤解なきようお願いします。

エジプトでの安倍首相のスピーチ原文をぜひ見て頂きたいと思います。

以下抜粋です。

「イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。」

http://www.mofa.go.jp/mofaj/me_a/me1/eg/page24_000392.html

"We are going to provide assistance for refugees and displaced persons from Iraq and Syria.

We are also going to support Turkey and Lebanon. All that, we shall do to help curb the threat ISIL poses. I will pledge assistance of a total of about 200 million U.S. dollars for those countries contending with ISIL, to help build their human capacities, infrastructure, and so on."

http://www.mofa.go.jp/me_a/me1/eg/page24e_000067.html


どうですか?
上の日本文は安倍首相のスピーチ、下の英文は外務省の公式の英訳です。

日本文から受ける印象と英文から受ける印象、相当印象が違うなと思いませんか?

日本語のスピーチの方でも相当踏み込んでいるなという印象はありますが、英語の方は、人道的支援、難民支援という要素と敢えて切り離し、直訳すれば「これからトルコとレバノンの支援を行う。ISILと戦う国々に、人的能力・インフラ支援のために2億ドルを供与する」となっていれば、直接的にISと対峙するトルコやレバノンなどの国々にISと戦う兵力や施設を整えるためのお金を提供すると読むのが当然です。今までの政策を変更したというメッセージに受け取られても仕方ありません。

今回の安倍首相のスピーチは一貫して平和外交を訴えておりました。
しかし、この部分だけを切り取ると完全に資金の面で戦争に加担すると読める内容になっています。

安倍首相は分かっていてこの内容でOKしたのか、それとも外務省の大失態なのか。前者であれば、安倍首相の政治決断の是非の問題であり、後者であれば外務省の責任問題です。

自分が国会に身を置いていれば、ここについて安倍首相の真意を、またどうしてこのような英訳になったのか、外務省の担当者の考えを明らかにできたのに、と残念でなりません。

今回の問題に関して、人命第一かつテロに屈しないというのは安倍首相としては当然ですが、この例もあるわけですから、安倍首相の真意が再び誤った形で取られないことを、人質の早期解放と合わせ、心から祈念しています。

前衆議院議員 三谷英弘

http://ameblo.jp/mitani-h/


02. 2015年1月22日 10:48:14 : A2DbwVFgnA
上記

難民支援とは、日本文にも英文にも、どこにも書いてない。

訳がどうだろうが、大差ないだろう。


03. 晴れ間 2015年1月22日 11:53:34 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k
安倍の本音が出ただけ。
外務省主流も、米国追随派。

言葉は、一度出たら取り消せない。

安倍も自民党も、公約なんて口約束だから、いくらでも翻せると思っている。実行しなくても何の問題もないと思っている。
でも、イスラム社会は、キリスト教以上の「契約社会」だから、日本の常識は通用しない。
安倍のオツムも悪いけど、補佐しきれなかった外務省の責任。

国民がこういう政権を許していることが最大の問題。
政府も国民も、カルト的蒙昧の危険性を自覚していない。
皇室のメンバーがキリスト教の学校に通うなんてのもおかしいと思わなきゃ。
宗教って、ファッションじゃないのよ。その人の世界観の根本にあるもの。
国民が、そういう宗教的いいかげんさを容認しているのよ。

私が宗教的蒙昧を批判する立場に立つと、阿修羅の「仲良くしましょう」派の人たちは違和感を抱くらしい。
陰謀論派は、最初からカルト脳。反ユダヤ主義や歴史修正主義を平気で振り撒いている。
安倍内閣はその歴史修正主義で世界の孤児になっているけど、安倍を批判する陰謀論派も歴史修正主義派だということが、この国の政治文化状況をよく表している。


04. 2015年1月22日 12:38:30 : CfS6hHm7fg
「DMMニュース」
良い記事書いている

05. 2015年1月22日 16:48:07 : u41ShKyHb2
日本の外務省は何を仕事としているのか、ただアメリカの言う事を聞いているだけの仕事なのか、官僚は正にアメリカの言い成り、日本国、日本国民よりアメリカ様の為にある様なもの、それでいて高額な年収は日本国民の税金から支払われている。都合悪い事は皆極秘扱いで国民は蚊帳の外、自分達の出世の為に仕事している。売国奴の政治家と一緒。

06. 2015年1月22日 17:59:46 : C3lq0gpU9A

  日本国・外務省・在外公館の仕事は、1)日本から来たエライさんの接待、2)パーティ、3)蓄財…外交だの国民保護だのは眼中にありません。


07. 2015年1月22日 19:31:57 : EO8ytS4QYC
黒幕が 圧力かけて 道を断ち

08. 2015年1月23日 09:22:43 : Gdnrgazb5Q
大体常ずねから、解釈を変更するだけで憲法すら”戦争の出来ない国”から閣議決定だけですぐさま”アメリカの戦争に加担できる国”に変更しちゃうくらいだから、「ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。」と言ったのは、あれは「イスラムに人道支援すると言ったのですよ」なんてわけの分らない解釈にたちまち変更する癖が付いてしまっているんですよ。
日本国内で過半数政権を持っているからと言って、好き勝手に解釈変更出来ちゃうのとはわけが違うでしょ。
そんな勝手は外国じゃ通用しないよ。
安倍晋三はよど号ハイジャックの時身代わりを申し出た山村運輸政務次官のように
二人の人質の為に身代わりになる事を申し出たらどうなんだろう。

もともと安倍晋三氏が各国へばら撒いた金や、イスラエルやエジプトやヨルダンなどイスラムと敵対する国々を訪問した事や、「イスラムと闘う国へ援助する」などというスピーチをした事がこの原因を作ったわけであり、あの二人の人質には何の罪も無いのだから。


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