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ついに日本も標的 安倍首相訪問に合わせ
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp1-20150121-1424357.html
「イスラム国」とみられるグループが日本人2人を拘束し、殺害予告のビデオ声明を発表したことは、国際社会とともにイスラム国対策に当たる日本も、イスラム過激派の「標的」である現実を示した。国民の人命救助と、テロとの戦い。72時間と時間を区切られた中、2つの重い課題を突きつけられた安倍晋三首相は、危機管理力が試される厳しい局面に立たされた。
首相は20日、訪問先のイスラエルで会見した。いつにない緊張感だった。「人命を盾にした脅迫は、許し難いテロ行為。強い憤りを覚える」と述べ、2人の即時解放を要求。「断固としてテロに屈せず、国際社会と協力して取り組む」とする一方、人命第一で対応する方針も示した。
首相が一報を受けたのは、現地の午前8時半。「日本の首相へ」と名指しされたビデオ映像も確認した。会見では、イスラム国側が主張する身代金2億ドルの「真意」を何度も説明した。17日、エジプトでの演説で、イスラム国対策の人道支援金として表明したものだが、「イスラム国と戦うため」と受け止められ、結果的に身代金の「口実」にされる事態を招いた。
首相は「避難民の方々に食料や医療を提供するための資金だ。行う姿勢は変わらない」と強調。身代金の支払いについて問われると「人命確保の上、全力で取り組む」と明言を避けた。
映像は、首相の中東訪問に合わせたように公開され、イスラム国側の周到な準備がうかがえる。会見も、見られていた可能性が高いが、首相は外国人記者の質問に冒頭発言と同じ説明を繰り返すなど、ちぐはぐな場面も。真意がどこまで伝わったかは、不透明だ。
今回の中東歴訪を重視していた首相にとって、訪問先での「有事」発生の衝撃は大きい。会見のスピーチも内容変更を余儀なくされた。岸田文雄外相、中谷元防衛相も外遊中というタイミングの悪さも重なり、首相は予定を切り上げて今日21日、帰国する。
<中東での主な邦人拉致・襲撃被害>
▼2004年4月 イラクで、ボランティア活動家やジャーナリストら日本人男女計5人が、イラクからの自衛隊撤退などを要求する武装集団に拉致。イスラム教指導者らの仲介で、5人は無事解放。
▼同5月 ジャーナリスト橋田信介さんら2人がイラク・バグダッド近郊で武装勢力に襲撃されて死亡。
▼同10月 イスラム過激派「イラク聖戦アルカイダ組織」が、イラクで香田証生さんを拘束、殺害。
▼12年8月 シリア北部アレッポでジャーナリスト山本美香さんが、銃撃戦に巻き込まれ死亡。
▼13年1月 アルジェリアで天然ガスプラントが襲撃され、エンジニアリング大手日揮の日本人社員ら10人が犠牲となった。
[nikkansports.com 2015/1/21]
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